ソルダム、全プラットフォームに対応する全域性能コンセプトのPCケース

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2004/11/17 14:50

 

ALTIUM X ソルダムは、アルミPCケース「ALTIUMシリーズ」の最新モデル「ALTIUM X(エックス)」を、同社PCパーツ販売サイト「SoldamOnline」で販売開始した。11月26日からデリバリを開始する。

 新製品は、昨年発売した「ALTIUM S8」の後継機種となるもので、フリーポジショニング・サイドステーの搭載によって、最新LGA775対応マザーボードから、旧マザーボードまであらゆる状況に対応する「全域性能コンセプト」を実現。ピンポイント冷却からケース内全域冷却効果を見直すとともに、すべてのプラットフォームに対応しながら、静音性能の融合を図ることで、将来の高性能化にも十分対応可能なポテンシャルを追求した。

 フリーポジショニング・サイドステーには、プラットフォーム別のCPU搭載位置の相違を始め、マシン仕様別のケース内エアフローを実現するために80mm角、92mm角、120mm角ファンを自由に搭載することが可能で、複数ファン搭載、ハードディスク搭載などオプショナルな用途にも柔軟に対応する。
 また、ケース内部冷却と静音性能の融合を図るために、内部エア拡散方式を採用。吸気部を左右相違位置2か所とすることで、全域エアフローを実現し、フラットケーブル、搭載ドライブなどによるエアフロー遮断現象を解消した。

 さらに、ニューフラットマスク構造の採用によって、従来の「ALTIUMシリーズ」(フラットマスク仕様)では搭載できなかった「WiNDyオリジナルフロントマスクオプションパーツ」が、すべて搭載できるようになった。

 スペックは、サイズ:高さ432mm×幅186mm×奥行き482mm、重量:5.5kg、規格:ATX、5インチベイ×4、3.5インチベイ×2、3.5インチシャドウベイ×4、ケースファン:【側面左】WiNDy FF120(120mm角)フィルター付×1、【側面右】WiNDy FF120(120mm角)フィルター付×1、【背面】WiNDy FF92(92mm角)×1。

 ソリッドシルバーとソリッドブラックの2色を用意し、価格は、「電源無し」モデルが2万7090円、「VariusII-450」搭載モデルが3万4440円、「VariusII-500」搭載モデルが3万6540円、「VariusIII-450」搭載モデルが3万7590円、「VariusIII-500」搭載モデルが3万9690円、「VariusIII-550」搭載モデルが4万3890円。