JR東日本は、ポイントサービス「JRE POINT」を提供しています。もともと提供していた複数のサービスを統合したグループ共通ポイントサービスです。今回は、全国で使える有名共通ポイントサービスに比べ、少しわかりにくい「JRE POINT」の特徴を紹介します。
※本記事の内容は2024年12月7日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
通常ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得・利用した年から2年後の月末までで、常にポイントをためていればほぼ無期限です。なお、キャンペーンなどで進呈される期間限定ポイントは、名称通り期限があります。
また、独自の仕組みとして、JRE POINT WEBサイトにSuica(モバイルSuicaを含む、無記名Suicaは除く)を登録すると、対象加盟店、例えばJR東日本線の駅構内にある自動販売機で1本100円以上のドリンクを購入した際にJRE POINTが1ポイントたまります。ポイント付与レートは税込100円または200円。「登録済みSuica」は後述する「在来線乗車ポイント」の必須条件でもあるので必ず登録しましょう。
JRE POINTは1ポイント1円相当として利用でき、JRE POINTカード/JRE POINT番号が記載されているビューカードを提示するか、「JRE POINTアプリ」のポイント利用可能バーコード画面を表示すると、保有するポイントのすべて、または一部で支払いができるため、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってから退会可能です。
・「JRE POINTステージ」について詳しくはこちら
より多くポイントをためたい人向けに、グループ会社のビューカードが発行する年会費無料のクレジットカードも用意しており、「JRE POINTステージ」のステージ3以上を目指す場合は入会必須です。
ビューカードのうち、デザイン面では、今年リニューアルした「ビューカード ベーシック」シリーズ、ファッションビルのルミネ・ニュウマン、その他のJR東日本グループの商業施設(駅ビル・駅ナカ)を頻繁に利用する場合は「ルミネカード」や「JRE CARD」がおすすめです。なお「JRE CARD」と「ジェクサービュー・スイカカード」は、JRE CARD優待店でクレジット(カードのみ)で支払いとポイントが通常の3倍、税別100円につき3ポイントたまります。
JRE POINTがたまる商業施設は下記のとおりです。
このうち、下記はJRE CARD優待店でもあります。
このほか、ECモール「JRE MALLショッピング」の買い物や「えきねっと」「STATION WORK」などの利用、デジタル金融サービス「JRE BANK」での銀行取引などでもJRE POINTはたまります。
モバイルSuicaへのチャージ方法を紹介すると、JRE POINT WEBサイトまたは「JRE POIN」アプリから、メニュー画面から「ポイント利用」>「Suicaチャージの申込み」を選択し、チャージしたい登録済みSuica(Suica ID番号で選択)とチャージしたいポイント数を入力します。最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできますが、メールアドレスに届く認証コードを入力する「メール認証」のステップがやや手間なので、ある程度まとめてチャージしたほうが便利でしょう。
・JRE POINT加盟店は、JR東日本の主要駅の駅ビル・駅ナカや自動販売機など
・JRE POINTの最もお得なポイント使い道はモバイルSuicaへのチャージ→モバイルSuicaにチャージできるので沿線外の居住者でもためて損なし
JR東日本は、2026年3月の運賃改定を国土交通省に申請しました。普通運賃の改定(値上げ)率は7.8%。利用者にとっては大きな負担増ですが、現状の「在来線乗車ポイント」の割引が踏襲されるなら、ウェブ登録済みのモバイルSuicaで乗車すると運賃の2%がポイント還元されるので、ウェブ未登録のSuicaや現金で購入したきっぷで乗車するより負担は抑えられます。
獲得したJRE POINTは、いつでもどこでもアプリから申し込んでモバイルSuicaにチャージできるので、JR東日本線の沿線外に居住している人でもためて損はありません。年に数回でも、JRE POINTがたまるお店で買い物やサービスの利用、JR東日本の路線に乗車する機会のある人は登録するとお得になるでしょう。
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※本記事の内容は2024年12月7日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
アプリだけで登録可能! 1ポイントから使える便利なポイントサービス
JRE POINTがたまるシーンは複数あります。まず共通ポイントサービスとして、対象店舗(緑色マークのお店)でJRE POINT カードまたはアプリ(バーコード)を提示するとたまります。ポイント進呈率は税別100円につき1ポイントで、他の共通ポイントと比較しやすいようパーセント表記に換算すると「1.0%」となります。通常ポイントの有効期限は最後にポイントを獲得・利用した年から2年後の月末までで、常にポイントをためていればほぼ無期限です。なお、キャンペーンなどで進呈される期間限定ポイントは、名称通り期限があります。
また、独自の仕組みとして、JRE POINT WEBサイトにSuica(モバイルSuicaを含む、無記名Suicaは除く)を登録すると、対象加盟店、例えばJR東日本線の駅構内にある自動販売機で1本100円以上のドリンクを購入した際にJRE POINTが1ポイントたまります。ポイント付与レートは税込100円または200円。「登録済みSuica」は後述する「在来線乗車ポイント」の必須条件でもあるので必ず登録しましょう。
JRE POINTは1ポイント1円相当として利用でき、JRE POINTカード/JRE POINT番号が記載されているビューカードを提示するか、「JRE POINTアプリ」のポイント利用可能バーコード画面を表示すると、保有するポイントのすべて、または一部で支払いができるため、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってから退会可能です。
ビューカード保有が「JRE POINTステージ」上位ステージの条件
JRE POINTはJR東日本の「在来線乗車ポイント」などの鉄道利用でもたまります。とはいえ、同様の乗車ポイントサービスと比較すると、JRE POINTは、買い物やサービスの利用でたまる買い物ポイントサービスの傾向が強く、ステージに応じて特典がもらえる「JRE POINTステージ」でステージ(ランク)を上げるには、鉄道カテゴリ・買い物カテゴリの双方で一定金額以上を利用する必要があります。・「JRE POINTステージ」について詳しくはこちら
より多くポイントをためたい人向けに、グループ会社のビューカードが発行する年会費無料のクレジットカードも用意しており、「JRE POINTステージ」のステージ3以上を目指す場合は入会必須です。
ビューカードのうち、デザイン面では、今年リニューアルした「ビューカード ベーシック」シリーズ、ファッションビルのルミネ・ニュウマン、その他のJR東日本グループの商業施設(駅ビル・駅ナカ)を頻繁に利用する場合は「ルミネカード」や「JRE CARD」がおすすめです。なお「JRE CARD」と「ジェクサービュー・スイカカード」は、JRE CARD優待店でクレジット(カードのみ)で支払いとポイントが通常の3倍、税別100円につき3ポイントたまります。
JRE POINTがたまる商業施設は下記のとおりです。
このうち、下記はJRE CARD優待店でもあります。
このほか、ECモール「JRE MALLショッピング」の買い物や「えきねっと」「STATION WORK」などの利用、デジタル金融サービス「JRE BANK」での銀行取引などでもJRE POINTはたまります。
商品交換以外のおすすめの使い道はモバイルSuicaへのチャージ
ためたJRE POINTの使い道のおすすめを挙げると、JR東日本グループならではの「(JRE POINT用)Suicaグリーン券への交換」「『どこかにビューーン!』での使用」「Suicaペンギングッズなどの商品交換」、そして「登録済みのモバイルSuica/Suicaへのチャージ」でしょう。Suicaには1ポイント=1円として、1ポイント単位で1回につき最大1万ポイントまでチャージ可能です。ただし、Apple Watchを除くウェアラブルデバイスのSuicaにはチャージできません。また、Suicaカードの場合、チャージ申込み手続き完了後の翌日以降7日以内に、JR東日本の駅の自動券売機で受け取り操作が必要なので、いつでも好きなタイミングでチャージ分を受け取れるモバイルSuicaへのチャージをおすすめします。モバイルSuicaへのチャージ方法を紹介すると、JRE POINT WEBサイトまたは「JRE POIN」アプリから、メニュー画面から「ポイント利用」>「Suicaチャージの申込み」を選択し、チャージしたい登録済みSuica(Suica ID番号で選択)とチャージしたいポイント数を入力します。最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできますが、メールアドレスに届く認証コードを入力する「メール認証」のステップがやや手間なので、ある程度まとめてチャージしたほうが便利でしょう。
まとめ
・JRE POINTはJR東日本グループの共通ポイントサービス。登録は無料・JRE POINT加盟店は、JR東日本の主要駅の駅ビル・駅ナカや自動販売機など
・JRE POINTの最もお得なポイント使い道はモバイルSuicaへのチャージ→モバイルSuicaにチャージできるので沿線外の居住者でもためて損なし
JR東日本は、2026年3月の運賃改定を国土交通省に申請しました。普通運賃の改定(値上げ)率は7.8%。利用者にとっては大きな負担増ですが、現状の「在来線乗車ポイント」の割引が踏襲されるなら、ウェブ登録済みのモバイルSuicaで乗車すると運賃の2%がポイント還元されるので、ウェブ未登録のSuicaや現金で購入したきっぷで乗車するより負担は抑えられます。
獲得したJRE POINTは、いつでもどこでもアプリから申し込んでモバイルSuicaにチャージできるので、JR東日本線の沿線外に居住している人でもためて損はありません。年に数回でも、JRE POINTがたまるお店で買い物やサービスの利用、JR東日本の路線に乗車する機会のある人は登録するとお得になるでしょう。
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