バッファロー、ディズニーキャラクターのUSBフラッシュメモリを発表
バッファロー(斉木邦明社長)は11月4日、ディズニーキャラクターデザインのUSBフラッシュメモリ「ディズニーフラッシュメモリ」4機種を11月下旬に発売すると発表した。月間出荷台数は2万台を見込んでいる。
「USBフラッシュメモリは、ビジネス用途から一般ユーザーまで市場が拡大しているが、パソコン初心者や女性、主婦にはまだ認知度が薄い」(畔上勝・PCコンポーネント事業部マーケティンググループリーダー)ことから、キャラクターデザインの投入によって、20代?30代のOLを中心に女性ユーザーの掘り起こしを狙う。
販売チャネルは、「まずは既存の量販店で販売し、タイミングを図って女性向け雑貨店などへのアプローチや、女性誌での広告展開を行っていく」(中島正徳・東京本社営業部フラッシュソリューションマーケティンググループリーダー)としている。今後のキャラクター製品の拡充についても、「市場の反応を見てから」(同)と、慎重な姿勢で取り組む意向。
今回のラインアップでは、「ミッキーマウス」、「くまのプーさん」、「マリー」、「ティンカー・ベル」の4キャラクターにそれぞれ、128MBモデル、256MBモデルを用意した。価格はオープンで、実勢価格は、128MBモデルが4000円台前半、256MBモデルが5000円台前半を見込む。
同社は、ビジネス層や一般ユーザーに向けて「バッファロー」ブランドを展開しているが、新たなキャラクター展開では、パソコンを取り巻く環境が女性、主婦、若年層などに広がっていることから、これまでの製品と差別化を図り、「デザイン性を重要なファクターとして、楽しく、人に見せたくなるデザインという付加価値を提供」(山口英利・取締役事業本部長兼デジタルホームソリューションズ事業部長兼ブロードバンドソリューションズ事業部長)していく考え。