おすすめのスマートウォッチを選び方と一緒に一挙紹介! Pixel WatchやApple Watchなどイチ押しモデルを解説
近年、広がりを見せているスマートウォッチ。その魅力は、時計機能だけではありません。さまざまなアプリと連携して、運動や健康管理などに役立つデバイスです。スマートウォッチを購入しようと検討しているものの、さまざまな製品があってどれを選べばいいのか、自分にはどれが合っているのか決められずにいるかもしれません。
この記事では、スマートウォッチの概要と選び方を詳しく解説します。あわせて、一押しのモデルも紹介するので、商品選びの参考にしてください。
まずはスマートウォッチの概要とできることを解説します。
大きさや形状は腕時計と同程度でありつつ、腕時計の文字盤にあたる部分がディスプレイになっていて、さまざまな情報を表示できます。仕事はもちろん、スポーツや健康管理などさまざまなシーンで使えるのが特徴です。
スマートウォッチで主にできることには、以下の7点が挙げられます。
時計機能
通知機能
健康管理
音楽再生
電子マネー決済
健康管理
運動管理
時計機能
スマートウォッチでは、文字盤が全面ディスプレイになっているモデルが一般的です。デジタルとアナログの表示を切り替える以外にも、ディスプレイの色やデザインなども文字盤を変えることで使えます。カスタマイズ性の高さが従来の腕時計と違ってスマートウォッチならではの魅力です。
また、日付や曜日、バッテリ残量、アプリのアイコン、天気情報など自分が必要な情報を選んでディスプレイに表示することもできます。
通知機能
スマートウォッチは、スマートフォンとのペアリングが可能です。それにより、電話の着信や、LINEやメールなどのメッセージ受信の通知などを、スマートウォッチで受け取れます。モデルによっては、スマートウォッチからメールやLINEのメッセージを返信することも可能です。
通話機能
スマートウォッチは、スマートフォンにかかってきた電話を通知してくれるだけではありません。スマートウォッチで電話に出て、内蔵スピーカーとマイクを使って通話できるモデルもあります。
音楽再生
スマートウォッチには、音楽再生機能を搭載した製品もあります。スマートウォッチ本体に音楽データを保存できるモデルのほか、サブスクリプションの音楽配信サービスに対応したモデルなど、さまざまです。スマートウォッチとワイヤレスイヤホンがあれば、手軽に好きな音楽を楽しめる魅力があります。
電子マネー決済
スマートウォッチの一部は、電子マネー決済にも対応しています。コンビニなどの店頭でスマートウォッチをICカード読み取り機にかざせば、スムーズに支払いができて便利です。
また、Suicaに対応したスマートウォッチであれば、駅の改札をタッチ決済で通れます。腕をかざすだけで済むため、動きを妨げません。
健康管理
スマートウォッチには、健康管理に役立つセンサーが搭載されているモデルもあります。代表的なセンサーとしては、血中酸素レベルや心拍数を計測するセンサーです。ほかにも、血圧や心電図、体温、ストレスレベルなどが計測できるモデルもあります。
スマートウォッチは時計として常時装着していることが多いため、自身の体の状態をいつでもチェックすることが可能です。
ほかにも、転倒検知機能や着脱検知、SOS機能などを備えたスマートウォッチもあります。こういった機能を持ったスマートウォッチであれば、離れた場所で暮らす親の健康状態をモニターすることも可能です。
運動管理
スマートウォッチはランニングやウォーキングなど、さまざまな運動やスポーツをサポートする機能を備えています。加速度センサーやジャイロセンサー、高度計などがその一例です。
また、歩行・走行距離やペースやルートを記録したり、エネルギー消費量を知らせてくれたりするモデルもあります。
スマートバンドは、スマートウォッチより軽量・コンパクトで、健康管理メインの機能を搭載しているのが特徴です。なお、両者を分ける明確な定義はありません。
スマートバンドはスマートウォッチよりもリーズナブルな価格帯で手に取りやすく、初めてウェアラブルデバイスを使う人に向いています。どちらを購入するか迷う場合は、使用シーンや予算を元に検討するといいでしょう。
運動量の計測などをメインに利用する場合は、バッテリーが長持ちするスマートバンドの方が使い勝手がよいかもしれません。また、本体サイズがコンパクトで軽量なため、運動やスポーツのじゃまにもならないでしょう。
スマートウォッチの概要がわかったところで、ここからは、スマートウォッチを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ポイントは、以下の7点です。
OS
通信性能
バッテリー
防水防塵
デザイン
健康管理
その他機能
スマートウォッチの主なOSは、下記のとおりです。
Wear OS
watchOS
Fitbit OS
MIUI for Watch
Wear OS
Wear OSは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのOSです。同じくGoogleが開発したAndroidとの連携に優れています。Androidスマホを使っている人は、Wear OSを搭載したモデルを利用するといいでしょう。
Google Playストアを経由して、GoogleアシスタントやGoogleマップなど生活に便利なアプリのほか、さまざまなアプリやゲームをダウンロードできます。なお、AndroidとiOS(iPhone)のどちらとも互換性がありますが、全機能を利用したいのであればAndroidデバイスとの連携が必要です。
watchOS
watchOSは、Appleが開発したApple Watch専用のOSです。iOSをベースとしていて、ほかのApple製品と非常にスムーズに連携します。なお、Android端末では使用できません。
また、さまざまな電子マネーに対応している点も魅力です。交通系ICカードやQUICPay、iDなどの非接触型決済サービスが使えます。
Fitbit OS
Fitbit OSは、フィットビットが開発した同社向けのスマートウォッチ向けOSです。Android・iOS両方ともに互換性がありますが、一部機能はAndroidデバイスでのみ利用できます。
MIUI for Watch
MIUI for Watchは、XiaomiがWear OSをベースにカスタムした同社のスマートウォッチ向けOSです。iOSともペアリング可能ですが、基本的にはAndroidデバイスとの連携を前提としています。
スマートウォッチに通話機能が搭載されていれば、ハンズフリー通話が可能です。また、本体にスピーカーやマイクが搭載されていれば、鞄やポケットからスマホを出さずに通話が行えます。
毎日充電が必要なモデルから数週間~1カ月程度バッテリが持続するモデルまで、スマートウォッチはさまざまです。こまめな充電を負担に感じない人は、バッテリの稼働時間が短くても問題ないでしょう。毎日充電するのが面倒な人は、バッテリ稼働時間が長いスマートウォッチを選ぶのをおすすめします。
なお、充電方法にはUSBケーブルを使用するタイプのほか、マグネット充電やワイヤレス充電のモデルもあります。数日ごとに充電が必要になるため、睡眠時などに外して充電するクセをつけるといいでしょう。
ほかにも、ボタン電池で稼働するタイプであれば、頻繁な充電は不要です。電池がなくなったら、時計店やメーカーなどで交換しましょう。また、ソーラータイプもあり、こちらは普段から装着していれば充電の手間を減らせます。
水泳などで使うのであれば、本格的な防水機能を備えたモデルを選びましょう。防水・防塵性能は「IP規格」で確認可能です。「IP●●」のように表記され、初めの数字が防塵性能、次の数字が防水性能を表しています。数値が大きいほど、性能が高くなるイメージです。
腕時計タイプは、主流になっているタイプで通常の腕時計と同じようなデザインになっているのが特徴です。ビジネスシーンはもちろん、フォーマルな場でも利用できます。
リストバンドタイプは、細長い見た目の形状をしたタイプです。腕時計タイプよりも軽くコンパクトなため、日常的に装着していてもじゃまになりにくいでしょう。激しい動きでもズレにくいため、運動中やスポーツ中でもストレスなく利用できます。
視認性と操作性に影響してくるのが、ディスプレイです。ディスプレイでは、画面形状と画面表示に注目しましょう。
スマートウォッチの画面形状には、丸型と四角形の2種類があります。丸型は画面が丸くサイズは小さめですが、主張しすぎず見栄えがいいのが特徴です。
一方の四角形は、腕時計タイプでは一般的でApple Watchなどで採用されています。丸型と比べて画面が大きいため、画面が見やすく操作性に優れているのが魅力です。
スマートウォッチの画面には、アナログ表示とデジタル表示の2種類のほか、アナログとデジタルの両方の表示に対応しているハイブリッドタイプもあります。
その他、スマートウォッチによっては睡眠精度や血圧、血中酸素などを測定できるモデルもあるため、必要に応じて選ぶといいでしょう。
電子マネー決済機能
スマートウォッチに電子マネー機能があれば、スマートウォッチを読み取り機にかざすだけで支払いができます。ただし、製品によってQUICPay、Suica、iDなど対応する決済方法が異なるため、注意が必要です。
音声アシスタント機能
アップルのSiriやグーグルのGoogleアシスタントなど、音声アシスタント機能を搭載しているスマートウォッチもあります。呼びかけるだけでアプリを操作できるため、スマートウォッチの画面が操作しにくいときに便利です。
Googleの「Google Pixel Watch 2」は、Android向けのスマートウォッチです。Google Pixelの全機種とAndroid 9.0以降を搭載したスマートフォンに対応しています。
さまざまなセンサーを搭載していて、心拍数や血中酸素濃度、ストレスの兆候などを検知して健康状態を確認可能です。そのほか緊急SOSや転倒検知、予防安全機能などを備えています。
出典:グーグル「Google Pixel Watch 2」
操作性が向上したApple「Apple Watch Series 9」のGPSモデルです。ケースサイズには、41mmと45mmがあります。高性能な新型チップ「S9」を搭載し、機械学習のタスクを最大2倍速くこなせるのが特徴です。
また、ディスプレイをダブルタップすることで、触れることなく簡単に操作できます。最大輝度が2000ニトに向上していて、明るい場所でもはっきりと画面を確認可能です。
出典:Apple「Apple Watch Series 9 GPSモデル MR8X3JA」
Galaxy「Watch6 44mm SM-R940NZ」は、内蔵プロセッサーがアップグレードされ、18%高速化しアプリが使いやすくなっているのが特徴です。さらに、新たにFeliCa機能による決済に対応。コンビニや交通費などの支払いができるようになりました。
また、従来モデルより画面が20%大きくなり、画面の視認性が向上。90以上のワークアウトに対応するエクササイズ機能を搭載しています。
出典:Galaxy「Watch6 44mm SM-R940NZ」
Garmin「Venu 3」は、スタイリッシュでスポーティなデザインが特徴のスマートウォッチ。中でも、スポーツや健康管理に関する機能が充実しており、ウォーキングやランニング、ヨガ、筋トレなど30以上のスポーツアプリを内蔵しています。健康管理面では、基本的な機能は備えつつ、Garminの独自機能ボディバッテリーで「体のバッテリー残量」を可視化できるほか、時差ぼけアドバイザーやモーニングレポートといった面白い機能も搭載しております。
稼働時間も約2週間と比較的長く、一度の充電で長時間使用できるため、日常使いにも便利です。フィットネスや健康管理に熱心な人、またスポーツが趣味のアクティブな人に特におすすめです。
出典:Garmin「Venu 3」
HUAWEI「WATCH 4」は、高級感のあるデザインと多機能性が魅力のスマートウォッチです。3Dカーブガラスの美しい大画面が特徴で、視認性の高いディスプレイを備えるほか、HUAWEI独自のOSで、スムーズな操作性を持ちます。
また、多彩な文字盤やウィジェット、サードパーティアプリが用意されており、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイント。高性能なスマートウォッチを求める人やデザインにこだわりがある人におすすめです。
出典:HUAWEI「WATCH 4」
Xiaomi「Watch S3」は、約2万円前後で購入できるコストパフォーマンスに優れたスマートウォッチ。シンプルでモダンなデザインを採用しているほか、ベゼル部分を交換することで物理的な見た目も変えられるのが面白いところ。
機能としても、心拍数や酸素濃度、ストレス、睡眠などのモニタリングや、150種類以上のスポーツモードを搭載するなど申し分ありません。リーズナブルな価格でスマートウォッチの基本機能をしっかりと押さえたい方や、初めてスマートウォッチを使う方におすすめです。
出典:Xiaomi「Watch S3」
この記事では、スマートウォッチの概要と選び方を詳しく解説します。あわせて、一押しのモデルも紹介するので、商品選びの参考にしてください。
スマートウォッチってなに?
まずはスマートウォッチの概要とできることを解説します。
メリット
スマートウォッチとは、さまざまなアプリと連携することで運動や健康管理などに役立つ、ウェアラブルデバイスです。大きさや形状は腕時計と同程度でありつつ、腕時計の文字盤にあたる部分がディスプレイになっていて、さまざまな情報を表示できます。仕事はもちろん、スポーツや健康管理などさまざまなシーンで使えるのが特徴です。
スマートウォッチで主にできることには、以下の7点が挙げられます。
時計機能
通知機能
健康管理
音楽再生
電子マネー決済
健康管理
運動管理
時計機能
スマートウォッチでは、文字盤が全面ディスプレイになっているモデルが一般的です。デジタルとアナログの表示を切り替える以外にも、ディスプレイの色やデザインなども文字盤を変えることで使えます。カスタマイズ性の高さが従来の腕時計と違ってスマートウォッチならではの魅力です。
また、日付や曜日、バッテリ残量、アプリのアイコン、天気情報など自分が必要な情報を選んでディスプレイに表示することもできます。
通知機能
スマートウォッチは、スマートフォンとのペアリングが可能です。それにより、電話の着信や、LINEやメールなどのメッセージ受信の通知などを、スマートウォッチで受け取れます。モデルによっては、スマートウォッチからメールやLINEのメッセージを返信することも可能です。
通話機能
スマートウォッチは、スマートフォンにかかってきた電話を通知してくれるだけではありません。スマートウォッチで電話に出て、内蔵スピーカーとマイクを使って通話できるモデルもあります。
音楽再生
スマートウォッチには、音楽再生機能を搭載した製品もあります。スマートウォッチ本体に音楽データを保存できるモデルのほか、サブスクリプションの音楽配信サービスに対応したモデルなど、さまざまです。スマートウォッチとワイヤレスイヤホンがあれば、手軽に好きな音楽を楽しめる魅力があります。
電子マネー決済
スマートウォッチの一部は、電子マネー決済にも対応しています。コンビニなどの店頭でスマートウォッチをICカード読み取り機にかざせば、スムーズに支払いができて便利です。
また、Suicaに対応したスマートウォッチであれば、駅の改札をタッチ決済で通れます。腕をかざすだけで済むため、動きを妨げません。
健康管理
スマートウォッチには、健康管理に役立つセンサーが搭載されているモデルもあります。代表的なセンサーとしては、血中酸素レベルや心拍数を計測するセンサーです。ほかにも、血圧や心電図、体温、ストレスレベルなどが計測できるモデルもあります。
スマートウォッチは時計として常時装着していることが多いため、自身の体の状態をいつでもチェックすることが可能です。
ほかにも、転倒検知機能や着脱検知、SOS機能などを備えたスマートウォッチもあります。こういった機能を持ったスマートウォッチであれば、離れた場所で暮らす親の健康状態をモニターすることも可能です。
運動管理
スマートウォッチはランニングやウォーキングなど、さまざまな運動やスポーツをサポートする機能を備えています。加速度センサーやジャイロセンサー、高度計などがその一例です。
また、歩行・走行距離やペースやルートを記録したり、エネルギー消費量を知らせてくれたりするモデルもあります。
スマートバンドとの違い
スマートウォッチと似た製品に、スマートバンドがあります。スマートウォッチとスマートバンドには違いもあるため、しっかり把握しておきましょう。スマートバンドは、スマートウォッチより軽量・コンパクトで、健康管理メインの機能を搭載しているのが特徴です。なお、両者を分ける明確な定義はありません。
スマートバンドはスマートウォッチよりもリーズナブルな価格帯で手に取りやすく、初めてウェアラブルデバイスを使う人に向いています。どちらを購入するか迷う場合は、使用シーンや予算を元に検討するといいでしょう。
運動量の計測などをメインに利用する場合は、バッテリーが長持ちするスマートバンドの方が使い勝手がよいかもしれません。また、本体サイズがコンパクトで軽量なため、運動やスポーツのじゃまにもならないでしょう。
スマートウォッチの選び方
スマートウォッチの概要がわかったところで、ここからは、スマートウォッチを選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。ポイントは、以下の7点です。
OS
通信性能
バッテリー
防水防塵
デザイン
健康管理
その他機能
OS
スマートウォッチを使用するうえで、とくに気にしたいのがOSです。スマートウォッチは基本的にスマートフォンと連携して使うため、自分が使用しているスマートフォンのOSと互換性のあるスマートウォッチのOSを選ぶようにしましょう。スマートウォッチの主なOSは、下記のとおりです。
Wear OS
watchOS
Fitbit OS
MIUI for Watch
Wear OS
Wear OSは、Googleが開発したスマートウォッチ向けのOSです。同じくGoogleが開発したAndroidとの連携に優れています。Androidスマホを使っている人は、Wear OSを搭載したモデルを利用するといいでしょう。
Google Playストアを経由して、GoogleアシスタントやGoogleマップなど生活に便利なアプリのほか、さまざまなアプリやゲームをダウンロードできます。なお、AndroidとiOS(iPhone)のどちらとも互換性がありますが、全機能を利用したいのであればAndroidデバイスとの連携が必要です。
watchOS
watchOSは、Appleが開発したApple Watch専用のOSです。iOSをベースとしていて、ほかのApple製品と非常にスムーズに連携します。なお、Android端末では使用できません。
また、さまざまな電子マネーに対応している点も魅力です。交通系ICカードやQUICPay、iDなどの非接触型決済サービスが使えます。
Fitbit OS
Fitbit OSは、フィットビットが開発した同社向けのスマートウォッチ向けOSです。Android・iOS両方ともに互換性がありますが、一部機能はAndroidデバイスでのみ利用できます。
MIUI for Watch
MIUI for Watchは、XiaomiがWear OSをベースにカスタムした同社のスマートウォッチ向けOSです。iOSともペアリング可能ですが、基本的にはAndroidデバイスとの連携を前提としています。
通信性能
さまざまなアプリで連携可能なスマートウォッチを使用するのであれば、通信性能もチェックしておきましょう。スマートウォッチに通話機能が搭載されていれば、ハンズフリー通話が可能です。また、本体にスピーカーやマイクが搭載されていれば、鞄やポケットからスマホを出さずに通話が行えます。
バッテリ
スマートウォッチは、睡眠状態の確認や健康状態のモニタリングなどができるモデルが多く、常時付けたまま使用するのが前提です。そのため、バッテリの持ち時間は重要な要素といえます。毎日充電が必要なモデルから数週間~1カ月程度バッテリが持続するモデルまで、スマートウォッチはさまざまです。こまめな充電を負担に感じない人は、バッテリの稼働時間が短くても問題ないでしょう。毎日充電するのが面倒な人は、バッテリ稼働時間が長いスマートウォッチを選ぶのをおすすめします。
なお、充電方法にはUSBケーブルを使用するタイプのほか、マグネット充電やワイヤレス充電のモデルもあります。数日ごとに充電が必要になるため、睡眠時などに外して充電するクセをつけるといいでしょう。
ほかにも、ボタン電池で稼働するタイプであれば、頻繁な充電は不要です。電池がなくなったら、時計店やメーカーなどで交換しましょう。また、ソーラータイプもあり、こちらは普段から装着していれば充電の手間を減らせます。
防水防塵
スポーツなどで使うことも多いスマートウォッチは、防水・防塵性能にも注意しましょう。基本的にスマートウォッチの多くは、日常レベルの雨や水しぶきであれば問題なく使えるレベルの防水性能を備えています。水泳などで使うのであれば、本格的な防水機能を備えたモデルを選びましょう。防水・防塵性能は「IP規格」で確認可能です。「IP●●」のように表記され、初めの数字が防塵性能、次の数字が防水性能を表しています。数値が大きいほど、性能が高くなるイメージです。
デザイン
スマートウォッチは、日常的に身に着けるものです。ぜひ、デザイン性にもこだわりましょう。スマートウォッチには、腕時計タイプとリストバンドタイプの2種類あります。腕時計タイプは、主流になっているタイプで通常の腕時計と同じようなデザインになっているのが特徴です。ビジネスシーンはもちろん、フォーマルな場でも利用できます。
リストバンドタイプは、細長い見た目の形状をしたタイプです。腕時計タイプよりも軽くコンパクトなため、日常的に装着していてもじゃまになりにくいでしょう。激しい動きでもズレにくいため、運動中やスポーツ中でもストレスなく利用できます。
視認性と操作性に影響してくるのが、ディスプレイです。ディスプレイでは、画面形状と画面表示に注目しましょう。
スマートウォッチの画面形状には、丸型と四角形の2種類があります。丸型は画面が丸くサイズは小さめですが、主張しすぎず見栄えがいいのが特徴です。
一方の四角形は、腕時計タイプでは一般的でApple Watchなどで採用されています。丸型と比べて画面が大きいため、画面が見やすく操作性に優れているのが魅力です。
スマートウォッチの画面には、アナログ表示とデジタル表示の2種類のほか、アナログとデジタルの両方の表示に対応しているハイブリッドタイプもあります。
健康管理
スマートウォッチをスポーツやトレーニングでも使用するのであれば、運動強度が計測できる製品を選びましょう。心拍数や安静時と比べて何倍のエネルギーかを示すMETs、負担の度合いを出すPREなどの数値を計測できるモデルがあります。その他、スマートウォッチによっては睡眠精度や血圧、血中酸素などを測定できるモデルもあるため、必要に応じて選ぶといいでしょう。
その他機能
スマートウォッチは、その他にも便利な機能を有したモデルがあります。機能の一例を紹介するので、参考にしてください。電子マネー決済機能
スマートウォッチに電子マネー機能があれば、スマートウォッチを読み取り機にかざすだけで支払いができます。ただし、製品によってQUICPay、Suica、iDなど対応する決済方法が異なるため、注意が必要です。
音声アシスタント機能
アップルのSiriやグーグルのGoogleアシスタントなど、音声アシスタント機能を搭載しているスマートウォッチもあります。呼びかけるだけでアプリを操作できるため、スマートウォッチの画面が操作しにくいときに便利です。
おすすめのスマートウォッチ
ここからは、おすすめのスマートウォッチを3つ紹介します。Google「Google Pixel Watch 2」
Googleの「Google Pixel Watch 2」は、Android向けのスマートウォッチです。Google Pixelの全機種とAndroid 9.0以降を搭載したスマートフォンに対応しています。
さまざまなセンサーを搭載していて、心拍数や血中酸素濃度、ストレスの兆候などを検知して健康状態を確認可能です。そのほか緊急SOSや転倒検知、予防安全機能などを備えています。
出典:グーグル「Google Pixel Watch 2」
Apple「Apple Watch Series 9 GPSモデル MR8X3JA」
操作性が向上したApple「Apple Watch Series 9」のGPSモデルです。ケースサイズには、41mmと45mmがあります。高性能な新型チップ「S9」を搭載し、機械学習のタスクを最大2倍速くこなせるのが特徴です。
また、ディスプレイをダブルタップすることで、触れることなく簡単に操作できます。最大輝度が2000ニトに向上していて、明るい場所でもはっきりと画面を確認可能です。
出典:Apple「Apple Watch Series 9 GPSモデル MR8X3JA」
Galaxy「Watch6 44mm SM-R940NZ」
Galaxy「Watch6 44mm SM-R940NZ」は、内蔵プロセッサーがアップグレードされ、18%高速化しアプリが使いやすくなっているのが特徴です。さらに、新たにFeliCa機能による決済に対応。コンビニや交通費などの支払いができるようになりました。
また、従来モデルより画面が20%大きくなり、画面の視認性が向上。90以上のワークアウトに対応するエクササイズ機能を搭載しています。
出典:Galaxy「Watch6 44mm SM-R940NZ」
Garmin「Venu 3」
Garmin「Venu 3」は、スタイリッシュでスポーティなデザインが特徴のスマートウォッチ。中でも、スポーツや健康管理に関する機能が充実しており、ウォーキングやランニング、ヨガ、筋トレなど30以上のスポーツアプリを内蔵しています。健康管理面では、基本的な機能は備えつつ、Garminの独自機能ボディバッテリーで「体のバッテリー残量」を可視化できるほか、時差ぼけアドバイザーやモーニングレポートといった面白い機能も搭載しております。
稼働時間も約2週間と比較的長く、一度の充電で長時間使用できるため、日常使いにも便利です。フィットネスや健康管理に熱心な人、またスポーツが趣味のアクティブな人に特におすすめです。
出典:Garmin「Venu 3」
HUAWEI「WATCH 4」
HUAWEI「WATCH 4」は、高級感のあるデザインと多機能性が魅力のスマートウォッチです。3Dカーブガラスの美しい大画面が特徴で、視認性の高いディスプレイを備えるほか、HUAWEI独自のOSで、スムーズな操作性を持ちます。
また、多彩な文字盤やウィジェット、サードパーティアプリが用意されており、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいポイント。高性能なスマートウォッチを求める人やデザインにこだわりがある人におすすめです。
出典:HUAWEI「WATCH 4」
Xiaomi「Watch S3」
Xiaomi「Watch S3」は、約2万円前後で購入できるコストパフォーマンスに優れたスマートウォッチ。シンプルでモダンなデザインを採用しているほか、ベゼル部分を交換することで物理的な見た目も変えられるのが面白いところ。
機能としても、心拍数や酸素濃度、ストレス、睡眠などのモニタリングや、150種類以上のスポーツモードを搭載するなど申し分ありません。リーズナブルな価格でスマートウォッチの基本機能をしっかりと押さえたい方や、初めてスマートウォッチを使う方におすすめです。
出典:Xiaomi「Watch S3」