コンビニの人気メニューをアレンジし、新しくおいしい料理を生み出そうというこの企画。今回はセブン‐イレブンのパウチ総菜の中でも特に注目を集める「ポテトサラダ」をセレクト。おなじみの家庭料理がどう生まれ変わるのか。
ハンバーグにポテサラを乗せるのはまだ想像がつくが、コロッケだとどんなマリアージュが生まれるか、さっそくかぶりついてみると「ほえー、これ新鮮!」。じゃがいも味が口に広がった後にサクッとした食感がきて、さらなるじゃがいも味が押し寄せる。
ファーストじゃがインパクトとセカンドじゃがインパクトが、当然ながら似て非なるもので、その立体的な味わいが面白い。マイルドなじゃが味に、油分と牛肉の旨味を含んだ濃いじゃが味が多い被さり、全てを奪い去っていく。最後に口に残るのは、やはりじゃがいもの後味。美味いか美味くないかでいうと、もちろん美味い。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★★★
美味さ ★★★☆☆
斬新さ ★★★★☆
合計点 17ポイント
相乗効果がそれほど感じられないため美味さが伸び悩んだが、手軽さと一体感で星を荒稼ぎ。じゃがいも料理の共演という斬新さもあって、合計はなかなかのポイント数となった。
ポテサラにシチューをしっかりと絡ませていただいてみると、「いや、これ、うまーいやんか!」。濃厚なシチューの味を邪魔することなく、それでいて若干マイルドにしながらポテサラの風味と食感が加わって最高。こんな料理がもとからあったような完成度の高さ。
次は、牛肉とポテサラを同時にいただくと、想像していたけど、ハイ、おいしい。濃厚な牛肉の味わいをポテサラがより膨らませ、口いっぱいに旨味が広がっていく。この味にちょっと飽きてきた時には、ポテサラやシチューだけをいただいて新鮮さを取り戻すこともできるので、やはりポテサラの上にシチューをかけなくて正解。
総評
手軽さ ★★★☆☆
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★★★
斬新さ ★★★★☆
合計点 16ポイント
温める作業とお皿を使うことで手軽さが星三つ。セパレイトで食べる魅力もあるので、一体感も星四つ。それほどカジュアルではないがマッシュポテトを使った料理なら存在するので、斬新さも同じく星四つとなり、結果、少々点数が伸び悩んだ印象。味が素晴らしいだけに、おしい結果となった。
それでは、ポテサラと麺をいい感じに絡ませてズズズっといただいてみると「こ、これは、なんともいえない不思議な感覚!」。もう一口いただくと、「むむむ」、うっすら嫌な予感。じゃがいも味がプラスされてその分味噌味が薄くなり、バターの力もあってか味がマイルドすぎてぼんやり化。
スープをいただいてみると、やはりポテトサラダが溶け込んで味噌の香りやコクがどこへやら。決して不味くはないし、完食できるおいしさではあるんだけど、完全にバラバラに食した方が正解。これは満点からほど遠いものもなってしまった。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★☆☆
美味さ ★★☆☆☆
斬新さ ★★★★★
合計点 15ポイント
味が残念だったわりには、手軽さと斬新さがポイントをかせいで、15ポイントとなかなか健闘。しかし今後ラーメンを封印するか迷うところ。
1品目:ポテサラ乗せ牛肉コロッケ
最初に選んだのは、ポテサラと同じく日本の家庭料理の定番であるコロッケ。同じ北海道産のじゃがいもが使用されていることからも、相性が悪いはずがない。というか、「揚げる前のものを揚げた後のものに乗せるだけではないか?」という疑問も生まれたが、やってみないことには何が起きるか誰にも分からない。そんな妙な情熱を心に燃やしつつ、コロッケにポテサラをオン。一瞬で新メニューが誕生した。ハンバーグにポテサラを乗せるのはまだ想像がつくが、コロッケだとどんなマリアージュが生まれるか、さっそくかぶりついてみると「ほえー、これ新鮮!」。じゃがいも味が口に広がった後にサクッとした食感がきて、さらなるじゃがいも味が押し寄せる。
ファーストじゃがインパクトとセカンドじゃがインパクトが、当然ながら似て非なるもので、その立体的な味わいが面白い。マイルドなじゃが味に、油分と牛肉の旨味を含んだ濃いじゃが味が多い被さり、全てを奪い去っていく。最後に口に残るのは、やはりじゃがいもの後味。美味いか美味くないかでいうと、もちろん美味い。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★★★
美味さ ★★★☆☆
斬新さ ★★★★☆
合計点 17ポイント
相乗効果がそれほど感じられないため美味さが伸び悩んだが、手軽さと一体感で星を荒稼ぎ。じゃがいも料理の共演という斬新さもあって、合計はなかなかのポイント数となった。
2品目:ポテサラ入りビーフシチュー
お次は洋食とのセッション、ということでこちらもセブン‐イレブンの超人気商品「金のビーフシチュー」をセレクト。レンジでチンしてお皿に盛り付け、中央にポテサラを乗せると完成。よくみるとこちらにもじゃがいもが入っているが、ソースがついて肉っぽいし気にしないでおく。見た目は斬新ながら美味そうな気配だが、さてお味のほうは。ポテサラにシチューをしっかりと絡ませていただいてみると、「いや、これ、うまーいやんか!」。濃厚なシチューの味を邪魔することなく、それでいて若干マイルドにしながらポテサラの風味と食感が加わって最高。こんな料理がもとからあったような完成度の高さ。
次は、牛肉とポテサラを同時にいただくと、想像していたけど、ハイ、おいしい。濃厚な牛肉の味わいをポテサラがより膨らませ、口いっぱいに旨味が広がっていく。この味にちょっと飽きてきた時には、ポテサラやシチューだけをいただいて新鮮さを取り戻すこともできるので、やはりポテサラの上にシチューをかけなくて正解。
総評
手軽さ ★★★☆☆
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★★★
斬新さ ★★★★☆
合計点 16ポイント
温める作業とお皿を使うことで手軽さが星三つ。セパレイトで食べる魅力もあるので、一体感も星四つ。それほどカジュアルではないがマッシュポテトを使った料理なら存在するので、斬新さも同じく星四つとなり、結果、少々点数が伸び悩んだ印象。味が素晴らしいだけに、おしい結果となった。
3品目:ポテサラ味噌バターコーンラーメン
いい結果が続くと、冒険心が高まるもの。斬新さマックスを求めて選んだのが、この企画で登場率が高いラーメンだ。今回はじゃがいもとのマッチングを考慮し、味噌バターコーンをチョイス。何だか、北海道の味覚を詰め込んだようなラーメンとなった。チンしたラーメンにポテサラを入れるだけなので、手軽さも星五つ違いなし。念願の満点を叩き出すことはできるのか。それでは、ポテサラと麺をいい感じに絡ませてズズズっといただいてみると「こ、これは、なんともいえない不思議な感覚!」。もう一口いただくと、「むむむ」、うっすら嫌な予感。じゃがいも味がプラスされてその分味噌味が薄くなり、バターの力もあってか味がマイルドすぎてぼんやり化。
スープをいただいてみると、やはりポテトサラダが溶け込んで味噌の香りやコクがどこへやら。決して不味くはないし、完食できるおいしさではあるんだけど、完全にバラバラに食した方が正解。これは満点からほど遠いものもなってしまった。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★☆☆
美味さ ★★☆☆☆
斬新さ ★★★★★
合計点 15ポイント
味が残念だったわりには、手軽さと斬新さがポイントをかせいで、15ポイントとなかなか健闘。しかし今後ラーメンを封印するか迷うところ。