完全ワイヤレスイヤホンのおすすめ製品を実売ランキングから紹介! AirPods 4で市場トレンドはどう変わる?
日々の通勤や通学、動画や音楽鑑賞など、さまざまなシーンで引っ張りだこになっているヘッドホンとイヤホン。新しい製品が登場しており、どんな製品を選べばいいのかわからないという人もいるかもしれません。
おすすめの製品を紹介するまえに、まずは市場の状況についてBCNランキングのデータをもとに解説します。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
2024年8月のヘッドホン・イヤホン市場は、完全ワイヤレスイヤホンが全体の販売台数のうち約4割を占めていることがわかりました。実売金額では全体の6割に達しており、完全ワイヤレスイヤホンは市場の主流となっています。「BCNランキング」では、完全ワイヤレスイヤホンを発売しているメーカーはすでに100社を超えており、激しい競争が起きています。
完全ワイヤレスイヤホンで市場をリードするのはアップル「AirPods(第3世代)」。2021年発売のMagSafe対応ケース付きモデル(MME73J/A)と、2022年発売のLightning充電対応ケース付きモデル(MPNY3J/A)の2機種は発売から時間が経った今でもTOP10入りする人気製品です。
直近では、AirPods 4(AirPods 第4世代)も発表されており、9月20日の発売開始後に販売台数がどれほど伸びるのか注目すべきでしょう。
ただし、市場はアップルの一強状態というわけでもありません。オーディオメーカーとして高いブランド力を持つソニーの「WF-1000XM5」やBOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」も人気を集めています。
また、手頃な価格と十分な機能を兼ね備えたコスパモデルとして、JVCケンウッド「HA-A5T」やAnker「Soundcore P40i」も上位にランクインしています。
続いて、24年8月1~31日までのBCNランキングの実売データを参考におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介していきます。
ヘッドホン・イヤホン 月間売れ筋ランキング
アップルのワイヤレスイヤホンAirPodsシリーズはその他のアップル製品との高い連動性が特徴です。中でも、AirPods Pro第2世代は、MagSafe充電ケースが付属し、USB-Cポートを搭載。充電の利便性が大きく向上しています。
主な機能や音質の特長としては一回の充電で最大6時間再生でき、アクティブノイズキャンセリング機能で雑音を排除。また、H2チップにより高音から低音までを鮮やかに再現します。
出典:MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)
アップルのAirPodsは同社のワイヤレスイヤホンの中ではミドルクラスの製品で、第3世代は2021年の発売から長らくランキング上位に位置しています。特に「MME73J/A」はLightningケーブルによる充電のほか、MagSafeやQiによるワイヤレス充電に対応しているモデルです。
AirPods第3世代の一番の特徴は、前述のAirPods Pro(第2世代)にも搭載されているダイナミックヘッドトラッキングを搭載している点で、頭と体の位置を追跡することでよりリアルな立体感を得られます。アクティブノイズキャンセリングといった機能はついていませんが、日常使いには十分すぎるほどの音質を楽しめます。
出典:MagSafe充電ケース付きAirPods(第3世代)
Apple AirPods第3世代の「MPNY3J/A」モデルは「MME73J/A」とほとんど同様のスペックを持つ製品。大きな違いはMagSafeやQiによるワイヤレス充電に対応していない分、1000円ほど安くなっている点です。
その他の仕様はほぼ「MME73J/A」と同じで、高品質なオーディオを体験できます。1回の充電で最大6時間再生でき、耐汗耐水性能を持ちます。
出典:Lightning充電ケース付きAirPods(第3世代)
ソニーのWF-1000XM5は、世界でも最高クラスのノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスイヤホン。このモデルは、前モデルからさらに進化し、より軽量でコンパクトなデザインを実現しています。また、独自開発のドライバーユニットにより高い音質を楽しめます。
バッテリも優れており、イヤホン本体で最大8時間、充電ケースを併用すると最大24時間の再生が可能です。急速充電やマルチポイント機能といった便利機能も豊富に搭載されています。
出典:ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM5
BOSEの「Ultra Open Earbuds」は、今年の3月に発売されたばかりのワイヤレスイヤホン。クリップ型という特徴的な形状で耳をふさがず、周囲の音を聞きながら高音質を楽しむことができます。
同製品は長時間使用を想定したモデルで、快適な装着感と7.5時間に及ぶ長時間の本体バッテリが特徴です。そのほか、自動音量調節機能やボタン操作によるモード切替といった操作性の高さも魅力といえます。
出典:Bose Ultra Open Earbuds
JVCケンウッドのHA-A5Tは、手頃な価格で十分なサウンドを聴けるワイヤレスイヤホンです。5000円以下という低価格でありながら、マイクや自動接続機能、生活防水といった機能を搭載しています。
最も大きな特徴はその軽さで、イヤホン本体の重さは片耳で3.5g。多くのワイヤレスイヤホンの本体は片耳で6g前後ですが、かなり軽い部類に入ります。カラー展開が豊富なのも嬉しいポイントです。なお、連続再生は約5時間。
出典:JVCケンウッド ワイヤレスステレオヘッドセット HA-A5T
AnkerのSoundcore P40iは、高性能かつ手頃な価格のワイヤレスイヤホンとして人気があります。約8000円という価格でノイズキャンセリングやワイヤレス充電、マルチポイント接続といった機能が盛りだくさんです。
音質面では、11mmの大口径ドライバーを搭載しており、豊かな低音とクリアな高音を実現。専用アプリのイコライザー機能を使用すればよりパーソナライズされた音質にカスタマイズすることも可能です。イヤホン本体の連続再生時間も12時間と長いほか、IPX5の防水規格に対応しています。
出典:Anker Soundcore P40i
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
BCNでは、ビックカメラなどの全国の家電量販店やAmazonなどのネット通販から、デジタル製品のPOSデータを毎日収集し、ランキングなどの情報として提供しています。
そもそもPOSデータ(Point of sales)とは、何かを購入したときに残る記録データのこと。購入された個数や日時などさまざまな情報を読み取れます。その大きな特徴は「実際にどれだけ売れたか」がわかるという点です。つまり、BCN「本当に人気な商品」を知ることができるのです。
完全ワイヤレスイヤホン市場のトレンド
おすすめの製品を紹介するまえに、まずは市場の状況についてBCNランキングのデータをもとに解説します。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
2024年8月のヘッドホン・イヤホン市場は、完全ワイヤレスイヤホンが全体の販売台数のうち約4割を占めていることがわかりました。実売金額では全体の6割に達しており、完全ワイヤレスイヤホンは市場の主流となっています。「BCNランキング」では、完全ワイヤレスイヤホンを発売しているメーカーはすでに100社を超えており、激しい競争が起きています。
完全ワイヤレスイヤホンで市場をリードするのはアップル「AirPods(第3世代)」。2021年発売のMagSafe対応ケース付きモデル(MME73J/A)と、2022年発売のLightning充電対応ケース付きモデル(MPNY3J/A)の2機種は発売から時間が経った今でもTOP10入りする人気製品です。
直近では、AirPods 4(AirPods 第4世代)も発表されており、9月20日の発売開始後に販売台数がどれほど伸びるのか注目すべきでしょう。
ただし、市場はアップルの一強状態というわけでもありません。オーディオメーカーとして高いブランド力を持つソニーの「WF-1000XM5」やBOSE「QuietComfort Ultra Earbuds」も人気を集めています。
また、手頃な価格と十分な機能を兼ね備えたコスパモデルとして、JVCケンウッド「HA-A5T」やAnker「Soundcore P40i」も上位にランクインしています。
おすすめの完全ワイヤレスイヤホン
続いて、24年8月1~31日までのBCNランキングの実売データを参考におすすめのワイヤレスイヤホンを紹介していきます。
ヘッドホン・イヤホン 月間売れ筋ランキング
アップル MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代) MTJV3J/A
アップルのワイヤレスイヤホンAirPodsシリーズはその他のアップル製品との高い連動性が特徴です。中でも、AirPods Pro第2世代は、MagSafe充電ケースが付属し、USB-Cポートを搭載。充電の利便性が大きく向上しています。
主な機能や音質の特長としては一回の充電で最大6時間再生でき、アクティブノイズキャンセリング機能で雑音を排除。また、H2チップにより高音から低音までを鮮やかに再現します。
出典:MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)
アップル AirPods(第3世代) MME73J/A
アップルのAirPodsは同社のワイヤレスイヤホンの中ではミドルクラスの製品で、第3世代は2021年の発売から長らくランキング上位に位置しています。特に「MME73J/A」はLightningケーブルによる充電のほか、MagSafeやQiによるワイヤレス充電に対応しているモデルです。
AirPods第3世代の一番の特徴は、前述のAirPods Pro(第2世代)にも搭載されているダイナミックヘッドトラッキングを搭載している点で、頭と体の位置を追跡することでよりリアルな立体感を得られます。アクティブノイズキャンセリングといった機能はついていませんが、日常使いには十分すぎるほどの音質を楽しめます。
出典:MagSafe充電ケース付きAirPods(第3世代)
アップル AirPods(第3世代) MPNY3J/A
Apple AirPods第3世代の「MPNY3J/A」モデルは「MME73J/A」とほとんど同様のスペックを持つ製品。大きな違いはMagSafeやQiによるワイヤレス充電に対応していない分、1000円ほど安くなっている点です。
その他の仕様はほぼ「MME73J/A」と同じで、高品質なオーディオを体験できます。1回の充電で最大6時間再生でき、耐汗耐水性能を持ちます。
出典:Lightning充電ケース付きAirPods(第3世代)
ソニー「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット ブラック WF-1000XM5」
ソニーのWF-1000XM5は、世界でも最高クラスのノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスイヤホン。このモデルは、前モデルからさらに進化し、より軽量でコンパクトなデザインを実現しています。また、独自開発のドライバーユニットにより高い音質を楽しめます。
バッテリも優れており、イヤホン本体で最大8時間、充電ケースを併用すると最大24時間の再生が可能です。急速充電やマルチポイント機能といった便利機能も豊富に搭載されています。
出典:ソニー ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM5
BOSE「Ultra Open Earbuds」
BOSEの「Ultra Open Earbuds」は、今年の3月に発売されたばかりのワイヤレスイヤホン。クリップ型という特徴的な形状で耳をふさがず、周囲の音を聞きながら高音質を楽しむことができます。
同製品は長時間使用を想定したモデルで、快適な装着感と7.5時間に及ぶ長時間の本体バッテリが特徴です。そのほか、自動音量調節機能やボタン操作によるモード切替といった操作性の高さも魅力といえます。
出典:Bose Ultra Open Earbuds
JVCケンウッド ワイヤレスステレオヘッドセット ブラック HA-A5T
JVCケンウッドのHA-A5Tは、手頃な価格で十分なサウンドを聴けるワイヤレスイヤホンです。5000円以下という低価格でありながら、マイクや自動接続機能、生活防水といった機能を搭載しています。
最も大きな特徴はその軽さで、イヤホン本体の重さは片耳で3.5g。多くのワイヤレスイヤホンの本体は片耳で6g前後ですが、かなり軽い部類に入ります。カラー展開が豊富なのも嬉しいポイントです。なお、連続再生は約5時間。
出典:JVCケンウッド ワイヤレスステレオヘッドセット HA-A5T
Anker Soundcore P40i
AnkerのSoundcore P40iは、高性能かつ手頃な価格のワイヤレスイヤホンとして人気があります。約8000円という価格でノイズキャンセリングやワイヤレス充電、マルチポイント接続といった機能が盛りだくさんです。
音質面では、11mmの大口径ドライバーを搭載しており、豊かな低音とクリアな高音を実現。専用アプリのイコライザー機能を使用すればよりパーソナライズされた音質にカスタマイズすることも可能です。イヤホン本体の連続再生時間も12時間と長いほか、IPX5の防水規格に対応しています。
出典:Anker Soundcore P40i
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
BCNランキングとは
BCNでは、ビックカメラなどの全国の家電量販店やAmazonなどのネット通販から、デジタル製品のPOSデータを毎日収集し、ランキングなどの情報として提供しています。
そもそもPOSデータ(Point of sales)とは、何かを購入したときに残る記録データのこと。購入された個数や日時などさまざまな情報を読み取れます。その大きな特徴は「実際にどれだけ売れたか」がわかるという点です。つまり、BCN「本当に人気な商品」を知ることができるのです。
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