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Osaka Metroの2駅で開始! 「チェキシェアサービス」で思い出を形にしよう!

 【家電コンサルのお得な話・238】2000年代初頭、爆発的に売れたインスタントフォトシステムのチェキ。現在、40~50歳代くらいの方には「チェキ」という言葉はお馴染みではないだろうか? その「チェキ」を有料で借りられるシェアサービスが大阪でスタートした。

最新の「チェキ」シリーズ

人気再燃のチェキをシェア!

 インスタントフォトシステムのチェキは、2002年には年間販売台数100万台を突破したものの、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及によって、販売台数は大きく落ち込んだ。しかし2007年頃から、韓国、中国で火がつき、国内でも人気が再燃し、現在に至っている。

 チェキの人気の理由として、よく挙げられるのが「かわいいフォルム」、初心者でも失敗しにくい「使いやすさ」などである。個人的な意見としては、「撮影したときに友人・家族らとその場で見れるワクワク感」があり、思い出につながる体験で盛り上がれることが大きいと思っている。

 また、私自身がそうだが、スマートフォンで撮影した写真は「いつかプリントアウトせねば……」と思いながらも、その機会・時間がなく、せっかくのいい思い出も多くの写真の一つに埋もれ、いつしか存在すら忘れてしまう。チェキなら、その場でプリントアウトできるため、こういった不都合から解放される。これは、大きなメリットだと思うのだが、皆さんはいかがだろうか?
 
「チェキシェアサービス」公式サイト

 そうしたチェキの国内初のシェアサービス「チェキシェアサービス」が今年1月21日から始まった。駅や駅周辺の魅力向上の取り組みの一環で、「KEY STATION」(シェアスポット)は、Osaka Metro 御堂筋線 なんば駅(南改札外)と堺筋線 恵美須町駅(南改札外)の二カ所。チェキ本体シェアリング価格は24時間2000円で、フィルムは別売り。「ローソン S OSLなんば駅南店」と恵美須町駅の「ダイドードリンコ自動販売機」でもフィルムは購入できるが在庫に限りがあるため、事前にフィルムを用意することが推奨されている。
 
利用から返却までの流れ

 また、利用にあたっては、利用方法以外に延滞料などもあるため、公式サイトなどで詳細を必ず事前に確認しておくことが大切である。

 他府県の方にとって「なんば」は知っていても、「恵美須町」はピンとこないかもわからない。しかし、「恵美須町」駅は、知らなくても、「通天閣」が有る大阪人の聖地と言えばわかっていただけるのではないだろうか。
 
大阪・通天閣

 来阪の際には、ぜひ通天閣(写真参照)に上っていただき、ビリケンさんを横に「チェキで記念撮影」し、いい思い出を形(プリントアウト)にしていただければと思う。(堀田経営コンサルタント事務所・堀田泰希)

■Profile
堀田泰希
1962年生まれ。大手家電量販企業に幹部職として勤務。2007年11月、堀田経営コンサルティング事務所を個人創業。大手家電メーカー、専門メーカー、家電量販企業で実施している社内研修はその実戦的内容から評価が高い。
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