2024年、転入超過数1位は東京都! その人数は?
【気になる都道府県別ランキング・2】各種調査データをもとに、都道府県や市町村にまつわる意外なランキングを紹介します。連載第2回となる今回は、最新2024年の「47都道府県別 転入超過数ランキング」です。
転入超過数1位は東京都(7万9285人)、2位は神奈川県(2万6963人)、3位は埼玉県(2万1736人)、4位は大阪府(1万6848人)、5位は千葉県(7859人)、6位は福岡県(4160人)で、前年は転出超過だった山梨県は、24年はわずか82人ながら転入超過に転じました。
とはいえ、同じ1~3位の東京・神奈川・埼玉でも、移住人気に濃淡があり、転出超過だった多くの県と同様、エリアによっては公共施設・公立小中学校の統廃合や、10代後半~20代前半の若年層の流出が地域の大きな課題となっています。転入超過数トップの東京都は、各地で大規模再開発計画や区画整理事業が目白押し。今後も人口の流入は続きそうです。(BCN・嵯峨野 芙美)
東京・神奈川・埼玉は転入超過数2万人超え
総務省が1月31日に公表した「住民基本台帳人口移動報告 2024年(令和6年)結果」によると、住民票ベースで、居住地とは異なる都道府県に転入した「転入者」の数から「転出者」の数を引いた転入超過数を集計すると、転入超過は7都府県にとどまり、大半は転出超過でした。転入超過数1位は東京都(7万9285人)、2位は神奈川県(2万6963人)、3位は埼玉県(2万1736人)、4位は大阪府(1万6848人)、5位は千葉県(7859人)、6位は福岡県(4160人)で、前年は転出超過だった山梨県は、24年はわずか82人ながら転入超過に転じました。
とはいえ、同じ1~3位の東京・神奈川・埼玉でも、移住人気に濃淡があり、転出超過だった多くの県と同様、エリアによっては公共施設・公立小中学校の統廃合や、10代後半~20代前半の若年層の流出が地域の大きな課題となっています。転入超過数トップの東京都は、各地で大規模再開発計画や区画整理事業が目白押し。今後も人口の流入は続きそうです。(BCN・嵯峨野 芙美)