西武鉄道などを傘下にもつ西武ホールディングスは、無料の会員制サービス「SEIBU PRINCE CLUB」の特典として、ポイントサービス「SEIBU Smile POINT(西武スマイルポイント)」を提供しています。もともと「プリンスポイント」という名称で展開していたサービスで、2024年9月にオープンした大規模商業施設「エミテラス所沢」や「グランエミオ/エミオ」などの駅ナカ施設に加え、西武グループのプリンスホテルや水族館などのレジャー施設でも割引などの特典を受けられます。今回は、少しわかりにくい「SEIBU PRINCE CLUB」と「SEIBU Smile POINT」の特徴を、主に鉄道利用者向けに紹介します。
※本記事の内容は2024年10月4日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
ポイント進呈率は通常110円につき1ポイントで、他の共通ポイントと比較しやすいようパーセント表記に換算すると「0.90%」となります。有効期限はポイントを獲得した年の翌年12月末(最大2年間)で、期限までに使い切りましょう。
SEIBU Smile POINTは西武鉄道の「乗車ポイントサービス(西武の乗車ポイント)」でもたまります。どちらかというと、西武鉄道・西武バスを対象とした「乗車ポイント」がメインと言えるかもしれません。
・「西武の乗車ポイント」について詳しくはこちら
https://www.bcnretail.com/market/detail/20240327_411780.html
より多くポイントをためたい人向けに、クレディセゾンが発行する年会費無料の提携クレジットカード「SEIBU PRINCE CLUB カードセゾン」もあり、同カード限定の特典に魅力を感じたらアップデートするとよいでしょう。カードの新規入会時に「お客さま番号」を記載すれば、それまでためたポイントは引き継げるのでじっくり検討しても問題ありません。
2024年3月からスタートしたモバイルPASMOへのチャージ方法を紹介すると、「PASMO」アプリを起動して「入金(チャージ)」→「事業者ポイント(一部事業者)」→「SEIBU Smile POINT(西武)」の順に選択し、表示される画面でSEIBU PRINCE CLUBにログインした後、チャージしたいポイント数を入力します。最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできますが、ログインがやや手間なので、ある程度まとめてチャージしたほうが便利でしょう。
2024年10月1日現在、ほかにモバイルPASMOにチャージ可能なポイントサービスは、小田急ポイント(小田急電鉄)、トブポマイル(東武鉄道)、京急プレミアポイント(京急電鉄)、メトポ(東京メトロ)の五つ。いずれも対象の路線の乗車などでたまるポイントサービスであり、それぞれ会員登録してポイントをためるとお得です。
・「SEIBU PRINCE CLUB」の加盟店は、西武鉄道、西武線沿線の商業施設、全国のプリンスホテル、西武グループのレジャー施設など
・SEIBU Smile POINTの最もお得なポイント使い道はモバイルPASMOへのチャージ→モバイルPASMOにチャージできるので沿線外の居住者でもためて損なし
「西武の乗車ポイント」のメインとなる「リピートプラス(2024年度)」は乗車区間を問わず、月3回以上の乗車からポイント進呈の対象となり、他の路線に比べ、達成のハードルは低いです。新規会員登録・利用促進に向けたキャンペーンも頻繁に実施されているので、年に数回でもSEIBU Smile POINTがたまる対象施設での買い物やサービスの利用、鉄道・バスの乗車の機会のある人は登録するとお得になるでしょう。
※本記事の内容は2024年10月4日時点の情報に基づきます。最新情報は公式サイトやアプリでご確認ください。
アプリだけで入会可能! 1ポイントから使える便利なポイントサービス
対象のSEIBU PRINCE CLUB加盟店でカードまたはアプリ(バーコード)を提示するとたまるSEIBU Smile POINTは、国内では1ポイント1円相当として利用でき(海外では利用時の所定の為替レートで円換算したときの1円相当)、「SEIBU PRINCE CLUBアプリ」の通常バーコード設定画面で「ポイント利用」をオンにすると、保有するポイントのすべて、または一部(設定したポイント数)で支払いができるため、何らかの理由で退会したい場合もポイントを使い切ってから退会可能です。ポイント進呈率は通常110円につき1ポイントで、他の共通ポイントと比較しやすいようパーセント表記に換算すると「0.90%」となります。有効期限はポイントを獲得した年の翌年12月末(最大2年間)で、期限までに使い切りましょう。
SEIBU Smile POINTは西武鉄道の「乗車ポイントサービス(西武の乗車ポイント)」でもたまります。どちらかというと、西武鉄道・西武バスを対象とした「乗車ポイント」がメインと言えるかもしれません。
・「西武の乗車ポイント」について詳しくはこちら
https://www.bcnretail.com/market/detail/20240327_411780.html
JRE POINT×Suicaの西武鉄道版「SEIBUスマイルリンク」が便利でお得!
独自の仕組みとして、SEIBU PRINCE CLUBにPASMOを登録(スマイルリンク登録)すると、SEIBUスマイルリンク対象加盟店、例えば西武線の駅構内にある自動販売機で1本110円以上のドリンクを購入した際にSEIBU Smile POINTが1ポイントたまります。「スマイルリンク登録」は「乗車ポイント」適用の条件でもあるので必ず登録しましょう。より多くポイントをためたい人向けに、クレディセゾンが発行する年会費無料の提携クレジットカード「SEIBU PRINCE CLUB カードセゾン」もあり、同カード限定の特典に魅力を感じたらアップデートするとよいでしょう。カードの新規入会時に「お客さま番号」を記載すれば、それまでためたポイントは引き継げるのでじっくり検討しても問題ありません。
おすすめの使い道はモバイルPASMOへのチャージ
ためたポイントの使い道のおすすめは、チケットレスサービス「Smooz(スムーズ)」での特急券・指定券の購入、新しくできた「エミテラス所沢」をはじめとするSEIBU PRINCE CLUB加盟店での利用、そしてPASMOへのチャージです。2024年3月からスタートしたモバイルPASMOへのチャージ方法を紹介すると、「PASMO」アプリを起動して「入金(チャージ)」→「事業者ポイント(一部事業者)」→「SEIBU Smile POINT(西武)」の順に選択し、表示される画面でSEIBU PRINCE CLUBにログインした後、チャージしたいポイント数を入力します。最小1ポイントから1ポイント単位でチャージできますが、ログインがやや手間なので、ある程度まとめてチャージしたほうが便利でしょう。
2024年10月1日現在、ほかにモバイルPASMOにチャージ可能なポイントサービスは、小田急ポイント(小田急電鉄)、トブポマイル(東武鉄道)、京急プレミアポイント(京急電鉄)、メトポ(東京メトロ)の五つ。いずれも対象の路線の乗車などでたまるポイントサービスであり、それぞれ会員登録してポイントをためるとお得です。
まとめ
・SEIBU Smile POINTは西武グループの会員サービス「SEIBU PRINCE CLUB」のポイントサービス。入会は無料・「SEIBU PRINCE CLUB」の加盟店は、西武鉄道、西武線沿線の商業施設、全国のプリンスホテル、西武グループのレジャー施設など
・SEIBU Smile POINTの最もお得なポイント使い道はモバイルPASMOへのチャージ→モバイルPASMOにチャージできるので沿線外の居住者でもためて損なし
「西武の乗車ポイント」のメインとなる「リピートプラス(2024年度)」は乗車区間を問わず、月3回以上の乗車からポイント進呈の対象となり、他の路線に比べ、達成のハードルは低いです。新規会員登録・利用促進に向けたキャンペーンも頻繁に実施されているので、年に数回でもSEIBU Smile POINTがたまる対象施設での買い物やサービスの利用、鉄道・バスの乗車の機会のある人は登録するとお得になるでしょう。