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ヘアアイロン(コテ)のおすすめモデルを選び方と一緒に徹底解説 カールもストレートも完全網羅

暮らし

2024/07/25 16:30

 ヘアアイロン(コテ)の購入を検討している人に向けて、ヘアアイロンの選び方やおすすめの製品をくわしく解説します。ヘアアイロンには用途に応じたタイプがあるほか、プレートの種類や設定できる温度などに違いがあり、特徴を理解したうえで選ぶことが重要です。



 おすすめの製品ではタイプ別にたくさんの製品を紹介するため、ヘアアイロン選びで迷った際は、ぜひ参考にしてください。自分に合った製品を選んで、イメージどおりのヘアスタイルを実現しましょう!

ヘアアイロンの選び方

 ヘアアイロンを選ぶ際には、以下のようなことに気をつける必要があります。

タイプ
プレートの素材
太さと長さ
温度
機能


 それぞれのポイントを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

タイプ



 まず、ヘアアイロンにおいて重要なのが、どのタイプを選ぶかです。用途に合わせて、以下の3つのタイプがあります。

ストレート
カール
2way


ストレート
 ストレートヘアアイロンは、髪の毛をまっすぐにしたいときに効果的なタイプです。温められた2つのプレートで、髪を挟みこんで伸ばしていきます。うねりのある毛やくせ毛をストレートヘアにしたい場合などに適しているといえるでしょう。

 ストレートにする以外にも、プレートを毛先に当てて手首を返すことによって、髪を巻くスタイリングも可能です。髪の長さもショートからロングまで使用でき、髪のアレンジよりは髪を整える場合に向いているタイプといえます。

カール
 カールヘアアイロンは、巻き髪にしたりや髪に動きをつけたいときにおすすめのタイプです。パイプ状になったプレートに髪を巻きつけることで、巻き髪を作ります。パイプ径によって幅広いアレンジが可能で、「コテ」とも呼ばれているタイプです。

 カールヘアアイロンでは、髪にボリュームをもたせたり、毛先だけ巻いたりと多種多様なスタイリングを実現できます。ただし、ストレートヘアアイロンのようにくせ毛をまっすぐにするようなことは難しいため、注意しましょう。

2way
 2wayヘアアイロンは、ストレートヘアアイロンとカールヘアアイロンの2つを1台にまとめたタイプです。くせ毛を伸ばしたり巻き髪にしたりと、ストレートヘアアイロンとカールヘアアイロンそれぞれを所有して使い分ける必要がないのがメリットといえます。

 2wayタイプでは、プレート部分とパイプ部分の両方が熱くなるため、取り扱いに注意が必要です。

プレートの素材



 ヘアアイロンのプレートの素材もチェックしておきましょう。プレートに使われる素材としては以下のようなものが挙げられます。

フッ素樹脂
セラミック
チタン
ステンレス・アルミニウム


フッ素樹脂
 フッ素樹脂素材は、摩擦が少ないのが特徴です。フッ素樹脂素材のヘアアイロンであれば、摩擦による髪へのダメージを減らしてくれます。ただし、耐久力が低くサビ・変色が起こりやすいほか、コーティングがはがれやすい点には注意しましょう。コーティングがはがれたまま使用すると、髪へのダメージが大きくなるため、気をつけてください。

セラミック
 熱伝導率が高いセラミック素材の特徴として、プレートが温まりやすく、かつ冷めにくいという特徴があります。電源を入れてからプレートが温まるまでの時間が早く、ヘアセットを素早く始めたい人におすすめです。プレートの熱も冷めにくく、ムラなくスタイリングできます。

チタン
 チタン素材は、高耐久で髪へのダメージが少ないのが特徴です。その分、チタン素材の製品は高いものが多くなっています。

ステンレス・アルミニウム
 ステンレス・アルミニウム素材は、軽いため取り回しやすいのが特徴です。ただし、滑りがあまりよくない点がデメリットといえます。

サイズとプレート幅

 カールヘアアイロン(コテ)のサイズ(大きさ)と、ストレートヘアアイロンのプレート幅もチェックしておきましょう。

 カールヘアアイロン(コテ)では、サイズ(大きさ)によってスタイリングの仕上がりが変わってきます。自分の髪の長さやアレンジしたい髪型に応じたサイズを選ぶことが大切です。以下、サイズとカールのタイプ/対応する髪型の組み合わせを参考にしてください。
 


 また、ストレートアイロンを選ぶ場合はプレート幅にも注目しましょう。髪をはさみ込むプレートは、髪の長さによって適切な幅があります。髪型とおすすめのプレート幅は、以下のとおりです。
 


 15mm幅は小回りが利きやすいため、ヘアアイロン初心者でも使いやすい点がポイントです。ロングヘアの人でヘアアレンジの時間を短縮したいのであれば、プレート幅が広めのタイプが向いています。

温度

 ヘアアイロンを選ぶうえでは、プレートの設定温度も気になります。髪質によって、適したヘアアイロンの温度が異なるためです。

 設定温度が高ければ、それだけヘアセットしやすくなる半面、髪へのダメージも大きくなってしまいます。一方で温度が低いと髪へのダメージは減るものの、かたい髪質の人やくせ毛の人の場合、なかなか熱が通らないこともあり得るでしょう。基本的には、160~180℃程度を目安に選ぶのが無難です。

 髪質から見た温度の目安は、以下のとおりです。
 


 髪の部位ごとの目安温度は、以下とされています。部位ごとに温度を変えたいのであれば、温度設定の範囲以外にも温度設定の間隔にも目を向けるといいでしょう。
 
 

機能

 ヘアアイロンは、さまざまな機能を搭載したモデルも登場しています。自分の希望する機能があるかもチェックしておきましょう。あると便利な機能には、以下のようなものがあります。

ヘアケア機能
安全機能
持ち運びやすさ


ヘアケア機能
 ヘアアイロンは、高温のプレートを髪に当てるため、髪にダメージを与えてしまいがちです。髪へのダメージが気になる方は、スチームやマイナスイオンなどの機能を搭載した製品を選ぶようにしましょう。

安全機能
 ヘアアイロンは高温のプレートを使うため、肌をヤケドしたり火事を引き起こしたりする可能性があります。そのようなときに役立つのが、自動電源オフ・開閉ロック機能です。これらの機能が搭載されていれば、万が一にも備えられるでしょう。

持ち運びやすさ
 ヘアアイロンを使うシーンは、自宅だけとは限りません。出かけ先でヘアアイロンを使う場合は、コードレのヘアアイロンをおすすめします。コードレスタイプのヘアアイロンであれば、電源を必要としないため、どこでも使えて便利です。ただし、飛行機に持ち込む予定がある場合は電源方式なども確認しておきましょう。詳しくは下記記事で解説していますので、参考にしてみてください。
 

おすすめのストレートアイロン

 ヘアアイロンの選び方がわかったところで、おすすめのストレートアイロンを紹介します。

ヤーマン「ヘアアイロン スムースアイロンフォトイオン YJHB0」



 ヤーマン「ヘアアイロン スムースアイロンフォトイオン YJHB0」は、同社で培った美顔器の浸透技術を活用した「モイスチャーパルス」を搭載したヘアアイロンです。熱と摩擦によるダメージを極限まで抑えつつ、優れたスタイリングを実現します。

 3枚のヒーターで複数方向から同時に熱を伝えることが可能なため、何度もヘアアイロンを当てずに一度でスタイルをキープ可能です。ストレートはもちろん、ウェーブやカールなどにも対応してくれます。

出典:ヤーマン「ヘアアイロン スムースアイロンフォトイオン YJHB0」
 

コイズミ「マイナスイオンストレートアイロン KHS-8720/W」



 コイズミ「マイナスイオンストレートアイロン  KHS-8720/W」は、「シルキーモイスト加工」により熱ダメージから髪を守ってくれるほか、水分の蒸発を抑えて髪のうるおいをキープしてくれます。最高温度200℃、5段階の温度調整ができるほか、100℃まで約25秒で立ち上がり、忙しいときでも安心です。使いやすさにも配慮しており、クッションプレートや収納に便利なプレートロック機構を搭載しています。

出典:コイズミ「マイナスイオンストレートアイロン  KHS-8720/W」
 

ReFa「STRAIGHT IRON PRO」



 ReFa「STRAIGHT IRON PRO」は独自技術によるプレートでプロによるダメージ低減テクニックを再現したストレートアイロンです。三層構造のプレートにより滅の伝わり方がマイルドになり髪を傷つけにくくなるとか。最高温度は220℃で、5段階の温度調整が可能。ちなみにマルチボルテージ使用のため海外でも変圧器を使わずに使用可能なのも嬉しいポイントです。

出典:ReFa「STRAIGHT IRON PRO」

おすすめのカールアイロン

 続いて、おすすめのカールアイロンを紹介します。

ホリスティックキュアーズ「マグネットヘアプロ カールアイロン 32mm HCC-G32DG」



 ホリスティックキュアーズ「マグネットヘアプロ カールアイロン 32mm HCC-G32DG」は、天然ミネラルを豊富に含む鉱石数種類をアイロンのパイプとプレートに加工したカールアイロンです。髪にツヤと潤いを与え、弾力あるカールを長時間キープしてくれます。温度は120~200℃まで5段階調節できるため、幅広い髪質の人にぴったりです。

出典:ホリスティックキュアーズ「マグネットヘアプロ カールアイロン 32mm HCC-G32DG」
 

モッズヘア「アドバンススマート カーリングアイロン MHI-3285」



 モッズヘア「アドバンススマート カーリングアイロン MHI-3285」は、3段階で温度調節可能なヘアアイロンです。グロスシャインコーティングを施したプレートを使用しているため、耐久性が高く、髪への摩擦を抑えられます。髪にやさしく、しっとりしたツヤのある仕上がりに導いてくれる優れものです。

 小指に向かって細くなるハンドルは、しっかりと握れて使い勝手にも配慮されています。30分後に自動で電源が切れるオートオフ機能を備えているため安心です。

出典:モッズヘア「アドバンススマート カーリングアイロン MHI-3285」
 

リュミエリーナ「バイオプログラミング ヘアビューロン 7D Plus カール」



 リュミエリーナの「ヘアビューロン 7D Plus カール」は芸能人や美容師などが良くレビューを投稿している人気のハイエンドヘアアイロン。独自のバイオプログラミング技術によって使う度につやのある美しい髪に仕上がるようになります。温度は約40~180℃まで調整することができ、熱に弱い髪質の人でも安心。メーカー保証として6カ月の保証期間を設けています。

出典:リュミエリーナ「バイオプログラミング ヘアビューロン 7D Plus カール」

●おすすめの2wayアイロン

 最後は、おすすめの2wayアイロンを紹介します。

Dyson「Dyson Corrale HS07NF」



 Dyson「Dyson Corrale HS07NF」は、スタイリッシュなデザインが特徴の2wayヘアアイロンです。コードレスでどこでも簡単にスタイリングが楽しめ、携帯性も良好。丸みを帯びた本体はカールやウェーブを作りやすく、なめらかに髪を通せるため、手軽にスタイリングできます。10分間操作をしないと自動的に電源がオフになる自動オフと安全ロック機能を搭載しており、使用時・収納時も安心です。

出典:Dyson「Dyson Corrale HS07NF」
 

ヴィダルサスーン「2WAYヘアアイロン VSI-3050/KJ」



 ヴィダルサスーン「2WAYヘアアイロン VSI-3050/KJ」は、プレート部分にセラミックコーティングが施されていて、髪への負担を抑えてくれます。直径30mmパイプを採用しており、ショート・ロング問わず使いやすいのが魅力。160℃と200℃の2段階の温度調節機能付きで、100℃まで約60秒しかかからず忙しい朝にぴったりです。

出典:ヴィダルサスーン「2WAYヘアアイロン VSI-3050/KJ」
 

I-ne「SALONIA 2WAYストレート&カールヘアアイロン」



 I-neの「SALONIA 2WAYストレート&カールヘアアイロン」は手軽に上質なヘアケアを実現できるエントリークラスのヘアアイロン。100~220℃の範囲で5℃ずつ調節でき、材質はセラミックを採用。引っ掛かりにくい仕様になっています。また、オートパワーオフや誤作動防止機能など、使いやすさに関連した機能も充実。コストパフォーマンスが高いアイテムです。

出典:I-ne「SALONIA 2WAYストレート&カールヘアアイロン」