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宮城県で初めてマイナンバーカードの手続きを郵便局の窓口で! 角田市が実現

暮らし

2025/03/31 16:30

 ギンガシステムは3月28日、宮城県角田市で、同社のリモート窓口システム「テレ窓」が導入されたことを発表した。

役所に行かなくても完結

 角田市では、宮城県で初めて、マイナンバーカードに関する手続きを郵便局の窓口で行える新たな行政サービスを、市内7カ所の郵便局すべてで一斉に開始した。この取り組みでは、市役所と郵便局を映像と音声でつなぐリモート窓口システムを採用し、市民サービスの利便性向上と窓口業務の効率化を図っている。

 角田市は今回、住民サービスのアクセシビリティ向上と庁舎内の混雑緩和を目的に、郵便局と市役所を結ぶリモート窓口の仕組みを構築した。これにより、電子証明書の更新などマイナンバーカード関連手続きを、市役所に行かずとも市民が最寄りの郵便局窓口で完結できる仕組みが実現した。とくに、交通手段の確保が困難な高齢者にとっては、大きな利便性向上となる。

 角田市のマイナンバーカード保有率は84%と全国でも高水準にあり、2025年度には約2300人が電子証明書の更新時期を迎える見込みで、前年の約750人から大きく増加する見通しとなっている。これに対応する形で、郵便局との連携による分散型の窓口体制が整備され、行政の対応力強化と住民の利便性の両立を実現する先進事例として位置づけられている。

 リモート窓口の初回運用日には、黑須貫角田市長が郵便局を訪れ、マイナンバーカードの更新手続きを実際に体験した。この様子は、東北放送(TBC)やTBS NEWSでも報道され、多くの自治体関係者・関係業界から注目を集めている。

 今回の取り組みで導入された「テレ窓」は、シンプルなボタン操作で誰でも簡単に扱える操作性と、行政用途にも適した安定した音声・映像品質により、郵便局側・市役所側双方でスムーズな窓口対応を可能にしている。ギンガシステムの製品は、全国3000以上の自治体・官公庁・金融機関などに導入されており、オンプレミス構成やLGWAN接続にも対応可能な高セキュリティ型製品となっている。

 角田市では今後、市役所外の拠点に行政サービスを拡張する試みとして、対応可能な郵便局窓口の拡大も検討している。市民の利便性をさらに高めるための一手として、限られた行政資源を有効活用する分散対応の実践例としても注目される。