ALSI、冬休みに向け有害サイト閲覧遮断のURLフィルタリングソフトを発売

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2004/11/29 15:00

 

 アルプスシステムインテグレーション(ALSI、大喜多 晃社長)は、クライアントPCに導入してインターネット上の有害サイトの閲覧を遮断するURLフィルタリングソフト「InterSafe Personal」のダウンロード販売およびパッケージ販売を12月13日から開始する。価格は、ダウンロード販売が4410円/年、パッケージが6090円/年。

URLフィルタリングソフト「InterSafe Personal」
 ALSIでは、2000年からゲートウェイ型URLフィルタリングソフト「InterSafe」を提供しており、学校、官公庁、大規模企業を中心に400万ライセンス以上の導入実績をもつ。クライアントPCに導入するフィルタリングソフト「InterSafe Personal」については、今年3月から販売を開始し、これまでISP(インターネット・サービス・プロバイダ)の会員に対するオプションサービスとして提供してきた。

 今回、夏休み期間中に実施した一般家庭向け無償提供期間のユーザーから、「引き続き利用したい」との要望が多かったことを受け、ダウンロード販売およびパッケージ販売を開始することにした。学校の冬休み期間、子どもが家庭でインターネットを利用する機会が増えることから、同製品を家庭向けに販売することで、子どもの安全なインターネット利用をサポートする。
 ダウンロード販売については、シーイーシーの運営するサイト「ソフトダイレクト・ドットコム」を経由して提供し、今後もさらに提供サイトを増やしていく予定。パッケージ販売については、現在全国に約400社あるALSIの販売パートナーを通じて、小中学校や小規模オフィス、SOHO向けに販売していく。これによって、ダウンロード販売、パッケージ販売の合計で初年度5万5000ライセンスの導入を見込んでいる。

 「InterSafe Personal」の主な特徴は、Internet Explorer以外のブラウザでも規制が可能なほか、マルチアカウントに対応し、複数人で1台のPCを利用する場合でもユーザーごとにフィルタリングルールの設定を変更できる。

 さらに、教員経験者を中心とした約30人の専任スタッフの目視確認によって高精度URLデータベースを構築しており、「アダルト」、「出会い」、「ギャンブル」など25のメインカテゴリ、「性行為」、「ヌード画像」、「自殺・家出」、「ウェブチャット」、「掲示板」など76のサブカテゴリに分類したデータベースを約2700万件(うち7割が日本語ウェブサイト)登録している(04年11月現在)。規制したいカテゴリは自由に設定できる。