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マイナンバーカード保有枚数率10以上の県で8割超える 1位・2位は九州の県!

時事ネタ

2025/02/17 17:30

【気になる都道府県別ランキング・3】各種調査データをもとに、都道府県や市町村にまつわる意外なランキングを紹介します。連載第3回となる今回は、総務省が毎月公表している最新のマイナンバーカード交付状況をもとにした「マイナンバーカード保有枚数率ランキング」です。

2025年1月末時点のマイナンバーカードの保有枚数率は全国77.6%

保有枚数率は宮崎県がトップ

 マイナンバーカード交付状況における「保有枚数率」は、基準とする人口に対する有効なマイナンバーカードの割合を示しており、今は死亡や有効切れなどによる廃止分は含まない数値となっています。2025年1月末時点のマイナンバーカードの保有枚数率は77.6%。廃止分を含めた交付枚数率(累計)は85.8%に達しています。

 都道府県別のマイナンバーカードの保有枚数率は、1位宮崎県(84.2%)、2位鹿児島県(82.0%)、3位秋田県(81.6%)でした。宮崎県は保有率(当時は交付枚数率)の公表が始まった頃からずっと他県よりも割合が高く、今もトップをキープしています。ちなみに、特別区・市の保有枚数率トップ10に宮崎県都城市と宮崎県西都市がランクインし、都城市は特別区・市に比べ人口が少ない町村を含めても全国3位です。
 

 2024年12月2日にいわゆる「マイナ保険証」が本格的にスタートしました。さらに今年3月24日から、「マイナ免許証」として、全国でマイナンバーカードと運転免許証の一体化手続きを可能とする運用が始まります。従来の免許証より「マイナ免許証」のほうが手数料が低く設定されているため、3月24日以降、免許証を更新する場合、「マイナ免許証のみ所持」が最もお得です。

 こうした制度面の後押しもあり、マイナンバーカードの保有率は今後さらに高まっていくと予想されますが、都道府県ごとにやや差があり、沖縄県のみ、まだ7割を下回る状況です。(BCN・嵯峨野 芙美)
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