オリンパス、3.2メガと4.0メガの簡単操作コンパクトデジカメ2機種
オリンパスイメージング(小宮 弘社長)は、光学3倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「CAMEDIA」の新機種として、3.2メガピクセルの「CAMEDIA X-450」と4.0メガピクセルの「CAMEDIA X-500」を11月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は「CAMEDIA X-450」が2万3000円前後、「CAMEDIA X-500」が3万円前後の見込み。
「CAMEDIA X-450」は、初心者をターゲットに、簡単操作と使いやすさに徹底的にこだわったモデルで、「撮る」、「見る」、「消す」というデジタルカメラの基本操作をよりスムーズに行えるように“1ボタン1機能”を基本に設計した。
具体的には、撮影/再生のモードの切り替えが瞬時にできる「撮影ボタン」、「再生ボタン」や、画像を削除する「削除ボタン」、操作の途中で誤って設定を変えてしまった場合に初期設定に戻すことのできる「リセットボタン」などを、独立したボタンとして配置することで、初心者でも簡単に使いこなせるようにした。
液晶モニタに表示されるメニュー画面も、初心者にわかりやすいよう、複雑なタブ操作をなくし、スムーズに各種の項目を選択できるようにデザインしているほか、撮影/再生時の操作画面も、背景に淡い色、文字色に主に黒を採用することで、見やすさを追求した。また、各撮影モードや機能を選択すると液晶モニタ上に簡単な説明文が表示される「ヘルプ表示」を備えている。
さらに、(1)高精細な13万画素/1.5型(インチ)のTFTカラー液晶モニタを採用、(2)被写体に最短2cmまで近づいて撮影ができる「スーパーマクロモード」を搭載、(3)長時間動画撮影が可能――など、初心者向けモデルながら充実した機能を搭載している。
ボディデザインは、明るいシルバーカラーに、ホールディング性に優れた上品でやわらかな印象のデザインを採用した。
一方、「CAMEDIA X-500」は、電源を入れてシャッターボタンを押すだけの簡単操作で、きれいな写真が撮影できるコンパクトサイズのデジタルカメラ。初心者を始め幅広いユーザーをターゲットにしており、フルオートを基本としながら、8つのシーンプログラムを搭載することで、簡単な操作で撮影シーンに最適な撮影が可能となっている。
また、4.0メガピクセルの性能を最大限に生かす同社独自の画像処理エンジン「TruePic TURBO(トゥルーピックターボ)」の搭載によって、A4サイズに引き伸ばした際も高画質の印刷を実現する。
液晶モニタには、同クラスのデジタルカメラではトップレベルの高精細・大型の13万4000画素/1.8型(インチ)で、日中の屋外や明るい所でもよく見えるサンシャインLCD(半透過型TFTカラー液晶)を採用。これによって、コンパクトなボディながら、大きな画面で、場所を選ばずに静止画や動画が鑑賞できる。
電源にはリチウムイオン充電池を採用し、繰り返し使用できるほか、小さく軽い電池ながらフル充電の状態で1回あたり約150枚(CIPA規格)の撮影ができるなど、小旅行や外出の際にも安心して撮影を楽しむことができる。
ボディデザインは、シャープなエッジラインと曲面で構成した、シンプルで洗練されたデザインとしながら、グリップ感や操作性を考慮した設計とした。