リニューアル? K-POPガールズグループ“MADEIN”が爆誕
【父娘のコラボブログ:K-POPとその周辺のお話・13】K-POPガールズグループの1組、“LIMELIGHT”(ライムライト)は3人組のグループですが、拡張型ガールズグループという特殊なコンセプトの元、メンバー数が制限されていないということから、おそらく今年7月で同じくK-POPガールズグループである“Kep1er”(ケプラー)が契約期間を終了した際、同じ韓国の芸能プロダクション「143エンターテインメント」に所属しているマシロとイェソがLIMELIGHTに加入するものだと思っていました。
ただ、筆者はKep1erが誕生したサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称:ガルプラ)では、ずっとマシロとイェソを応援していましたし、LIMELIGHTはデビュー当初から推していましたので、この既定路線をとても楽しみにしていたところ、7月半ばに143エンターテインメントから「“MADEIN”(メイディン)というグループを結成してマシロとイェソが参加する」という発表があり、「あれ? LIMELIGHTに加入するのではない?」という話になりました。
でも、その直後に「このMADEINにはLIMELIGHTのメンバーも参加する」ということが明らかになり、どうやら新しいグループを結成するという方向になったことが判明しました。もともとLIMELIGHTのコンセプトが拡張型であったので、なぜLIMELIGHTをなくして新たなグループが結成されたのかは謎に包まれていますが、個人的にはLIMELIGHTのこれまでの素晴らしい財産とも言える楽曲が、今後は生で聞けなくなるかもしれないと残念に感じます。
そして、MADEINのメンバーは元Kep1erのメンバー2人と、元LIMELIGHTのメンバー3人だけではありませんでした。これは、今年の5月に幕張メッセで開催された「KCON JAPAN 2024」での目撃情報によって以前から噂されていましたが、去年放映されたサバイバル番組“PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS”(通称:日プ女子)に参加していた阿部和(ナゴミ)と斉藤芹菜(セリナ)がKCONの会場で143エンターテインメントの社長と一緒にいて、社長が「新しいメンバーだよ」と周りの人に紹介していたことが本当になり、この2人もMADEINに合流することになりました。
なお、ナゴミは筆者の推しで、2ピック投票のときはココロとナゴミに票を投じていたので、この日プ女子で最後まで残ることができなかったのは、逸材を逃した気持ちでいっぱいでしたが、今回このように新しいグループに参加することになって、とても楽しみです。また噂ではありましたが、セリナは日プ女子の最終選考に残るのではないか、といわれていたほどの人気でしたので、同じようにMADEINでデビューできたことは、この新しいグループにとってはプラスになると感じました。
そして、よく確認してみると7人のメンバーのうち、4人が日本人メンバーであるという、K-POPガールズグループとしては大変珍しい構成となっていることが分かります。おそらく、事務所が考える新しいグループの具体的な構想があってのメンバー構成なのだろうと思います。
7月3日にデビュー曲「UNO」のMVが公開され、良くも悪くも大きな話題となっています。この曲は瞬間のときめきと切なさを表現した楽曲で、彼女たちの純粋な歌声とハーモニーが特徴となっています。デビュー曲のミュージックビデオは最新のVFX技術とAI技術が利用されていましたが、メンバーの顔などがAIで加工されていたため、それを見た一部のファンは違和感を覚えたようです。この映像には好感が持てないというコメントが多くあったため、事務所の社長がSNSで「VFXとAIを省いた新しいMVをリリースする」という公式コメントをするといった事態にまでなりました。
記者会見では、MV撮影のときの裏話として、映像では自然な笑顔であっても、実際の撮影日は気温36度の猛暑であり顔が真っ赤になっていたというエピソードを伺うことができました。
記者会見の「一番◯◯なのは誰?」というコーナーでは、マシロとセリナがビビりであるということが暴露され、会場の笑いを誘いました。また、「一番おしゃれなのは誰?」という問いかけに、自らがおしゃれだと立候補したミユは、「練習するときはダサい格好でも、お出かけのときはおしゃれだと思う」と説明しましたが、メンバーの賛同を得ることはできませんでした。
記者会見の質疑応答では、「チームの中での役割は?」という質問があり、ナゴミが“マンネ”(末っ子)、ミユが“笑わせ”、イェソが“バランス”、セリナが大阪出身なので“リアクション”担当、マシロが“リーダー”担当、ガウンが“ダンス”担当、スヘが“ヴォーカル”担当ということがその場で決まりました。
これはデビューする前に発表となりましたが、すでに日本ファンミーティング「MADEIN ADVENTURE 2024」を開催することが決定しています。ファンミーティングは10月5日と6日の2日間、大阪のオリックス劇場で行われる予定です。筆者としては参戦したいところなのですが、東京在住ということもあり、追加公演が東京で開催されないか期待しています。
また、来年4月には、Creative House “LAND”が主催する音楽・ファッション・カルチャーが融合した複合イベント “LANDCON”のヘッドライナーとして登場することが決定しています。デビュー間もないグループがヘッドライナーというのも驚きですが、まだほかの参加アーティストが発表になっていないので、しばらくは様子見となりそうです。
MADEINの魅力は、圧倒的なビジュアル、完成度の高い楽曲もさることながら、多様なバックグラウンドを持つメンバーたちの組み合わせにあり、それぞれのメンバーが独自の色をグループに影響を与えています。華やかなデビューを果たしたばかりの彼女たちは、既に多くのファンの心をつかんでいるようで、これからの活躍が大いに楽しみです。そして、MADEINの活動においては、これまでリリースされたLIMELIGHTの名曲がこれからも生き続けることを願うばかりです。(はとりーぬ&らいか)
■Profile
はとりーぬ&らいか
東京都在住50半ばの父と20代前半の娘。共通の趣味が“IZ*ONE”から始まったK-POP推し活動で、月に数回の活動を通して韓国文化の流帆に務める日々。最近の注目はBABYMONSTERとQWERです。
LIMELIGHTの楽曲が聞けなくなるかもしれない
ところが、もともとの契約期間である2年6カ月を終了してもKep1erは解散せず、契約延長となり、なんとそこからマシロとイェソだけが脱退するということになりました。Kep1erが活動をこれからも継続することはファンとしては朗報ですが、マシロとイェソがいなくなるというのは寂しい気持ちがありました。ただ、筆者はKep1erが誕生したサバイバル番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称:ガルプラ)では、ずっとマシロとイェソを応援していましたし、LIMELIGHTはデビュー当初から推していましたので、この既定路線をとても楽しみにしていたところ、7月半ばに143エンターテインメントから「“MADEIN”(メイディン)というグループを結成してマシロとイェソが参加する」という発表があり、「あれ? LIMELIGHTに加入するのではない?」という話になりました。
でも、その直後に「このMADEINにはLIMELIGHTのメンバーも参加する」ということが明らかになり、どうやら新しいグループを結成するという方向になったことが判明しました。もともとLIMELIGHTのコンセプトが拡張型であったので、なぜLIMELIGHTをなくして新たなグループが結成されたのかは謎に包まれていますが、個人的にはLIMELIGHTのこれまでの素晴らしい財産とも言える楽曲が、今後は生で聞けなくなるかもしれないと残念に感じます。
そして、MADEINのメンバーは元Kep1erのメンバー2人と、元LIMELIGHTのメンバー3人だけではありませんでした。これは、今年の5月に幕張メッセで開催された「KCON JAPAN 2024」での目撃情報によって以前から噂されていましたが、去年放映されたサバイバル番組“PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS”(通称:日プ女子)に参加していた阿部和(ナゴミ)と斉藤芹菜(セリナ)がKCONの会場で143エンターテインメントの社長と一緒にいて、社長が「新しいメンバーだよ」と周りの人に紹介していたことが本当になり、この2人もMADEINに合流することになりました。
なお、ナゴミは筆者の推しで、2ピック投票のときはココロとナゴミに票を投じていたので、この日プ女子で最後まで残ることができなかったのは、逸材を逃した気持ちでいっぱいでしたが、今回このように新しいグループに参加することになって、とても楽しみです。また噂ではありましたが、セリナは日プ女子の最終選考に残るのではないか、といわれていたほどの人気でしたので、同じようにMADEINでデビューできたことは、この新しいグループにとってはプラスになると感じました。
日本人の方が多い珍しいK-POPガールズグループ
ここであらためてMADEINについて紹介すると、グループ名には、“WE MADE IN U”(ファンの愛で作られた)という意味が込められているそうで、メンバーそれぞれがサバイバル番組を経験して、ファンの支持を得て今回集まったことをグループ名に表しているとのことです。メンバーは7人、Kep1erを脱退したマシロとイェソ、LIMELIGHTのメンバーであったミユ、スヘ、ガウン、そして日プ女子に参加したナゴミとセリナで構成されています。そして、よく確認してみると7人のメンバーのうち、4人が日本人メンバーであるという、K-POPガールズグループとしては大変珍しい構成となっていることが分かります。おそらく、事務所が考える新しいグループの具体的な構想があってのメンバー構成なのだろうと思います。
7月3日にデビュー曲「UNO」のMVが公開され、良くも悪くも大きな話題となっています。この曲は瞬間のときめきと切なさを表現した楽曲で、彼女たちの純粋な歌声とハーモニーが特徴となっています。デビュー曲のミュージックビデオは最新のVFX技術とAI技術が利用されていましたが、メンバーの顔などがAIで加工されていたため、それを見た一部のファンは違和感を覚えたようです。この映像には好感が持てないというコメントが多くあったため、事務所の社長がSNSで「VFXとAIを省いた新しいMVをリリースする」という公式コメントをするといった事態にまでなりました。
K-POPでは異例の日本でのデビュー記者会見を開催
7月5日には、デビュー発表して以降初めてのメンバー全員でのお披露目となる記者会見を実施しました。それも、日本での開催に加え、オンラインでの全世界生中継を行うという、K-POPガールズグループでは今まで聞いたことのない前代未聞の記者会見となりました。これもメンバーの過半数が日本人であるということの利点だとは思います。記者会見では、MV撮影のときの裏話として、映像では自然な笑顔であっても、実際の撮影日は気温36度の猛暑であり顔が真っ赤になっていたというエピソードを伺うことができました。
記者会見の「一番◯◯なのは誰?」というコーナーでは、マシロとセリナがビビりであるということが暴露され、会場の笑いを誘いました。また、「一番おしゃれなのは誰?」という問いかけに、自らがおしゃれだと立候補したミユは、「練習するときはダサい格好でも、お出かけのときはおしゃれだと思う」と説明しましたが、メンバーの賛同を得ることはできませんでした。
記者会見の質疑応答では、「チームの中での役割は?」という質問があり、ナゴミが“マンネ”(末っ子)、ミユが“笑わせ”、イェソが“バランス”、セリナが大阪出身なので“リアクション”担当、マシロが“リーダー”担当、ガウンが“ダンス”担当、スヘが“ヴォーカル”担当ということがその場で決まりました。
MADEINの今後の活躍に期待!
このように、9月3日に正式デビューしたMADEINですが、もうすでに多くのスケジュールが入っており、その中には日本での積極的な活動も見受けられます。まず、9月上旬はデビュー曲を韓国の音楽番組で披露することになります。そこでのプロモーションが韓国本国でどれだけ認知されるかを大きく左右することでしょう。そして、9月7日には、「第39回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2024 AUTUMN/WINTER」(通称TGC)で、メンバーがランウェイに登場して、ファッションに敏感な日本の若年層へのアピールを行いました。これはデビューする前に発表となりましたが、すでに日本ファンミーティング「MADEIN ADVENTURE 2024」を開催することが決定しています。ファンミーティングは10月5日と6日の2日間、大阪のオリックス劇場で行われる予定です。筆者としては参戦したいところなのですが、東京在住ということもあり、追加公演が東京で開催されないか期待しています。
また、来年4月には、Creative House “LAND”が主催する音楽・ファッション・カルチャーが融合した複合イベント “LANDCON”のヘッドライナーとして登場することが決定しています。デビュー間もないグループがヘッドライナーというのも驚きですが、まだほかの参加アーティストが発表になっていないので、しばらくは様子見となりそうです。
MADEINの魅力は、圧倒的なビジュアル、完成度の高い楽曲もさることながら、多様なバックグラウンドを持つメンバーたちの組み合わせにあり、それぞれのメンバーが独自の色をグループに影響を与えています。華やかなデビューを果たしたばかりの彼女たちは、既に多くのファンの心をつかんでいるようで、これからの活躍が大いに楽しみです。そして、MADEINの活動においては、これまでリリースされたLIMELIGHTの名曲がこれからも生き続けることを願うばかりです。(はとりーぬ&らいか)
■Profile
はとりーぬ&らいか
東京都在住50半ばの父と20代前半の娘。共通の趣味が“IZ*ONE”から始まったK-POP推し活動で、月に数回の活動を通して韓国文化の流帆に務める日々。最近の注目はBABYMONSTERとQWERです。