デマント・ジャパンの旗艦ブランドである「オーティコン補聴器」は、先進補聴器「Oticon Intent(オーティコンインテント)」と、同社の前世代補聴器「Oticon Real(オーティコンリアル)」との比較による、騒音下での聞き取りにおけるストレス(リスニングストレス)と、持続的な聞き取りの労力(リスニングエフォート)に関する新たなエビデンスを10月28日に発表した。
同プロジェクトでは、左右対称の軽度から中程度の感音難聴のある補聴器経験者(瞳孔測定:25例、心拍数:20例)に対して、実際の生活環境を反映すべくVRと室内音響シミュレーションを使用した、新たな試験手法を採用した。リスニングストレスは心拍数で、リスニングエフォートは瞳孔径で測定した結果、Oticon IntentはOticon Realと比較して、リスニングストレスを最大40%、リスニングエフォートを最大31%軽減することが明らかになっている。
聞き取りのストレスを最大40%軽減
オーティコン補聴器では、騒音下でのリスニングストレスや持続的なリスニングエフォートに対する、Oticon Intentのメリットを実証するため、デンマーク工科大学とデンマークのエリクスホルム研究センターと連携して、研究プロジェクトを実施している。同プロジェクトでは、左右対称の軽度から中程度の感音難聴のある補聴器経験者(瞳孔測定:25例、心拍数:20例)に対して、実際の生活環境を反映すべくVRと室内音響シミュレーションを使用した、新たな試験手法を採用した。リスニングストレスは心拍数で、リスニングエフォートは瞳孔径で測定した結果、Oticon IntentはOticon Realと比較して、リスニングストレスを最大40%、リスニングエフォートを最大31%軽減することが明らかになっている。