バッファロー、無線LAN簡単設定システム専用ボタンを搭載したルータ
バッファロー(本社・名古屋市、斉木邦明社長)は、無線LAN AirStationの新製品として、小型きょう体を採用し、AOSSに対応した標準(ブリッジ)モデルコンパクトタイプ「WLA2-G54C」(1万1500円)と、同製品に無線LANカードを1枚セットした簡単導入パック「WLA2-G54C/P」(1万2500円)を11月下旬に発売する。
「WLA2-G54C」は、発売中の11g無線LANブリッジモデル「WLA-G54C」に、ワンタッチで無線接続・セキュリティ設定が完了する無線LAN簡単設定システムAOSS設定専用ボタンを搭載したモデル。また、強力なセキュリティである「WPA-PSK(TKIP、AES)」に対応。ルータを別に設置している法人ユースや、ルータ機能搭載ADSLモデム・IP電話などを使用するブロードバンドサービスを利用している家庭において、手軽に11gの高速無線LANをプラスできる。「WLA2-G54C/P」は、同製品に「WLI2-CB-G54L」をセットし、求めやすい価格に抑えた。
機能面では、無線LANパケットの連続送信によって、従来以上の高速無線通信を可能にする高速化機能「フレームバースト」を搭載。無線LANセキュリティ機能としては、「128/64bitWEP」のほか、強力な暗号化によってホームユースから企業ユースまで、高度なセキュリティを実現する。
さらに、無線LANクライアント端末間の通信を禁止しプライバシーを守る「プライバシーセパレータ」や、アクセスポイントを隠ぺいする「Any接続拒否」など、従来モデルのセキュリティ機能も搭載。アクセスポイント間通信(WDS、リピータ機能)にも対応し、幅広い用途に利用できる。
スタイリッシュな新きょう体は、設置場所を選ばないコンパクトサイズで、デスクトップ設置用スタンドに加え、壁取り付けキットも添付した。別売りのオプション外部アンテナ「WLE-DA」、「WLE-NDR」を接続することで、通信距離の長距離化、通信速度の改善も容易に実現できる。