パイオニア、HDD&DVDレコーダーのラインアップ一新、5機種を投入

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2004/09/30 16:55



 パイオニア(伊藤周男社長)は、多様化するライフスタイルに合わせ、HDD&DVDレコーダーのラインアップを一新、全モデルで「DVD-Rディスク」への「VRモード録画」を実現した計5機種を10月下旬から順次発売する。価格はすべてオープン。

 新ラインアップは、ハイエンドモデルの「DVR-920H-S」、「DVR-720H-S」とスタンダードモデルの「DVR-625H-S」「DVR-525H-S」、さらにHDD&DVDレコーダー搭載5.1chサラウンド・システム「Smart theater 929(HTZ-929DVR)」の5機種。

 ハイエンドモデルの「DVR-920H-S」(HDD:400GB)、「DVR-720H-S」(HDD:250GB)は、録画機に対する基本ニーズである「高画質録画・再生」を実現するため、新開発の高画質フルデジタル回路「DianaCircuit(ディアナサーキット)」を搭載。また、同社の地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵プラズマテレビと「i.LINK」接続すれば、デジタルハイビジョン放送を大容量HDDに高品位録画することができる。ともに10月下旬発売で、実勢価格は「DVR-920H-S」が18万円前後、「DVR-720H-S」が14万円前後となる見込み。

 スタンダードモデルの「DVR-625H-S」(HDD:250GB)、「DVR-525H-S」(HDD:160GB)では、“「選んでポン」のカンタンDVDレコーダー”のコンセプトを発展し、「気になる番組は逃さず録画したい」というニーズに応えるため、電子番組表(EPG)の機能を強化。(1)業界初となる約22万語の辞書による拡張検索「気がきく!録画辞典」、(2)野球延長などに対応した「一回延長」機能、(3)連続番組の終了時間延長に対応した「連ドラ延長」機能――を新たに搭載し、「より簡単、確実な録画」を実現した。ともに11月中旬発売で、実勢価格は「DVR-625H-S」が10万5000円前後、「DVR-525H-S」が8万5000円前後となる見込み。

 なお、同時にバージョンアップディスク「DRCD-201」(9800円)を発売する。従来機種の「DVR-620H-S」と「DVR-520H-S」に同ディスクをインストールすることで、新モデルと同様の機能を楽むことが可能となる。

 HDD&DVDレコーダー搭載5.1chサラウンド・システム「Smart theater 929」は、DVDの普及や地上・BSデジタル放送の開始、高画質な大画面プラズマテレビの普及にともない急増している“ホームシアターシステム”へのニーズに対応するオールインワン・ホームシアター。

 主な特徴は、(1)160GB HDDを搭載し、最長約277時間の録画が可能、(2)最速約55倍速の高速ダビング(HDD→DVD)を実現、(3)電子番組表(EPG)搭載で、録画予約が簡単・便利、(4)ワイヤレスのリアスピーカーに、高音質再生を実現する「2.4GHzデジタル伝送方式」を採用、(5)「ワイドサラウンドモード」、「レフトサイドサラウンド」、「ライトサイドサラウンド」の3つのワイヤレス専用新音場モードを搭載、(6)付属リモコンで同社プラズマテレビとの連動操作が可能な「SR+」端子を搭載――など。11月下旬発売で、実勢価格は17万円前後の見込み。