【記者のひとこと】内部脅威にも注意を
日本IBMが発表した「2024年データ侵害のコストに関する調査レポート」によると、データ侵害時に発生する平均コストはグローバルが前年比10%増の488万ドル、日本は同5%増の6億3000万円で、どちらも過去最高となりました。
初期攻撃の経路別の平均総コストでは、「悪意によるインサイダー」が1位となりました。その要因を同社のコンサルティング事業本部の窪田豪史・Cybersecurity Services X-Forceインシデント・レスポンス日本責任者は「内部の不正の場合、正規のアクセス権があるため、発見までが長期化し、コストも高くなる」と説明しました。
国内では昨年、NTT西日本子会社のNTTビジネスソリューションズの元派遣社員が大量の個人情報を流出させた事件が大きな話題となりました。セキュリティーの場合、外部からの攻撃に対する対策を強化する企業が多いですが、内部脅威の対策も同じくらい重視する必要があります。(岩田晃久)
【記事はこちら】
日本IBM、データ侵害時発生コストが過去最高に 調査結果を発表、AI/自動化で期間を短縮
初期攻撃の経路別の平均総コストでは、「悪意によるインサイダー」が1位となりました。その要因を同社のコンサルティング事業本部の窪田豪史・Cybersecurity Services X-Forceインシデント・レスポンス日本責任者は「内部の不正の場合、正規のアクセス権があるため、発見までが長期化し、コストも高くなる」と説明しました。
国内では昨年、NTT西日本子会社のNTTビジネスソリューションズの元派遣社員が大量の個人情報を流出させた事件が大きな話題となりました。セキュリティーの場合、外部からの攻撃に対する対策を強化する企業が多いですが、内部脅威の対策も同じくらい重視する必要があります。(岩田晃久)
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