プラネックスコミュニケーションズ（久保田克昭社長）は、1000BASE-T対応PCIバスLANアダプタ「GN-1200TW」を、全国の主要代理店および「PLANEX Direct」を通じて11月下旬から販売開始する。価格はオープンで、1780円程度となる見込み。

　「GN-1200TW」は、現在普及している100BASE-TX／10BASE-Tネットワークカードとの上位互換性をもち、すでに導入済みのファーストイーサネット環境を大きく変更することなく導入できる。また、ジャンボフレームにも対応し、さらなる高速ギガビットネットワークの構築が可能となるなど、動画や音楽などの大容量データを扱う機会の多い環境に最適の製品となっている。

　このほかの特徴は、(1)LAN接続されたPCをネットワーク経由で他のPCから起動できるなど、ネットワーク管理を簡単にする「Wake On Lan機能」を搭載、(2)「オートネゴシエーション機能」によって、同機能に対応した機器間の通信速度（10Mbps／100Mbps／1000Mbps）と通信モード（全2重／半2重通信）を自動的に認識し最適な通信設定を実行、(3)ケーブルのストレート／クロスを自動的に判別・切換を行う「AUTO MDI／MDI-X機能」に対応、(4)「フローコントロール機能」（全2重通信時：IEEE802.3x／半2重通信時：バックプレッシャー）に対応し、より信頼性の高い通信効率を実現、(5)省スペースPC採用のロープロファイルに対応──など。

　OSは、Windows XP／2000／Me／98SE、およびWindowsXP SP2に対応。Mac OSにも随時対応していく。