ゆりあげ港朝市協同組合は9月8日6時から、秋のイベント「さんま祭り」をゆりあげ港朝市（宮城県名取市）にて開催する。参加費は無料。

生のさんまを自分で焼いて食べられる

　「さんま祭り」は、子どもたちにさんまを焼く楽しさと、炭火で焼きたてのさんまの美味しさを体験してもらうべく、生のさんまを自分で焼いて食べる全国初のイベントとして1985年に開催された「生さんま炭火焼き無料体験試食会」が発祥となる。

　さんまの水揚げ地外ながら、近年は「さんま祭り」として地域住民に愛される毎年恒例の人気イベントに成長した。

　今期のさんまの水揚げは昨年より2週間早く、サイズも若干大きめと予想されている。しかしながら漁獲量は不安定で、価格的には昨年より2割ほど安くなっているものの、9月中はまだまだ高級魚として販売されることが予想される。
 
　今回の「さんま祭り」は全国でも早い時期の開催となり、脂の乗った大きめの北海道産さんまを厳選して、約2000匹を提供する。

　当日は6時に整理券の配布が開始され、さんまの準備が整い次第、整理券番号に従ってさんまが配布される。なお、さんまの準備が整うまでの時間は、会場内の店舗にて買い物を楽しめる。また、会場では持ち帰り用のさんまも販売される。
 
　ゆりあげ港朝市は、地元の新鮮な魚介や野菜が並ぶ朝市で、毎週日曜・祝日の6～13時に開催されており、約50店舗が軒を連ねる。