東芝、ワイド液晶を搭載したAVノートPCの新モデル
東芝は、液晶TV、DVDレコーダーといったデジタルAV機器の機能を1台のノートPCに備えたAVノートPC「Qosmio(コスミオ)」の新製品として、17型ワイド液晶を搭載した「Qosmio G10」2機種と、15.4型ワイド液晶を搭載した「Qosmio F10」の計3機種を10月22日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は27万円?33万円前後となる見込み。
ラインアップは、高輝度330cd/m2の17型ワイドWXGA(1440×900ドット)液晶を搭載した「Qosmio G10/27LDER」(HDD:160GB)、「同/27LDEW」(HDD:80GB)と、高輝度450cd/m2の15.4型ワイドWXGA(1280×800ドット)液晶を搭載した「Qosmio F10」(HDD:80GB)。
全機種ともに、ワイド液晶画面でTV番組を楽しめるよう、地上アナログ放送などのコンテンツを自然に引き伸ばしてワイド表示する新機能「ノンリニアスケーリング」を搭載。
また、自社開発の高画質化システム「QosmioEngine」と「高画質化TVチューナ」を搭載しており、「エッジエンハンサ」、「色補正」などの機能とあわせて、TV、DVD、外部入力のそれぞれに高画質映像を実現する。さらに、「QosmioEngine」に、映像の濃淡レベルを認識してコントラストを自動調整する新機能「ダイナミックコントラストアジャストメント」を追加した。
このほかの特徴は、(1)ノートPC専用の高速グラフィックスチップ「NVIDIA GeForce FX Go5700」を搭載、(2)DVD+R DL(2層書込み)に対応、(3)DVDスーパーマルチドライブを搭載し、多彩なメディアに対応、(4)電源OFFの状態からWindowsを起動せずにTVやDVDが楽しめる「QosmioPlayer」を搭載、(5)Windowsを起動せずに視聴中のTV番組をワンタッチでハードディスク録画が可能、(6)専用リモコン、およびフロントオペレーションパネルによって簡単操作が可能――など。