【記者のひとこと】意識の向上が不可欠

コラム

2024/11/15 10:00

 ビジネスにおいては、コミュニケーションを取る手段としてメールを利用する機会が圧倒的に多いです。そうした状況の中、フィッシング攻撃といったメールを取り巻く脅威は巧妙化しており、被害も拡大しています。

 メールセキュリティー製品を手掛けるVade Japanは、2025年上期にサイバーセキュリティー訓練サービス「Security Awareness Service」の提供を予定しています。同サービスは、従業員一人一人に合わせた疑似攻撃メールを送り、攻撃メールへの対応力を向上させることを目的としています。取材時にデモを見せてもらいましたが、疑似攻撃メールが精巧につくられており関心しました。

 セキュリティーの強化には、製品を利用して強固な環境を構築するのと同時に、従業員のセキュリティー意識を向上させることが不可欠です。多くの企業で同サービスが利用されることを期待したいです。(岩田晃久)

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Vade Japan、疑似攻撃メールで意識を向上 サイバーセキュリティー訓練サービス提供へ