三菱電機（野間口有社長）は、HDD＆DVDビデオレコーダー「楽レコ」シリーズの第二弾として、400GB HDDや64倍速高速ダビングなど、業界トップクラスの機能を搭載した新機種「DVR-HE850」（400GB）と「DVR-HE650」（160GB）を10月21日に発売する。価格はオープン。

　「楽レコ」シリーズは、「簡単・便利」、「快適」、「キレイ」をコンセプトに、業界最速となる「1.5秒高速録画スタート」など操作性を重視した使いやすい設計が特徴。今回は、最長680時間の録画ができる400GB HDDや、最大64倍速の高速ダビング機能などを搭載した高性能モデルを投入し、ラインアップ拡充を図った。

　大容量400GBのHDDには、SP（標準モード）で120分VHSテープ（標準モード）約85本分に相当する170時間分の録画が可能。録画した番組は最大64倍速でダビングが可能で、DVD-RへEP（8時間）モードで録画した1時間番組を約56秒でダビングできる。

　また、新聞の番組表と同じように画面に表示される電子番組表（EPG）から録画希望番組の検索と予約が可能。画面上で録画予約内容が確認できるため、重複などの予約ミスが防げる。

　さらに、野球中継延長などに対応する「スポーツ延長対応録画」機能では、従来の「野球」や「サッカー」といった競技名でなく、1日数回更新される電子番組表に掲載された「延長」というキーワードに反応する方式を採用し、特定のジャンルや時間帯に関わらず延長録画が可能となった。このほか、過去の録画履歴からユーザーの好みを学習して表示する「おすすめ番組検索」機能も搭載している。