オリンパス、光学5倍・710万画素で世界最小のコンパクトデジカメ
オリンパス(菊川 剛社長)は、コンパクトタイプで超高画質を実現した7.1メガピクセル/光学5倍ズームのデジタルカメラ「CAMEDIA C-70 ZOOM」を10月下旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は6?7万円となる見込み。
「CAMEDIA C-70 ZOOM」は、幅102mm×高さ59mm×厚さ42.5mmと、光学5倍ズームレンズを搭載した7.1メガピクセルのデジタルカメラでは世界最小のボディを実現。レンズには、マルチバリエーターズーム方式に加え、高屈折率ガラスと高精度な両面非球面レンズを採用しており、高精細な高画素CCD、独自開発の画像処理エンジン「TruePic TURBO」を搭載することで、小型のボディでありながら、一眼レフデジカメのユーザーも満足できる超高画質を両立している。
高解像かつ、色にじみが少なく抜けの良い高コントラストな画質は、大判プリントに引き伸ばしても美しく印刷することができ、光学ズーム5倍とデジタルズーム6倍の兼用によって、最大30倍での高倍率撮影も可能。
機能面では、意図通りの撮影を可能にする各種の上級者向け機能を搭載。「AFターゲット選択機能」では、フォーカスを合わせるポイントを画面内の143か所から選択できるため、さまざまな構図において、フレーミングを変えることなく、撮影者の意図した場所にフォーカスした撮影が可能。「スーパーマクロ機能」では、被写体に2cmまで近づいて約34mm×25mmの範囲を画面いっぱいに撮影することができる。
また、ボディ背面にあるカスタムボタンには、撮影者の好みで利用頻度の高い機能を記憶させることができ、ボタン操作1つでその機能を呼び出すことも可能。
このほかの特徴は、(1)起動時間約1秒の高速なレスポンスを実現、(2)白とび、黒つぶれ部分を直感的に認知可能、(3)マニュアルフォーカスによる撮影が可能、(4)4種類の「マイモード」により、撮影者だけのオリジナル撮影モードの設定が可能、(5)より分かりやすい表示を実現した「ヒストグラム機能」、(6)高精細な2.0型(インチ)液晶モニタ採用、(7)インターバル撮影、(8)パソコンでの高度な画像処理に対応するRAWデータ記録が可能、(9)VGA/30fpsの動画撮影でなめらかな再生が可能、(10)パノラマ撮影、(11)赤目自動補正機能の搭載、(12)カレンダー機能を搭載、(13)スライドショー、(14)本体内充電が可能、(15)新しい画像編集・管理ソフトウェア「OLYMPUS Master」を同梱──など。