松下電器産業は、個人向けモバイルノートパソコン「Let'snote」シリーズの新モデルとして、DVD-ROM＆CD-R／RWドライブを内蔵した「Y2シリーズ（CF-Y2EW1AXR）」と「W2シリーズ（CF-W2EW1AXR）」の2モデルを10月29日に追加発売する。価格はオープンで、実勢価格は「Y2シリーズ」が25万円前後、「W2シリーズ」が23万円前後となる見込み。

　新製品は、前シリーズ同様、同社独自の技術を採用した省スペースのオープントップ式「シェルドライブ」を内蔵し、「Y2シリーズ」は14.1型SXGA＋液晶搭載・DVD-ROM＆CD-R／RWドライブ内蔵モバイルパソコンとして、また「W2シリーズ」は12.1型XGA液晶搭載・DVD-ROM＆CD-R／RWドライブ内蔵モバイルパソコンとして世界最軽量を実現している。

　「Y2シリーズ」の重量は約1499g。CPUにPentium Mプロセッサ低電圧版738（2MB L2キャッシュ、1.40GHz、400MHz FSB）を搭載し、標準バッテリーで約7時間長時間駆動が可能。「W2シリーズ」の重量は約1290g。CPUにPentium Mプロセッサ超低電圧版733（2MB L2キャッシュ、1.10GHz、400MHz FSB）を搭載し、標準バッテリーで約7.5時間の長時間駆動が可能となっている。

　両機種共通の特徴は、(1)CPRMによる著作権保護で記録されたDVD-RAM／-RWの再生も実現、(2)3つの無線LAN規格に対応（IEEE 802.11a／b／g準拠）、(3)独自のファンレス、頑丈設計、(4)上下／左右にスクロールが可能な円形ホイールパッド、(5)画面の一部を拡大表示できるズームビューアー、(6)パスワード入力時のトラブルを防ぐNumLockお知らせ機能――など。