アドビ、個人ユーザー向けデジカメ画像編集とデジタルビデオ編集ソフト
アドビ システムズ(石井 幹社長)は10月5日、個人ユーザー向けのデジタルカメラとデジタルビデオの編集ソフト3製品を発表した。
Adobe Photoshopゆずりの高度な編集機能と使いやすい写真整理機能を統合したデジタル画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 3.0」(Windows版/Macintosh版)と、デジタルビデオ編集、メニュー付きDVD作成を短時間で簡単に行うことができるデジタルビデオ編集ソフト「Adobe Premiere Elements 3.0」(Windows版)、および2製品を1パッケージにした「Adobe Photoshop Elements plus Adobe Premiere Elements」(Windows版)の日本語版3製品で、11月に発売する。
新製品は、同社がプロ向けに提供している「Adobe Photoshop」、「Adobe Premiere Pro」の最新エンジンを使用しながら、パーソナルユーザー向けに、高品質な編集作業を容易に行うためのきめ細かい設計を施した。手間のかかる細かい設定の自動化や、充実したヘルプ機能、ユーザーインターフェイスによって、高レベルの画像編集や動画編集を短時間で簡単に行うことができる。
また、「Adobe Photoshop Elements」には年賀状作成用テンプレートを搭載し、「Adobe Premiere Elements」用の運動会や入園式のDVDメニュー用デザインテンプレートもWebからダウンロード提供される予定。
なお、今回の新製品のパッケージ制作は、コンシューマ製品のパッケージデザインを数多く手がける著名デザイナーの佐藤 卓氏とアクシスに依頼し、日本独自の親しみやすいオリジナルパッケージを採用した。
価格は、「Adobe Photoshop Elements 3.0」が通常版1万2390円、乗換え/アップグレード版9240円、「Adobe Premiere Elements」が通常版1万0290円、乗換え/アップグレード版7140円、「Adobe Photoshop Elements plus Adobe Premiere Elements」が通常版1万8690円、乗換え/アップグレード版1万3440円。