• ホーム
  • トレンド
  • ヘアアイロンの機内持ち込みや預け入れは種類によって違う! 各機種ごとに対応を詳しく解説

ヘアアイロンの機内持ち込みや預け入れは種類によって違う! 各機種ごとに対応を詳しく解説

暮らし

2024/07/16 15:00

 日頃から髪型を整えるのにヘアアイロンを使っているという人は、旅行先や出張先にもヘアアイロンを持参したいところでしょう。移動が車や電車であれば問題ないかもしれませんが、飛行機に乗る場合はヘアアイロンの扱いに気を付けなくてはいけません。


 この記事では、飛行機にヘアアイロンを持ち込めるのか、預け入れなら可能なのか、ヘアアイロンを飛行機へ持ち込む際のルールについて解説します。ヘアアイロンの機種によってルールが異なるため、空港まで持って行ったものの「持ち込めない!」なんてことにならないように、ルールをしっかり把握しておきましょう。

コンセント式


 ヘアアイロンは、電源の種類によって機内への持ち込みができるかどうかが決まっています。まずは、コンセント式のヘアアイロンの場合について解説しましょう。

 電源コードがついたコンセント式は、危険物には該当しないため、個数制限なしで機内への持ち込みも、預け入れもできます。ただし、渡航先の海外で使用する場合は、電圧やコンセントの種類が日本のものと異なるため、注意が必要です。

 事前に渡航先の情報を確認して、海外対応タイプもしくは変圧器・プラグアダプターを併用するようにしましょう。

コードレス式


 どこでもスタイリングができて、便利なコードレス式ヘアアイロン。コードレス式には、電池式とガス式の2タイプがあります。それぞれのルールについても見ていきましょう。
 

電池式


 電池式のヘアアイロンの場合は、電池を取り外した状態であれば、機内持ち込み・預け入れともにできます。取り外せないタイプであれば、機内持ち込み・預け入れともにできません。電池を取り外さないといけない理由は、電池が入ったままだとフライト中の衝撃などによって偶発的に作動し、火災などの事故が発生する可能性があるためです。

 使用している電池がリチウムイオン電池の場合、取り外した電池は機内持ち込みのみOKで、預け入れはできません。使用している電池がリチウムイオン電池以外の場合は、本体から電池を取り外せば機内持ち込み・預け入れともに可能です。

 ただし、国・地域・航空会社によっては、独自のルールや制限を設けている場合があるため、事前に確認するようにしましょう。
 

ガス式


 ガス式のヘアアイロンは、飛行機では「液体物」として扱われます。この場合、熱源部に安全カバーを取り付けてあるものに限り、1個まで機内持ち込み、預け入れともに可能です(安全カバーがない場合は持ち込み・預け入れともNG)。機内での使用は不可なほか、詰め替え用のガスカートリッジについては、機内持ち込み・預け入れともにできません。

国際線と国内線の対応の違い


 国際線と国内線では、基本的にルールの違いはありません。ただし、国際線の場合は旅行会社によって規約が異なったり、規約が変更されたりする可能性があるため、事前にホームページでチェックしておくようにしましょう。