トリスター、PCの住所録などを自動で収集、編集する「携帯万能14」
トリスター(小俣信彦社長)は、携帯電話編集ソフト「携帯万能」シリーズの最新版「携帯万能14」を12月3日に発売する。PDC用、au用、FOMA用の各初回限定版には、携帯電話専用のUSBカードリーダーを付属する(充電版を除く)。価格は、初回限定カードリーダー付が各7350円、充電版が各8400円。「オールキャリア版」 (9975円)、「オールキャリア充電版」(1万2075円)、「アップグレード版」(4200円)も用意している。
新製品は、携帯電話のさまざまなデータ(メモリダイヤル・メール・画像・ムービー・サウンド)を、ケーブルやメモリカードを使ってパソコンにバックアップ・保存し、編集して携帯電話に書き戻せるソフト。
新機能として、バックアップしたパソコンに保存されている住所録や名刺管理、はがきソフトなどのデータを自動で収集する「万能アドレスマネージャー」を搭載。収集したデータを編集し、1つにまとめて精度の高いデータとして携帯電話に書き戻すことができる。
また、「万能メディアマネージャー」を新たに搭載。「携帯万能」を使ってバックアップした携帯カメラの画像のほか、デジカメで撮った写真画像、ムービーやサウンドなどのメディアデータをパソコン上から収集し、一括管理できる。画像はサムネイルで一覧表示され、スクロールバーで自由にサイズを変えることができる。
このほかの特徴は、(1)“FOMA デコメール”のバックアップ(アップデータで対応)に対応、(2)Yahooメール経由でauのEメールのバックアップが可能、(3)万能ユーザー専門のWebページ開設――など。