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引っ越しの手続きって何をすればいいの? やるべきことを順序ごとにわかりやすく解説

暮らし

2024/06/27 17:30

 引っ越しは新しい生活の始まりであり、楽しみも多いですが、その一方で手続きの多さに戸惑うこともあるでしょう。


 この記事では、引っ越しに伴う手続きや準備について、時系列でわかりやすく解説します。この記事が、スムーズな引っ越しのサポートになれば嬉しいです。

引っ越しが決まったら


 引っ越しが決まったら、まずはじめに行うべき手続きについて解説します。
 

引っ越し業者の選定と予約

 引っ越し業者は早めに選定し、予約を取ることが重要です。特に引っ越しシーズン(春の新生活シーズンや年度末)には、人気の業者はすぐに埋まってしまいます。インターネットや口コミを参考に、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。この際、引っ越し先に何を持っていくかで料金が変わるため、大まかに持っていく家具や荷物を把握しておくと安心です。
 

住居の確保と解約手続き

 新しい住居の契約手続きも早めに行いましょう。賃貸の場合は、不動産会社や大家さんと連絡を取り、必要書類を揃えて契約を結びます。また、現在住んでいる物件についても不動産会社や大家さんに連絡して解約手続きをしましょう。購入の場合は、ローンの手続きや物件の引き渡しの日程を調整する必要があります。
 

引っ越し日1カ月前まで


 次に、引っ越し日の1カ月前までに行うべき準備と手続きを見ていきます。
 

不用品の整理と処分

 引っ越し前に、持ち物を整理しましょう。必要のないものはリサイクルショップに売ったり、フリマアプリで販売したり、地域のゴミ収集日に合わせて処分します。不用品を処分することで、引っ越し荷物が減り、引っ越し費用の節約にもなります。家具や家電などは日にちをあらかじめ決めて回収してもらうことが多いので自治体に早めに連絡しましょう。
 

各種契約の変更手続き

 電気、ガス、水道などのライフラインの契約変更手続きを行います。新居の供給会社に連絡し、開始日の調整もしましょう。また、郵便物の転送手続きも忘れずに行いましょう。日本郵便のウェブサイトから簡単に手続きができます。

参考:e転居
 

転出届の提出と職場・学校への連絡

 現在の市区町村役場で転出届を提出します。転出証明書を受け取れるのでしっかりと保管しておきましょう。新しい住居の市区町村役場で転入届を提出する際に必要になります。ちなみに、転出届の提出は、引っ越し日の14日前から可能です。また、職場へ住所変更届を出したり、子どもの転校手続きをするのもこのタイミング。できるだけ早めに連絡するようにしましょう。
 

引っ越し日1週間前まで


 引っ越し日が近づいてきたら、具体的な準備に取りかかります。
 

荷造りの開始

 荷造りは計画的に行いましょう。使用頻度の低いものから始め、最後に日常的に使用するものを梱包します。箱には中身を明記し、どの部屋に運ぶかも記載しておくと、引っ越し後の整理がスムーズに進みます。
 

貴重品や重要書類の整理

 貴重品や重要書類は、まとめて管理し、引っ越し当日も手元に置いておくようにしましょう。万が一の紛失を防ぐためです。
 

近隣住民への挨拶

 引っ越しの挨拶も大切です。特に集合住宅の場合は、騒音や人の出入りが多くなるため、隣近所には事前に挨拶しておくと良いでしょう。
 

引っ越し日前日まで


 いよいよ引っ越しが目前に迫ってきました。前日に確認すべきことについて解説します。
 

再確認と最終チェック

 引っ越し業者との最終確認を行い、当日のスケジュールや荷物の運び出し手順を再確認します。また、引っ越し先での荷物の配置も業者に伝えておくと良いでしょう。
 

冷蔵庫や洗濯機の準備

 冷蔵庫は前日までに中身を整理し、電源を切って霜取りを行います。洗濯機も水を抜いて準備しておきましょう。
 

挨拶品の準備

 引っ越し先でのご近所への挨拶用に、ちょっとした手土産を用意しておくと、第一印象が良くなります。
 

引っ越し日当日


 引っ越し当日は、スムーズに作業が進むように以下のことを注意しましょう。
 

旧居の最終チェックとガスの閉栓

 旧居の最終チェックを行い、忘れ物がないか確認します。また、ガスの元栓や水道の蛇口をしっかりと閉めることも忘れずに。
 

引っ越し先の確認

 新居に到着したら、まずは荷物の搬入場所を確認します。事前に決めておいた配置に従って、荷物を運び込んでもらいます。
 

立ち会いと指示

 引っ越し業者が到着したら、荷物の運び出しに立ち会い、必要な指示を出します。特に壊れやすいものや注意が必要なものについては、しっかりと伝えましょう。
 

ライフラインの確認

 新居で電気やガス、水道が通っていることは必ず確認するようにしましょう。水道とガスについては業者立ち合いのもと確認することが多いです。万が一、いずれかが通っていない場合はすぐに供給会社に連絡しましょう。
 

引っ越し日翌日以降


 引っ越しが完了した後も、やるべき手続きはまだ残っています。
 

転入届の提出

新しい住居の市区町村役場で、転入届を提出します。転出証明書を持参し、住民票の移動手続きを完了させます。
 

各種住所変更手続き

 運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証、銀行口座などの住所変更手続きを行います。住所変更が必要なものをリストアップし、一つずつ対応しましょう。特に身分証明書として重要な運転免許証とマイナンバーカードは、それぞれ警察署と役所で更新できます。
 

新しい生活の開始

 新居での生活が始まったら、近隣住民への挨拶を忘れずに行いましょう。また、新しい環境に早く慣れるために、地域の情報を集めたり、必要な手続きや買い物を済ませたりすることが大切です。
 

まとめ

 引っ越しは大変な作業ですが、計画的に手続きを進めることで、スムーズに進行させることができます。この記事を参考にして、余裕を持って引っ越しの準備を整え、新しい生活を気持ちよくスタートさせましょう。