ロキシオ・ジャパン、Mac用ネットワークメディアプレーヤーを発売

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2004/11/08 05:18



 ロキシオ・ジャパン(笠原健司社長)は、Macintosh向け家庭用電子機器を開発するElgato Systems社と日本国内での独占販売契約を締結した。同社のMacintosh用デジタルメディアプレーヤー「Eyehome」を、ロキシオのオンラインショップで、11月19日から販売開始する。価格は2万4980円。

 「Eyehome」は、Macのハードディスクに保存された映像、写真、音楽などのデジタルコンテンツを、ネットワーク経由で、テレビ画面に再生したり、ステレオ/HiFiシステムで鑑賞できるネットワークメディアプレーヤー。

 これによって、Macに保存されているデジタルコンテンツを、リビングに設置した大画面テレビで楽しむことができる。コンテンツの操作は、すべてテレビ画面を見ながら標準付属のリモコンで簡単に行えるため、リビングにいながらハードディスク上の様々なコンテンツを自在に操作できるようになる。

 具体的な機能としては、「映像」、「音楽」、「画像」とインターネットを閲覧できる「ネット」の4つのメニューで構成されている。

 「映像」では、Mac上の「ムービー」フォルダーに直接アクセスし、フォルダ内の動画を認識、再生する。MPEG-1、同-2、同-4、DivXのビデオフォーマットをサポート。

 「音楽」では、iTunesミュージックライブラリやプレイリストに直接アクセスできる。アーティスト、アルバム、ジャンルがそのままアルファベット順に表示され、1曲再生、全曲再生の選択が可能。曲名サーチを使えば、聴きたい曲をすぐに探しだせる。テレビやステレオ/HiFiシステムに接続してミュージックライフも楽しめる。

 「画像」は、iPhotoライブラリ内のすべてのコンテンツをテレビ画面で見られる。一枚ずつ選んで見ることも、ライブラリ内全てを見ることも可能。また「スライドショー」を選択すれば、複数の写真を、スライドショーで見ることもできる。

 「ネット」については、MacOSXの標準Webブラウザ「Safari」のブックマークがそのまま表示され、テレビ画面でインターネットを閲覧できる。

 接続は、A/Vケーブルをテレビに接続し、付属のイーサーネットケーブルをネットワークのルータ、ハブ、またはスイッチにつなぐだけで簡単に行える。また、アップルの「AirMac Express」を利用することで、リビングから離れた部屋からワイヤレスで接続することも可能。