松下、家庭のテレビに接続できるワイヤレスカメラモニターシステム
松下電器産業 パナソニックマーケティング本部は、テレビに接続するだけで簡単に室内の見守りができるワイヤレスカメラモニターシステム「KX-MS10」を12月10日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は8万円前後の見込み。
新製品は、テレビアダプタと手持ちのテレビを映像ケーブルで接続するだけでカメラ映像を見ることができるのが特徴。モニタリングテレビアダプタとホームネットワークカメラ、専用リモコンで構成されている。
カメラまでの面倒な配線の必要がなく、別売カメラは合計8台まで増設可能。また、カメラ搭載の人感センサーが検知するとブザーで知らせたり、別売のSDメモリーカードで動画・静止画の画像を録画、保存して確認することもできる。
高齢化・共働き・ペット需要の高まりを背景に、家庭内の見守りに対するニーズが増えているなかで、とくに「介護や育児の手間を軽減したい」、「ペットの確認をより簡単にしたい」といったユーザーニーズに対応。映したい映像を無線で伝送できるため、主婦の家事などの時間を削ることなく、離れた部屋の様子を別の部屋のテレビで確認できる。
さらに、家庭内だけでなく、住居を兼用した事務所や店舗などでユーザーの出入りを確認する「お店番カメラ」としても活用できる。同社では、今後の家庭内・事務所内などの見守り番・お店番として、新製品を提案していく方針。