【記者のひとこと】拡大するクラウドセキュリティー市場

コラム

2025/01/17 10:00

 近年はパブリッククラウドへの移行がますます進んでいますが、クラウド環境においてセキュリティー対策を十分にできている企業はあまり多くない現状があります。

 SB C&Sは2024年9月、米Wiz(ウィズ)とディストリビューター契約を締結しました。現在、CNAPP(Cloud Native Application Protection Platform)製品の「Wiz Platform」を注力商材の一つとして販売を強化しています。パブリッククラウド環境のぜい弱性や設定ミスなどを検出するCSPM(Cloud Security Posture Management)など、クラウドを保護するための複数の機能をプラットフォームとして提供しており、さまざまなクラウドセキュリティーのニーズに対応できるのが特徴です。

 クラウドの設定ミスやぜい弱性を突いたサイバー攻撃が増加していることなどを背景に、クラウドセキュリティー製品に注力するセキュリティーベンダーが増えてきています。今後、市場は大きく拡大していくはずですので、しっかりと最新の状況を発信していきます。(岩田晃久)

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SB C&S、クラウドセキュリティー商材を拡充 米WizのCNAPP製品の取り扱いを開始