日本ビクター、高速処理を実現したモバイルミニノートPCの最新モデル
日本ビクターは、モバイルミニノートPC「InterLink(インターリンク)」の最新モデルとして、A5サイズのコンパクトボディに「インテル Pentium Mプロセッサ超低電圧版733」を搭載し、ミニノートPC最速レベルの処理能力を実現した「MP-XP741」を11月中旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は20万円前後の見込み。月産台数は3000台。
新製品は、高速処理と省電力を実現する「インテル Centrino モバイル・テクノロジ」を採用。二次キャッシュメモリ2MBと動作周波数1.10GHzのCPU「インテル Pentium Mプロセッサ超低電圧版733」、「インテル 855GMEチップセット」、「インテル PRO/Wireless 2915ABGネットワーク・コネクション」を搭載し、高性能CPUながら長時間のバッテリー駆動を可能にする低消費電力、より高度なグラフィックス機能、高速無線LAN機能を備えている。
また、大容量60GBハードディスク、DDR333 SDRAM搭載、IEEE802.11a/b/gの3方式の無線LANに対応など、A5サイズのコンパクトボディ(幅225mm×高さ29.5mm×奥行き152mm、約910g)はそのままに、さらなる高性能化を図った。
このほか、i.LINKやUSBでデジタルビデオカメラと接続し、動画をキャプチャー・編集することが可能で、とくに同社ハードディスクムービー「Everio(エブリオ)」と接続すれば、モバイル環境での動画の再生や編集だけでなく、旅行先、出張先での映像データのストレージ用としても活用できる。
なお、OSにはセキュリティ機能が大幅に強化された「Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2セキュリティ強化機能搭載」版を採用。ファイアウォール機能の強化などによって、ビジネスでも安心して使用することが可能となった。
同社では、高速処理と高画質・高音質、長時間駆動を実現した「Interlink」の新モデルを投入することで、PCとAV機器との連携による新たな価値を創造・提案していく考え。