• ホーム
  • トレンド
  • 「カカオショック」と物価高のW直撃!今年のバレンタインは「渋め」!?

「カカオショック」と物価高のW直撃!今年のバレンタインは「渋め」!?

暮らし

2025/02/06 17:30

 パナソニックは2月4日に、10~60代の女性800名を対象に実施した、バレンタインに関する最新意識調査の結果を発表した。同調査は、1都3県に在住し2024年のバレンタインデーにプレゼントを贈って、2025年のバレンタインデーもプレゼントを贈る予定のある女性に対して、1月20~21日の期間に行われている。

女性のバレンタインデーに関する最新の意識が明らかに

予算を減らす予定の人が約60%に

 調査対象者に、カカオ豆の生産不良などに起因して、現在チョコレートの価格が高騰している「カカオショック」について知っているかを尋ねたところ、「知っていた」と「何となく知っていた」を合わせた割合は78.1%を占めた。
 
8割近くの女性が「カカオショック」を認知

 2025年のバレンタインデーに何を贈るかを尋ねた質問に対する回答を、贈る相手別、年代別でみると、恋人・パートナーに贈る人では「手作りのチョコレート」は全体では21.0%に留まった一方で、20代では32.4%に達している。
 
恋人やパートナーへの「手作りチョコレート」のプレゼント、
全体では21.0%に留まるも、20代では32.4%に

 夫に贈る人では、「手作りのチョコレート」は全体では15.0%だったものの、20代では32.1%、30代では24.8%と比較的多かった。
 
夫への「手作りチョコレート」も若い世代では多く贈られる傾向に

 2025年のバレンタイン予算を見直す予定があるかを尋ねたところ、「ある」という回答は31.6%に達している。
 
約3人に1人がバレンタイン予算の見直し予定あり

 2025年のバレンタイン予算を見直す予定が「ある」と答えた人に、2024年のバレンタインデーと比較して、2025年のバレンタインプレゼントに使う予算について尋ねた質問では、「かなり減らす」と「少し減らす」を合わせた割合が62.1%に達した。
 
2025年のバレンタイン予算を見直す予定が「ある」人、6割超が減額予定

 2025年のバレンタインプレゼントに使う予算を「かなり減らす」または「少し減らす」と答えた人に、その理由を尋ねたところ(複数回答)、「物価高で生活にお金がかかるから」が92.4%を占めて最多となっている。
 
2025年のバレンタインプレゼント予算、
減額の理由は「物価高で生活にお金がかかるから」が最多に

 2025年のバレンタインデーで贈るものとして「市販のチョコレート」を選んだ人に、選んだ理由を尋ねた質問への回答(複数回答)を贈る相手別でみると、「職場の人」へ贈る場合を除けば「好きなブランドのチョコレートを贈りたいから」という回答が多かった。また、「職場の人」へ「市販のチョコレート」を贈る理由としては、「手作りよりも衛生面で安心だから」を挙げる人が多い。
 
バレンタインデーに「市販のチョコレート」を贈る理由は
「好きなブランドのチョコレートを贈りたいから」。
職場の人に贈るのは「衛生面」を重視して

 2025年のバレンタインデーで贈るものとして「手作りのチョコレート」を選んだ人に、選んだ理由を尋ねた質問への回答(複数回答)を贈る相手別でみると、「恋人・パートナー」へ贈る人は「相手の好みに合わせて作れるから」「手作りの方が気持ちが伝わると思うから」(どちらも28.7%)がもっとも多く、「夫」に贈る人でも「相手の好みに合わせて作れるから」(19.4%)と「手作りの方が気持ちが伝わると思うから」(23.4%)を挙げる回答が比較的多かった。
 
バレンタインデーに「手作りのチョコレート」を贈る理由、
「相手の好みに合わせて作れるから」
「手作りの方が気持ちが伝わると思うから」が上位に

 同じく、2025年のバレンタインデーで贈るものとして「手作りのチョコレート」を選んだ人に、手作りをすることに対して負担に思うことはあるかを尋ねたところ、「かなりある」と「少しある」を合わせた割合が57.6%に達している。
 
バレンタインデーで手作りのチョコレートを贈る人の
半数超が手作りすることに負担感

 2025年のバレンタインデーで贈るチョコレートを手作りすることを、負担に思うことが「かなりある」または「少しある」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「手間がかかる」(71.3%)が最多となり、「材料をそろえるのが大変」(55.2%)、「材料費がかかる」(41.4%)がそれに続いた。
 
バレンタインデーで贈るチョコレートを手作りすることへの負担感、
手間や材料調達を挙げる理由が上位を占める