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始まっています! 乳幼児の「顔写真なしマイナンバーカード」

時事ネタ

2025/01/30 17:30

 従来の健康保険証の新規発行は2024年12月2日に終了し、健康保険証としての利用登録を行ったマイナンバーカード(以下「マイナ保険証」)を基本とする仕組みに移行した。

1歳未満で申請した場合に作成可能な顔写真なしの
マイナンバーカードのイメージ

「顔写真の省略」でマイナンバーカード交付申請の負担を軽減

 満1歳未満の乳児は、同じく24年12月2日から始まった、所定の条件を満たす場合にマイナンバーカードの申請から発行・受け取りまで原則1週間程度で完了する「特急発行・交付制度」の対象になっており、出生届の届出と同時にマイナンバーカードの申請書を提出すると、すみやかにマイナンバーカードが発行され、自宅宛てにマイナンバーカードが簡易書留で届く。もちろん通常申請も可能だ。
 
2024年12月から「マイナンバーカードの特急発行・交付制度」がスタート。
あわせて新生児のマイナンバーカードの申請を出生届と同時にできるようになった

 「特急発行・交付制度」の対象は、満1歳未満の乳児のほか、「国外からの転入者」「紛失・破損」「盗難」など。ただし、有効期間満了のため更新するケースは対象外。また、紛失など、本人に過失がある場合は発行手数料2000円(電子証明書不要の場合は1800円)がかかる。
 
「マイナ保険証」の本格開始は2024年12月2日から

 24年12月2日以前の出生でも、申請時に1歳未満なら顔写真なしのマイナンバーカードを発行可能。発行時に18歳未満だった人のマイナンバーカードの有効期限は本人の5回目の誕生日なので、0歳でマイナンバーカードをつくると、18歳までに5歳、10歳、15歳の誕生日前の計3回、更新が必要となる。次のカード更新時からは、通常と同様、顔写真は必須だ。
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