こもろ観光局は10月27日13～16時に、浅間山の麓の豊かな大地や人々の営みと食をテーマに、電動アシスト付き自転車で巡る「こもろテロワール」サイクリングツアーとして、「眼下に広がる佐久平の雄大な景色と浅間山麓のリンゴ畑でティータイムを楽しむ」ツアーを開催する。参加費は1名あたり7000円。

自転車でゆっくり眺めて秋の小諸を感じるガイド付きツアー

　テロワールはフランス語で、ワインなどのぶどう栽培において土壌や気候といった、その土地の風土を取り巻く環境などを表現される言葉として使われる。

　「こもろテロワール」サイクリングツアーでは、自動車などでは見落としてしまいがちな風景や景色を自転車でゆっくり眺め、秋の小諸における風や香りを感じつつ、時間をかけて楽しんでもらう。食では、小諸の大地が育んだ秋の味覚を味わうとともに、その栽培に関わる人々との触れ合いを通じて、大地を作り出した悠久の歴史を感じられる。

　今回、同サイクリングツアーとして開催される「眼下に広がる佐久平の雄大な景色と浅間山麓のリンゴ畑でティータイムを楽しむ」ツアーでは、秋の紅葉で包まれる浅間山の麓において、標高1000mの裾野に広がる高原、眼下に広がる佐久平の広大な景色を楽しめる。適度な寒暖差と晴天率からリンゴ栽培の最適地となっている同地で、リンゴ栽培を営む「りんご家SUKEGAWA」を訪ね、さまざまな品種のリンゴや日々の畑仕事、そしてリンゴへの思いについて話を聞く。ツアーの最後は、リンゴに囲まれつつ「りんご家SUKEGAWA」でのティータイムを楽しめる。定員は8名（最少催行人数は6名）。
 
　なお、こもろ観光局では子ども乗車専用の自転車けん引用ベビーカート「チャイルドトレーラー」を導入しており、子どもがまだ小さくて一緒にサイクリングができない人や、坂の多い小諸市内を自転車で子どもと散策したい家族連れなどへの貸し出しを行っている。12カ月～7歳くらいの子どもに対応し、定員は1～2名。1名あたりの上限体重は18kg。レンタル料金は、1時間：500円、3時間：1200円、1日：2000円。