コロナ禍以降、リモートワークなどのライフスタイルが定着し、在宅時間が長くなったことでリフォーム需要が増加した。この需要を取り込もうとして新規参入する業者も多い。一方で最近は、リフォーム業者などを装って闇バイトによる緊縛強盗の下見をする凶悪な犯罪が広く世間に知られるようになった。物騒な世の中にあって、どうすれば安全に信頼できるリフォーム業者を選ぶことができるのか。「リフォームガイド」を運営するあなぶきデジタルサービスの鈴木信彦執行役員に選び方のポイントを聞いた。
「リフォーム事業は認可制ではないので、実は多様な会社がある。リフォームの元請けをしている事業者は全国に約9.5万社(リフォーム産業新聞社調べ)、さらに下請け工事をメインに受注している会社まで含むと、リフォーム業者として検討できる会社は数十万社も存在する」と鈴木信彦執行役員は明かす。
そして今、リフォーム業界を悩ませているのが、闇バイトによる強盗事件で多くの人の知るところとなった、強盗の下調べのためにリフォーム業者を装って家に立ち入って情報を収集するケースだ。
リフォームでは見積もりをするために、どうしても現場の確認や調査が必要となるが、強盗の下見が目的の犯人にとっては、ターゲットにする家の間取りや暮らしぶりを確認するためのいい口実になる。
「下見が目的の場合、家に上がり込んで貴重品の場所や間取りを確認したり、屋根に上がって侵入経路を確認するなどの行動をとったりすることが多い。例えば、キッチンのリフォームなのに、別の部屋にも入り込む、家の周囲をうろつく、窓やドアの鍵の状態を確認するなど、対象箇所以外の場所を不自然にチェックしようとする場合は要注意だ」。
また、リフォームとは関係のない質問をして、家族構成や生活パターンを探ろうとするケースもあるという。
「飛び込み営業の業者を決して家に入れないことで対処できる。戸建ての方は特に注意してほしい。もし、断りにくい場合は家族に相談してから連絡すると言って名刺をもらい、後で会社に直接電話をして確認したり、自分でネット検索したりする方が良い。地元の業者や有名リフォーム会社を名乗っていても、身分証を持っていないケースや偽物の可能性もあるため、話を聞いて興味をそそられても、鵜呑みにしてはいけない」と注意を促す。
消費者庁でも、行政処分とあわせて『住宅リフォームの悪質な「点検商法」に注意!』といった注意喚起をホームページでしているが、業者に必要のないリフォーム工事をいくつも勧められたり、しつこく勧誘されたりといった声は頻繁に耳にする。
「リフォーム会社の見極めは実はとっても難しく、前述した数10万もの事業者の中から、知識のない一般の方がベストな選択をすることはまず不可能だ」と鈴木執行役員は語る。
CMをしている企業でもトラブルになることはあるし、人柄を信頼して選んだ業者に工事の途中で夜逃げをされて、それまで支払った料金が戻らなかった例も少なくない。
こうしたトラブルを避けるためにも活用したいのが、あなぶきデジタルサービスの「リフォームガイド」だ。24年6月に10周年を迎えた「リフォームガイド」は、ユーザーのリフォーム会社選びを第三者の視点で専任のコンシェルジュがサポートする。
リフォーム会社ごとの特徴や違い、なぜその会社を薦めるのかまで、きちんと説明してくれる。「リフォームガイド」を利用してリフォーム契約したユーザーへのアンケート調査で、満足度98%以上を達成している。
「リフォームガイド」では、専任のコンシェルジュがユーザーの要望に合う数社より相見積もりを取る。複数の会社の現地調査日程を調整して、見積もりのスケジュール調整も一任できるので手間いらずだ。
「見積もり後の相談もコンシェルジュが無料でサポートする。納得できなければ契約の必要はなく、リフォーム会社へのお断り対応もする」(鈴木執行役員)。
そして、もう一つの大きな強みが「リフォーム完成保証」の提供だ。これは万が一リフォーム会社が倒産して工事がストップしてしまっても、着手金の返還や代替業者の紹介などを通じてユーザーのリフォーム完成をしっかりサポートしてくれる。
サービス開始以来、同社では連続の増収が続いていることも、リフォームガイドがユーザーから支持されていることの証だ。また、同サービスは2年前に大手不動産会社であるあなぶきハウジングサービスのグループ会社が運営することになり、信頼性をさらに高めている。単なる仲介だけの企業と違い、建築・施工現場と職人を深く知ることも他社にはない強みだ。
物騒な事件が多い中、リフォーム会社選びで悩んでいるユーザーは、「リフォームガイド」をチェックしてみるのもいいだろう。
リフォーム業者などを装う強盗の下調べに注意!
国内リフォーム市場の規模は、いくつかの調査会社が推計しており6~7兆円規模ある大きな市場だ。リフォーム業界は中小・零細業者が多いが、コロナ禍以降の「巣ごもり」生活の中での改修、中古物件の価値を高めるリノベーションなど需要の高まりから、大手やホームセンター、電気店など異業種の参入も増えている。「リフォーム事業は認可制ではないので、実は多様な会社がある。リフォームの元請けをしている事業者は全国に約9.5万社(リフォーム産業新聞社調べ)、さらに下請け工事をメインに受注している会社まで含むと、リフォーム業者として検討できる会社は数十万社も存在する」と鈴木信彦執行役員は明かす。
そして今、リフォーム業界を悩ませているのが、闇バイトによる強盗事件で多くの人の知るところとなった、強盗の下調べのためにリフォーム業者を装って家に立ち入って情報を収集するケースだ。
リフォームでは見積もりをするために、どうしても現場の確認や調査が必要となるが、強盗の下見が目的の犯人にとっては、ターゲットにする家の間取りや暮らしぶりを確認するためのいい口実になる。
アポなしの訪問業者を絶対に家に入れてはいけない
鈴木執行役員は、リフォーム業者を装った下見を防ぐための対策について、「第一に事前連絡やアポイントもなく訪問する業者を家に入れないことだ」として、その理由を語る。「下見が目的の場合、家に上がり込んで貴重品の場所や間取りを確認したり、屋根に上がって侵入経路を確認するなどの行動をとったりすることが多い。例えば、キッチンのリフォームなのに、別の部屋にも入り込む、家の周囲をうろつく、窓やドアの鍵の状態を確認するなど、対象箇所以外の場所を不自然にチェックしようとする場合は要注意だ」。
また、リフォームとは関係のない質問をして、家族構成や生活パターンを探ろうとするケースもあるという。
「飛び込み営業の業者を決して家に入れないことで対処できる。戸建ての方は特に注意してほしい。もし、断りにくい場合は家族に相談してから連絡すると言って名刺をもらい、後で会社に直接電話をして確認したり、自分でネット検索したりする方が良い。地元の業者や有名リフォーム会社を名乗っていても、身分証を持っていないケースや偽物の可能性もあるため、話を聞いて興味をそそられても、鵜呑みにしてはいけない」と注意を促す。
第三者の視点から、専任のコンシェルジュが無料で業者選びをサポート
冒頭で述べたように、リフォーム業界の規模は大きいが、競争も激しい。東京商工リサーチによると2023年はリフォーム会社の倒産が過去最悪のペースだった。背景には、資材高騰や職人不足などのほか、昔から点検商法など悪質な訪問営業が多いことに加え、昨今の闇バイト強盗の報道が増えて、ユーザーが信頼できる企業を吟味するようになった風潮も関係している。消費者庁でも、行政処分とあわせて『住宅リフォームの悪質な「点検商法」に注意!』といった注意喚起をホームページでしているが、業者に必要のないリフォーム工事をいくつも勧められたり、しつこく勧誘されたりといった声は頻繁に耳にする。
「リフォーム会社の見極めは実はとっても難しく、前述した数10万もの事業者の中から、知識のない一般の方がベストな選択をすることはまず不可能だ」と鈴木執行役員は語る。
CMをしている企業でもトラブルになることはあるし、人柄を信頼して選んだ業者に工事の途中で夜逃げをされて、それまで支払った料金が戻らなかった例も少なくない。
こうしたトラブルを避けるためにも活用したいのが、あなぶきデジタルサービスの「リフォームガイド」だ。24年6月に10周年を迎えた「リフォームガイド」は、ユーザーのリフォーム会社選びを第三者の視点で専任のコンシェルジュがサポートする。
リフォーム会社ごとの特徴や違い、なぜその会社を薦めるのかまで、きちんと説明してくれる。「リフォームガイド」を利用してリフォーム契約したユーザーへのアンケート調査で、満足度98%以上を達成している。
独自の厳しい審査基準をクリアしたリフォーム会社のみ紹介
「リフォームガイド」では、同社の厳しい審査基準をクリアした優良なリフォーム会社のみを厳選している。過去の顧客の評価が低い、取引先や顧客への対応が悪い、財務に問題がある、アフターサービスに問題がある、実績が少ないといった会社は予め審査ではじき、登録を断っている。「ある金融機関から審査基準について、ここまで厳しい審査をしているのですかと驚かれた」くらいだという。「リフォームガイド」では、専任のコンシェルジュがユーザーの要望に合う数社より相見積もりを取る。複数の会社の現地調査日程を調整して、見積もりのスケジュール調整も一任できるので手間いらずだ。
「見積もり後の相談もコンシェルジュが無料でサポートする。納得できなければ契約の必要はなく、リフォーム会社へのお断り対応もする」(鈴木執行役員)。
そして、もう一つの大きな強みが「リフォーム完成保証」の提供だ。これは万が一リフォーム会社が倒産して工事がストップしてしまっても、着手金の返還や代替業者の紹介などを通じてユーザーのリフォーム完成をしっかりサポートしてくれる。
サービス開始以来、同社では連続の増収が続いていることも、リフォームガイドがユーザーから支持されていることの証だ。また、同サービスは2年前に大手不動産会社であるあなぶきハウジングサービスのグループ会社が運営することになり、信頼性をさらに高めている。単なる仲介だけの企業と違い、建築・施工現場と職人を深く知ることも他社にはない強みだ。
物騒な事件が多い中、リフォーム会社選びで悩んでいるユーザーは、「リフォームガイド」をチェックしてみるのもいいだろう。