ソースネクスト、1980円ソフトにゲーム・漫画を投入、1000タイトル目指す
ソースネクスト(松田憲幸社長)は12月1日、1980円ソフトとして、新たにゲーム、漫画のコンテンツを販売していくと発表した。06年度までに製品数を1000タイトルまで増やす。すでに各コンテンツホルダーと業務提携を行っている。
同社によれば、これまでのパソコンソフトのジャンルは、ウイルスソフトやオフィス系ソフトなどの「ツール系」と、教育・トレーニングなどの「エデュケーション系」の2つだったという。
今回、松田社長は「パソコンで動くものはソフトと見ている」との考えを披露。今後、ゲーム、漫画・本、音楽、映画など、すべてのコンテンツをパソコンソフトとして定義し、取り扱っていく方針。「これらすべてをあわせたコンテンツ市場は2兆円あり、まだほとんどがアナログの状態。こうしたアナログのタイトル数に比べれば、当社が現在もつ236タイトルはあまりに少ないが、06年までには1000タイトルに増やし、市場を伸ばしていきたい」と意欲を見せた。
新発売する主な1980円ソフトは、(1)コーエーの「信長の野望・嵐世記」など3タイトル(12月17日)、(2)「ソースネクストセレクションコミックス 北斗の拳」など6作品(12月17日)、(3)「スバリ年金早わかり」(12月23日)、(4)「いきなりPDF FLASHPAPER」(12月17日)。
「信長の野望・嵐世記」は、コーエー(小林清志社長)との業務提携によるタイトルで、同時に「三國志VII」と「Winning Post 5」の2タイトルも発売する。松田社長は、「ゲーム販売本数シェア第1位のコーエーと提携することで、ゲームソフトの新たな広がりが期待できる」と意気込んだ。
また、「ソースネクストセレクションコミックス 北斗の拳」は、イーブックイニシアティブジャパン(鈴木雄介社長)との業務提携によって実現したもので、「北斗の拳(1?6巻)」、「シティハンター(1?6巻)」、「鬼太郎大全集(1?5巻)」などを1980円で販売する。
鈴木社長は、「電子書籍といっても、インターネットビジネスだけで終わっては駄目だと思っていた。ブロードバンド化で8月からユーザーが急拡大してきており、今回の取り組みでさらに多くの人に利用してもらいたい」と期待を寄せた。ソースネクストの松田社長は、「ノートパソコンが軽く、小さくなってきたことに加え、電子書籍ソフトは暗い場所でも読めたり、横に回転できるなど、電子化ならではのメリットがある」と説明した。
「スバリ年金早わかり」は、東京スター銀行がコンテンツ提供および監修した年金シュミレーションソフト。自分の年金受給額をシュミレーションできるほか、ムービーやQ&A集などによって、お金に関する知識を身に付けることができる。発売を記念し、07年12月28日15時まで同行の窓口またはテレホンバンクで手続きしたユーザーに、外貨預金に金利1%の上乗せを実施するキャンペーンを行う。
東京スター銀行のタッド・バッジCEOは、「今年6月に松田社長と会い、当社の理念である“Finacial Freedom”を届ける新しい手段になると思い決断した。ソフトを利用した顧客を店舗のファイナンシャルラウンジで迎え、より顧客にあった提案につなげたい」と、発売に至る背景を語っている。
「いきなりPDF FLASHPAPER」は、マクロメディア(井上基社長)との業務提携によるタイトルで、文書ファイルを1クリックで「PDF形式」や「FlashPaper形式」に変換できる。「FlashPaper形式」は、異なるOSでも同様のレイアウトで閲覧・印刷ができるほか、Webでの表示も可能。井上社長は、「実は同様のソフトを米国では約8000円で販売している。今回の価格は、だれでもFlashPaperを作れるようにしたい、コモディティとして利用してもらいたいという想いを込めた」と説明、FlashPaper普及に弾みをつけたい考え。
なお、ソースネクストでは、あわせて(1)「ウイルスセキュリティ2005EX」(12月2日)、(5)「本格翻訳4」(12月3日)、(6)「携快電話11」(12月4日)、(7)「Lotus Super Office」(12月17日、2970円)、(8)「スタースイート7(期限無し版)」(12月23日、2970円)、(9)パーティションソフト「Acronis Partition Expert」(12月23日)、(10)「特打式エクセル実践編」(12月17日)、(11)「ゴルフいきなりハイスコア目指せシングル」(12月23日)、(5)「ゼンリンデータコム温泉全国地図」(るるぶと提携、12月23日)――などを発売する。
今後の販売戦略としては、「スリムパッケージ化によって、顧客もDVDを買うような感覚でPCソフトを選択できるようになった。05年度からは、ほぼすべてスリムパッケージでいきたい」としている。販売チャネルについては、2000店舗からこの1年で2万5000店舗まで拡大しており、新たにレンタルショップのGEO、ホームセンターのコメリ、カラオケボックスのシダックスなどの大型店舗でも販売を開始する。これによって、同社100タイトルを置ける大型店舗を05年3月には1000店舗まで拡大する計画。
同社によれば、これまでのパソコンソフトのジャンルは、ウイルスソフトやオフィス系ソフトなどの「ツール系」と、教育・トレーニングなどの「エデュケーション系」の2つだったという。
今回、松田社長は「パソコンで動くものはソフトと見ている」との考えを披露。今後、ゲーム、漫画・本、音楽、映画など、すべてのコンテンツをパソコンソフトとして定義し、取り扱っていく方針。「これらすべてをあわせたコンテンツ市場は2兆円あり、まだほとんどがアナログの状態。こうしたアナログのタイトル数に比べれば、当社が現在もつ236タイトルはあまりに少ないが、06年までには1000タイトルに増やし、市場を伸ばしていきたい」と意欲を見せた。
新発売する主な1980円ソフトは、(1)コーエーの「信長の野望・嵐世記」など3タイトル(12月17日)、(2)「ソースネクストセレクションコミックス 北斗の拳」など6作品(12月17日)、(3)「スバリ年金早わかり」(12月23日)、(4)「いきなりPDF FLASHPAPER」(12月17日)。
「信長の野望・嵐世記」は、コーエー(小林清志社長)との業務提携によるタイトルで、同時に「三國志VII」と「Winning Post 5」の2タイトルも発売する。松田社長は、「ゲーム販売本数シェア第1位のコーエーと提携することで、ゲームソフトの新たな広がりが期待できる」と意気込んだ。
また、「ソースネクストセレクションコミックス 北斗の拳」は、イーブックイニシアティブジャパン(鈴木雄介社長)との業務提携によって実現したもので、「北斗の拳(1?6巻)」、「シティハンター(1?6巻)」、「鬼太郎大全集(1?5巻)」などを1980円で販売する。
鈴木社長は、「電子書籍といっても、インターネットビジネスだけで終わっては駄目だと思っていた。ブロードバンド化で8月からユーザーが急拡大してきており、今回の取り組みでさらに多くの人に利用してもらいたい」と期待を寄せた。ソースネクストの松田社長は、「ノートパソコンが軽く、小さくなってきたことに加え、電子書籍ソフトは暗い場所でも読めたり、横に回転できるなど、電子化ならではのメリットがある」と説明した。
「スバリ年金早わかり」は、東京スター銀行がコンテンツ提供および監修した年金シュミレーションソフト。自分の年金受給額をシュミレーションできるほか、ムービーやQ&A集などによって、お金に関する知識を身に付けることができる。発売を記念し、07年12月28日15時まで同行の窓口またはテレホンバンクで手続きしたユーザーに、外貨預金に金利1%の上乗せを実施するキャンペーンを行う。
東京スター銀行のタッド・バッジCEOは、「今年6月に松田社長と会い、当社の理念である“Finacial Freedom”を届ける新しい手段になると思い決断した。ソフトを利用した顧客を店舗のファイナンシャルラウンジで迎え、より顧客にあった提案につなげたい」と、発売に至る背景を語っている。
「いきなりPDF FLASHPAPER」は、マクロメディア(井上基社長)との業務提携によるタイトルで、文書ファイルを1クリックで「PDF形式」や「FlashPaper形式」に変換できる。「FlashPaper形式」は、異なるOSでも同様のレイアウトで閲覧・印刷ができるほか、Webでの表示も可能。井上社長は、「実は同様のソフトを米国では約8000円で販売している。今回の価格は、だれでもFlashPaperを作れるようにしたい、コモディティとして利用してもらいたいという想いを込めた」と説明、FlashPaper普及に弾みをつけたい考え。
なお、ソースネクストでは、あわせて(1)「ウイルスセキュリティ2005EX」(12月2日)、(5)「本格翻訳4」(12月3日)、(6)「携快電話11」(12月4日)、(7)「Lotus Super Office」(12月17日、2970円)、(8)「スタースイート7(期限無し版)」(12月23日、2970円)、(9)パーティションソフト「Acronis Partition Expert」(12月23日)、(10)「特打式エクセル実践編」(12月17日)、(11)「ゴルフいきなりハイスコア目指せシングル」(12月23日)、(5)「ゼンリンデータコム温泉全国地図」(るるぶと提携、12月23日)――などを発売する。
今後の販売戦略としては、「スリムパッケージ化によって、顧客もDVDを買うような感覚でPCソフトを選択できるようになった。05年度からは、ほぼすべてスリムパッケージでいきたい」としている。販売チャネルについては、2000店舗からこの1年で2万5000店舗まで拡大しており、新たにレンタルショップのGEO、ホームセンターのコメリ、カラオケボックスのシダックスなどの大型店舗でも販売を開始する。これによって、同社100タイトルを置ける大型店舗を05年3月には1000店舗まで拡大する計画。