完全ワイヤレスイヤホンの実売ランキングから本当に売れている人気商品を紹介
日々の通勤や通学、動画や音楽鑑賞など、さまざまなシーンで引っ張りだこになっているワイヤレスイヤホン。
この記事ではBCNが独自で集計している実売ランキングをもとに人気の完全ワイヤレスイヤホンを紹介するとともに、実売データををもとに市場のトレンドや製品の解説をします。
次々と新製品が登場する完全ワイヤレスイヤホンですが、どんな製品を選べばいいのかわからないという人はぜひ参考にしてみてください。
今となっては当たり前となったワイヤレスイヤホン。デバイスと接続する際に無線で接続できるイヤホンのことで、市場にはさまざまな種類のワイヤレスイヤホンがあります。代表的なのはこのページのテーマになっている「完全ワイヤレスイヤホン」です。
その定義とは、再生デバイスとの接続が無線であるだけでなく、左右のイヤホンもそれぞれ分離してワイヤレスつながっていること。ワイヤレスイヤホンの中には、左右のイヤホンがコードなどでつながっているタイプもあり、これらのワイヤレスイヤホンは「完全ワイヤレスイヤホン」ではありません。
人気の製品を紹介するまえに、まずは市場の状況についてBCNランキングのデータをもとに解説します。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
直近のヘッドホン・イヤホン市場では、やはり完全ワイヤレスイヤホンが主流になっています。BCNランキングのデータでもその傾向が顕著になっており、ヘッドホン・イヤホン全体の販売台数の内、35.8%が完全ワイヤレスイヤホンです。販売金額に至ってはヘッドホン・イヤホン全体の内、61.7%を完全ワイヤレスイヤホンが占めます。
最近の完全ワイヤレスイヤホンはここ数年から引き続きAppleが上位を独占している状態ですが、近年はより長時間装着できるニーズが増えてきました。新商品としてクリップ型やイヤーカフ型が数多く登場しており、開放型のイヤホンも再注目されています。
一方で、イヤホン本体だけでなく、イヤホンを収納するケースが高性能化しているのも特徴。ワイヤレス充電機能やディスプレイが搭載されているタイプが増えており、新たな流行の兆しになりつつあります。
続いて、25年2月1~28日までのBCNランキングの実売データを参考に人気のワイヤレスイヤホンを紹介していきます。
ヘッドホン・イヤホン 月間売れ筋ランキング
・MagSafeのワイヤレス充電対応ケース付き
・アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みでスムーズなサウンド体験
・本体とケースともにIP54の防塵防水性能を搭載
出典:アップル「MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)」
・アクティブノイキャンとワイヤレス充電に対応
・「声を分離」機能で高性能な会話感知が可能
・空間オーディオとヘッドトラッキングで
出典:アップル「AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載」
・アクティブノイキャンとワイヤレス充電が非搭載の代わりにお手頃価格
・立体的な空間オーディオやヘッドトラッキングなどはそのまま
・IP54の防塵防水性能とUSB-C充電ポートを搭載
出典:アップル「AirPods 4」
・「磁性流体ドライバー」搭載でクリアな音質と臨場感
・軽量小型かつ約10時間の連続再生でずっとつけていられる
・業界最高クラスのノイズキャンセリング技術が進化
出典:パナソニック「Technics ワイヤレスステレオインサイドホン」
・低価格、多機能のコスパイヤホン
・ノイキャン、ワイヤレス充電搭載
・独自アプリのイコライザー機能で音質調整が可能
出典:Anker「Soundcore P40i」
・圧倒的なノイキャン性能
・独自ドライバーにより完全ワイヤレスでハイレゾ音質を実現
・多種多様な機能を搭載し最高の音楽体験
出典:ソニー「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット」
・P40iよりも安いノイキャン付きイヤホン
・10時間連続再生バッテリー、IP54の防塵防水性能搭載
・アプリによるイコライザー機能も健在
出典:Anker「Soundcore P30i」
・どんなジャンルにも合うバランスの良い高音質
・ソニー市場最小の軽量小型設計
・外音取り込みやマルチポイントなど機能も豊富
出典:ソニー「ワイヤレスステレオヘッドセット」
・ソニーによるゲーミング特化のイヤホン型ヘッドセット
・eスポーツチーム監修で競技性の高いプレイに最適化
・立体音響と低遅延ワイヤレスで勝負に勝てる
出典:ソニー「INZONE Buds」
・5000円以下のコスパイヤホン
・ファッションに合わせられるカラーバリエーション
・IPX4の防水性能と簡単ペアリング機能搭載
出典:JVCケンウッド「Victor ワイヤレスイヤホン」
BCNでは、ビックカメラなどの全国の家電量販店やAmazonなどのネット通販から、デジタル製品のPOSデータを毎日収集し、ランキングなどの情報として提供しています。
そもそもPOSデータ(Point of sales)とは、何かを購入したときに残る記録データのこと。購入された個数や日時などさまざまな情報を読み取れます。その大きな特徴は「実際にどれだけ売れたか」がわかるという点です。つまり、「本当に人気な商品」を知ることができるのです。
この記事ではBCNが独自で集計している実売ランキングをもとに人気の完全ワイヤレスイヤホンを紹介するとともに、実売データををもとに市場のトレンドや製品の解説をします。
次々と新製品が登場する完全ワイヤレスイヤホンですが、どんな製品を選べばいいのかわからないという人はぜひ参考にしてみてください。

完全ワイヤレスイヤホンとは
今となっては当たり前となったワイヤレスイヤホン。デバイスと接続する際に無線で接続できるイヤホンのことで、市場にはさまざまな種類のワイヤレスイヤホンがあります。代表的なのはこのページのテーマになっている「完全ワイヤレスイヤホン」です。
その定義とは、再生デバイスとの接続が無線であるだけでなく、左右のイヤホンもそれぞれ分離してワイヤレスつながっていること。ワイヤレスイヤホンの中には、左右のイヤホンがコードなどでつながっているタイプもあり、これらのワイヤレスイヤホンは「完全ワイヤレスイヤホン」ではありません。
完全ワイヤレスイヤホン市場のトレンド
人気の製品を紹介するまえに、まずは市場の状況についてBCNランキングのデータをもとに解説します。ぜひ製品選びの参考にしてみてください。
直近のヘッドホン・イヤホン市場では、やはり完全ワイヤレスイヤホンが主流になっています。BCNランキングのデータでもその傾向が顕著になっており、ヘッドホン・イヤホン全体の販売台数の内、35.8%が完全ワイヤレスイヤホンです。販売金額に至ってはヘッドホン・イヤホン全体の内、61.7%を完全ワイヤレスイヤホンが占めます。
最近の完全ワイヤレスイヤホンはここ数年から引き続きAppleが上位を独占している状態ですが、近年はより長時間装着できるニーズが増えてきました。新商品としてクリップ型やイヤーカフ型が数多く登場しており、開放型のイヤホンも再注目されています。
一方で、イヤホン本体だけでなく、イヤホンを収納するケースが高性能化しているのも特徴。ワイヤレス充電機能やディスプレイが搭載されているタイプが増えており、新たな流行の兆しになりつつあります。
完全ワイヤレスイヤホンの実売ランキング
続いて、25年2月1~28日までのBCNランキングの実売データを参考に人気のワイヤレスイヤホンを紹介していきます。
ヘッドホン・イヤホン 月間売れ筋ランキング
アップル「MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)」MTJV3J/A

・MagSafeのワイヤレス充電対応ケース付き
・アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みでスムーズなサウンド体験
・本体とケースともにIP54の防塵防水性能を搭載
出典:アップル「MagSafe充電ケース(USB-C)付きAirPods Pro(第2世代)」
アップル「AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載」MXP93J/A

・アクティブノイキャンとワイヤレス充電に対応
・「声を分離」機能で高性能な会話感知が可能
・空間オーディオとヘッドトラッキングで
出典:アップル「AirPods 4 アクティブノイズキャンセリング搭載」
アップル「AirPods 4」MXP63J/A

・アクティブノイキャンとワイヤレス充電が非搭載の代わりにお手頃価格
・立体的な空間オーディオやヘッドトラッキングなどはそのまま
・IP54の防塵防水性能とUSB-C充電ポートを搭載
出典:アップル「AirPods 4」
パナソニック「Technics ワイヤレスステレオインサイドホン」EAH-AZ100

・「磁性流体ドライバー」搭載でクリアな音質と臨場感
・軽量小型かつ約10時間の連続再生でずっとつけていられる
・業界最高クラスのノイズキャンセリング技術が進化
出典:パナソニック「Technics ワイヤレスステレオインサイドホン」
Anker「Soundcore P40i」A3955N11

・低価格、多機能のコスパイヤホン
・ノイキャン、ワイヤレス充電搭載
・独自アプリのイコライザー機能で音質調整が可能
出典:Anker「Soundcore P40i」
ソニー「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット」WF-1000XM5

・圧倒的なノイキャン性能
・独自ドライバーにより完全ワイヤレスでハイレゾ音質を実現
・多種多様な機能を搭載し最高の音楽体験
出典:ソニー「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット」
Anker「Soundcore P30i」A3959N11

・P40iよりも安いノイキャン付きイヤホン
・10時間連続再生バッテリー、IP54の防塵防水性能搭載
・アプリによるイコライザー機能も健在
出典:Anker「Soundcore P30i」
ソニー「ワイヤレスステレオヘッドセット」WF-C510

・どんなジャンルにも合うバランスの良い高音質
・ソニー市場最小の軽量小型設計
・外音取り込みやマルチポイントなど機能も豊富
出典:ソニー「ワイヤレスステレオヘッドセット」
ソニー「INZONE Buds」WF-G700N

・ソニーによるゲーミング特化のイヤホン型ヘッドセット
・eスポーツチーム監修で競技性の高いプレイに最適化
・立体音響と低遅延ワイヤレスで勝負に勝てる
出典:ソニー「INZONE Buds」
JVCケンウッド「Victor ワイヤレスイヤホン」HA-A6T

・5000円以下のコスパイヤホン
・ファッションに合わせられるカラーバリエーション
・IPX4の防水性能と簡単ペアリング機能搭載
出典:JVCケンウッド「Victor ワイヤレスイヤホン」
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そもそもPOSデータ(Point of sales)とは、何かを購入したときに残る記録データのこと。購入された個数や日時などさまざまな情報を読み取れます。その大きな特徴は「実際にどれだけ売れたか」がわかるという点です。つまり、「本当に人気な商品」を知ることができるのです。
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