ポケット(モバイル)Wi-Fiの使い方を徹底解説 メリットとデメリットをしっかり理解しよう
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを持っていれば、いつでもどこでもWi-Fi環境が得られます。また、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiが1台あれば、複数のデバイスや複数人でもWi-Fi環境を共有可能です。
この記事では、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの契約後の流れやメリット・デメリットについて紹介します。この記事を参考にして、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを使いこなせるようになりましょう。
まずは、契約したいモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを申し込みます。契約に際して、以下の点を決めておく必要があります。
端末
購入するのか、レンタルするのか
契約期間
2年、3年のことが多い。縛りなしもある
料金の支払い方法
クレジット払い、口座振替払い
その上で、端末の申し込みを行いましょう。申し込みは、公式サイトか店頭で行います。店頭といっても、家電量販店やスマホキャリアのお店などがあるため、注意しましょう。基本的には、各社の公式Webサイトから申し込む方法が一般的です。
ちなみに、Webから申し込む方法の流れは、以下のとおりです。
1. 公式サイトにアクセスする
2. プランや機種を選択し、契約者情報を入力する
3. 入力情報に誤りがなければ決定
4. 契約完了
5. 端末を受け取る
申し込みからモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiなどが発送されるまでは、平均で3~4日程度かかります。業者によっては、即日発送を行っている場合もあるため、すぐに利用したいのであれば配送日数をチェックしてみてください。
そのほか、契約において必要となるものには、以下のようなものがあります。
印鑑
本人確認書類
クレジットカード払いにする場合:契約者名義のクレジットカード(キャッシュカード/預金通帳)
未成年が契約する場合:戸籍謄本や住民票、親権者の同意書なども必要
忘れずに事前に準備しておきましょう。
なお、本人確認書類として使えるものには、次のようなものがあります。
運転免許証(※国際免許証は除く)
健康保険証
パスポート
身体障がい者手帳
精神障がい者保健福祉手帳
療育手帳
写真付きの住民基本台帳カード
契約完了後、申し込んだ会社からモバイルWi-FiルータとSIMカードが送られてきます。ルータとはインターネットに接続するための機器で、ここでいうモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの「本体」のことです。
カード状のSIMカードは、インターネット接続するために必要になります。また、SIMカードのIC部分が静電気や水分などに触れると、インターネットに接続できなくなる恐れがあります。SIMカードの取り扱いには、くれぐれも注意しましょう。
続いて、ルータにSIMカードを差し込んでください。差し込み場所は、本体側面や裏側などにあります。SIMカードを差し込む際には、付属しているSIMピンを利用することもあるため、説明書などでSIMカードの挿入方法をチェックしておきましょう。
SIMカードを挿入したら、次は本体の電源を入れます。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、充電式です。送られてきた状態では、ある程度充電が残っていることもあります。充電切れをしているようであれば、充電してから作業を続けましょう。
続いて、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiとスマホなどの通信端末を接続するために必要なSSIDとパスワードを確認しましょう。
SSIDとは、アクセスポイントを識別するための名前です。Wi-Fiを使って通信をするときに、どのアクセスポイントを利用するか、指定するために利用します。
パスワードは、SSIDと接続してインターネットに接続するためのカギにあたるものです。一度設定しておけば、毎回入力する手間は省けます。
次は、実際に各端末で接続設定する例を見ていきましょう。PCの場合はWindows、スマホの場合はiPhoneを例にしています。
PCの場合
Windowsで設置する流れは、以下のとおりです。
1. PC画面右下「ネットワークアイコン」をクリック
2. Wi-Fiがオンになっているか確認
3. 「接続可能なネットワーク一覧」にモバイルWi-Fi・ポケットWi-FiのSSIDがあるか確認。あればそのSSIDをクリック
4. パスワード入力画面でパスワードを入力
5. 接続されたら完了
スマホの場合
iPhoneで設定する流れは、以下のとおりです。
1. 「設定」を開く
2. 「Wi-Fi」を選択
3. 「接続可能なWi-Fi一覧」にモバイルWi-Fi・ポケットWi-FiのSSIDがあるか確認。あればそのSSIDをタップ
4. パスワード入力画面でパスワードを入力
5. 「接続済」もしくは「チェックマーク」が表示されれば完了
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiのメリットは、以下のとおりです。
工事不要でインターネットを利用できる
外出先でも使える
接続台数が多い
通信費を安くできる
工事不要でインターネットを利用できる
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiでは、無線でインターネットに接続するため、自宅に光回線を引くといった工事が必要ありません。
自宅に回線を引く場合は、契約してからインターネットが使えるまでに時間がかかることもあります。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiであれば、契約後すぐにインターネットを使うことができ、この手軽さは大きなメリットです。
外出先でも使える
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは持ち運び可能です。会社や外出先など電波の届く範囲であれば、家だけでなく、場所を選ばずに利用できます。
光回線の場合は、自宅や会社などの回線が通った場所でしか通信できません。しかし、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiがあれば、いつでもインターネットを利用できます。
接続台数が多い
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、複数台のデバイスを同時接続できます。メーカーや端末にもよりますが、一般的には10~15台ほどのものが多いようです。
多くのデバイスをインターネットにつなげたいのであれば、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを利用するとよいでしょう。
通信費を安くできる
通信費を安く抑えられるのも、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを利用するメリットです。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、3,000~4,000円前後の月額料金で月間のデータ容量無制限のプランが利用できます。大手キャリアのプランでは、月額料金が7,000円ほどする場合もあるでしょう。
通信費を安くしたいのであれば、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの利用を検討してみてもいいかもしれません。
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiのデメリットは、以下のとおりです。
対応エリア外では利用できない
速度制限がある
端末を持ち歩かなければならない
充電の手間が増える
対応エリア外では利用できない
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiもスマホ同様に、対応エリアがあります。エリアから外れた場所で使おうとした場合は、圏外になってしまい使用できません。契約前に使いたい場所が対応エリア内であるか、確認しておくようにしましょう。
対応エリア内であっても、地下鉄・トンネルの中など、場所によっては通信が安定しないこともありえるため、注意してください。
速度制限がある
スマホと同じように、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiにも通信制限があります。速度制限の条件としては、月間に決められたデータ容量以上に使った場合が一般的です。
キャリア契約の場合は容量を追加購入できますが、割高な設定になっています。基本的に、速度制限に引っかかった場合は時間が経過して自動解除されるのを待ちましょう。
端末を持ち歩かなければならない
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは常にそばにおいておかないと、インターネットへの接続はできません。つまり、持ち歩く機器がひとつ増えるのです。荷物を増やしたくない人にとっては、デメリットといえるかもしれません。
ただし、本体サイズはコンパクトで軽いものばかりです。どうしても荷物がかさばるのが嫌だという人は、よりコンパクトな機種を選ぶのがよいでしょう。
充電の手間が増える
また、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiはバッテリの充電が必要です。連続稼働時間10時間以上の製品が多いため、そこまで気にすることはないでしょう。
インターネット接続する時間以外、電源を切っておけば、バッテリの持ちをよくできます。
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの契約方法から使い方まで、くわしく紹介しました。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、ルータにSIMカードを挿入し指定のパスワードを入れることで使えるようになります。契約した会社から送られてくる説明書をみながら設定を行えば、難しいことはありません。
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiには、メリット・デメリットもあります。紹介したメリット・デメリットを理解して、自分に合ったモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを選びましょう。
この記事では、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの契約後の流れやメリット・デメリットについて紹介します。この記事を参考にして、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを使いこなせるようになりましょう。
モバイルWi-Fiを契約する
まずは、契約したいモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを申し込みます。契約に際して、以下の点を決めておく必要があります。
端末
購入するのか、レンタルするのか
契約期間
2年、3年のことが多い。縛りなしもある
料金の支払い方法
クレジット払い、口座振替払い
その上で、端末の申し込みを行いましょう。申し込みは、公式サイトか店頭で行います。店頭といっても、家電量販店やスマホキャリアのお店などがあるため、注意しましょう。基本的には、各社の公式Webサイトから申し込む方法が一般的です。
ちなみに、Webから申し込む方法の流れは、以下のとおりです。
1. 公式サイトにアクセスする
2. プランや機種を選択し、契約者情報を入力する
3. 入力情報に誤りがなければ決定
4. 契約完了
5. 端末を受け取る
申し込みからモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiなどが発送されるまでは、平均で3~4日程度かかります。業者によっては、即日発送を行っている場合もあるため、すぐに利用したいのであれば配送日数をチェックしてみてください。
そのほか、契約において必要となるものには、以下のようなものがあります。
印鑑
本人確認書類
クレジットカード払いにする場合:契約者名義のクレジットカード(キャッシュカード/預金通帳)
未成年が契約する場合:戸籍謄本や住民票、親権者の同意書なども必要
忘れずに事前に準備しておきましょう。
なお、本人確認書類として使えるものには、次のようなものがあります。
運転免許証(※国際免許証は除く)
健康保険証
パスポート
身体障がい者手帳
精神障がい者保健福祉手帳
療育手帳
写真付きの住民基本台帳カード
SIMカードを差し込む
契約完了後、申し込んだ会社からモバイルWi-FiルータとSIMカードが送られてきます。ルータとはインターネットに接続するための機器で、ここでいうモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの「本体」のことです。
カード状のSIMカードは、インターネット接続するために必要になります。また、SIMカードのIC部分が静電気や水分などに触れると、インターネットに接続できなくなる恐れがあります。SIMカードの取り扱いには、くれぐれも注意しましょう。
続いて、ルータにSIMカードを差し込んでください。差し込み場所は、本体側面や裏側などにあります。SIMカードを差し込む際には、付属しているSIMピンを利用することもあるため、説明書などでSIMカードの挿入方法をチェックしておきましょう。
ポケットWi-Fiの電源を入れる
SIMカードを挿入したら、次は本体の電源を入れます。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、充電式です。送られてきた状態では、ある程度充電が残っていることもあります。充電切れをしているようであれば、充電してから作業を続けましょう。
SSIDとパスワードを確認する
続いて、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiとスマホなどの通信端末を接続するために必要なSSIDとパスワードを確認しましょう。
SSIDとは、アクセスポイントを識別するための名前です。Wi-Fiを使って通信をするときに、どのアクセスポイントを利用するか、指定するために利用します。
パスワードは、SSIDと接続してインターネットに接続するためのカギにあたるものです。一度設定しておけば、毎回入力する手間は省けます。
ネットに接続する端末で設定する
次は、実際に各端末で接続設定する例を見ていきましょう。PCの場合はWindows、スマホの場合はiPhoneを例にしています。
PCの場合
Windowsで設置する流れは、以下のとおりです。
1. PC画面右下「ネットワークアイコン」をクリック
2. Wi-Fiがオンになっているか確認
3. 「接続可能なネットワーク一覧」にモバイルWi-Fi・ポケットWi-FiのSSIDがあるか確認。あればそのSSIDをクリック
4. パスワード入力画面でパスワードを入力
5. 接続されたら完了
スマホの場合
iPhoneで設定する流れは、以下のとおりです。
1. 「設定」を開く
2. 「Wi-Fi」を選択
3. 「接続可能なWi-Fi一覧」にモバイルWi-Fi・ポケットWi-FiのSSIDがあるか確認。あればそのSSIDをタップ
4. パスワード入力画面でパスワードを入力
5. 「接続済」もしくは「チェックマーク」が表示されれば完了
モバイルWi-Fiのメリットとデメリット
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiのメリット・デメリットについても、見ていきましょう。メリット
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiのメリットは、以下のとおりです。
工事不要でインターネットを利用できる
外出先でも使える
接続台数が多い
通信費を安くできる
工事不要でインターネットを利用できる
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiでは、無線でインターネットに接続するため、自宅に光回線を引くといった工事が必要ありません。
自宅に回線を引く場合は、契約してからインターネットが使えるまでに時間がかかることもあります。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiであれば、契約後すぐにインターネットを使うことができ、この手軽さは大きなメリットです。
外出先でも使える
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは持ち運び可能です。会社や外出先など電波の届く範囲であれば、家だけでなく、場所を選ばずに利用できます。
光回線の場合は、自宅や会社などの回線が通った場所でしか通信できません。しかし、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiがあれば、いつでもインターネットを利用できます。
接続台数が多い
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、複数台のデバイスを同時接続できます。メーカーや端末にもよりますが、一般的には10~15台ほどのものが多いようです。
多くのデバイスをインターネットにつなげたいのであれば、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを利用するとよいでしょう。
通信費を安くできる
通信費を安く抑えられるのも、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを利用するメリットです。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、3,000~4,000円前後の月額料金で月間のデータ容量無制限のプランが利用できます。大手キャリアのプランでは、月額料金が7,000円ほどする場合もあるでしょう。
通信費を安くしたいのであれば、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの利用を検討してみてもいいかもしれません。
デメリット
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiのデメリットは、以下のとおりです。
対応エリア外では利用できない
速度制限がある
端末を持ち歩かなければならない
充電の手間が増える
対応エリア外では利用できない
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiもスマホ同様に、対応エリアがあります。エリアから外れた場所で使おうとした場合は、圏外になってしまい使用できません。契約前に使いたい場所が対応エリア内であるか、確認しておくようにしましょう。
対応エリア内であっても、地下鉄・トンネルの中など、場所によっては通信が安定しないこともありえるため、注意してください。
速度制限がある
スマホと同じように、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiにも通信制限があります。速度制限の条件としては、月間に決められたデータ容量以上に使った場合が一般的です。
キャリア契約の場合は容量を追加購入できますが、割高な設定になっています。基本的に、速度制限に引っかかった場合は時間が経過して自動解除されるのを待ちましょう。
端末を持ち歩かなければならない
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは常にそばにおいておかないと、インターネットへの接続はできません。つまり、持ち歩く機器がひとつ増えるのです。荷物を増やしたくない人にとっては、デメリットといえるかもしれません。
ただし、本体サイズはコンパクトで軽いものばかりです。どうしても荷物がかさばるのが嫌だという人は、よりコンパクトな機種を選ぶのがよいでしょう。
充電の手間が増える
また、モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiはバッテリの充電が必要です。連続稼働時間10時間以上の製品が多いため、そこまで気にすることはないでしょう。
インターネット接続する時間以外、電源を切っておけば、バッテリの持ちをよくできます。
まとめ
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiの契約方法から使い方まで、くわしく紹介しました。モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiは、ルータにSIMカードを挿入し指定のパスワードを入れることで使えるようになります。契約した会社から送られてくる説明書をみながら設定を行えば、難しいことはありません。
モバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiには、メリット・デメリットもあります。紹介したメリット・デメリットを理解して、自分に合ったモバイルWi-Fi・ポケットWi-Fiを選びましょう。