ミロク・ユニソフト（三木正志社長）は、個人事業主向け電子申告対応会計ソフト「ミロクのかんたん！青色申告」の最新版を12月10日に発売する。価格は9800円。

　「ミロクのかんたん！青色申告」は、日々の取引を手書き感覚で入力するだけで、青色申告決算書や簡易帳簿（帳簿形式／カード形式）での自動複式簿記仕訳、青色申告特別控除に必要な資料を簡単に作成できる財務会計ソフト。

　今回の最新版では、新たに国税庁の電子申告・納税システムである「e-Tax」に対応した形式でデータをエキスポートできる機能を搭載した。作成した経理データを「e-Tax」用のデータとして取り出すことができる。

　また、グループ会社のミロク情報サービス（MJS、是枝伸彦社長）の会計事務所向けマネジメントシステム「ACELINKシリーズ」によるデータ取込みが可能になったほか、同社が提供する会計事務所検索サービスを簡単に利用できるようになったため、インターネットを利用して、「ミロクのかんたん！」シリーズに対応している会計事務所や、「MPA」プログラムの「ミロクのかんたん！」シリーズをサポートしている会計事務所を検索できる。

　MJSでは、財務・税務システムベンダーとしては唯一、国税の電子申告・納税システムに対応した電子証明書の発行サービス「MJS電子証明書発行サービス」を提供している。今回の新製品によって、財務・税務システムから会計パッケージソフトに至るまで、広範な電子申告対応システムを網羅することになる。