PCA、業務用パッケージソフト最新版「PCA給与8」と「PCA会計8」を発売
業務用パッケージソフトベンダー大手のピーシーエー(PCA、大炊良晴社長)は、中小企業向け業務パッケージソフトの最新版「PCA 8(エイト)シリーズ」(PCA給与8シリーズ・PCA会計8シリーズ)を12月13日から順次発売する。
「PCA8シリーズ」は、すでに30万社(システム数50万)が導入している従来版に対するユーザーや販売店からの要望を反映させ、全面リニューアルした信頼性の高い業務システム。開発コンセプトとして、「包括的なデータ共有」、「使いやすい操作性」、「快適な処理スピード」、「幅広い汎用性」、「高い信頼性」、「細心の安全性」、「未来への拡張性」、「他製品との親和性」の8項目について、顧客の高い満足度が得られる製品を目指した。
主な特徴としては、従来ファイル経由で連動していた給与・会計・販売仕入のデータ転送を、“共通データベース”経由で行うことが可能になった。異なるクライアントでのデータ転送やシームレスな連動ができる設計によって、すべての業務が効率的に行えるようになった。ほかにも、多数の機能追加および変更が施されている。
対象ユーザーについては、SOHOから中小規模企業までをカバー。スタンドアロン製品はもとより、ブロードバンド対応ネットワーク製品までニーズに合わせ選択できる多彩なラインアップを揃えた。
今回の「PCA8シリーズ」投入により、同社はスタンドアロン市場に加え、ネットワーク市場においてもシェア拡大を目指す。今年度3万システムの販売目標を掲げ、マーケットの拡大に取り組む。