さまざまなコンビニの人気商品をアレンジし、さらにおいしいメニュー作りに挑戦するこの企画。今回は味わいとヘルシーさで話題の、セブン‐イレブンの「たことブロッコリー バジルサラダ」をセレクト。テレビなどでも取り上げられる人気惣菜がどう生まれ変わるのか。
ブロッコリーとパスタを同時にいただいてみると、いつものバジルの風味にたらこ味が加わり、パスタのボリュームも感じられてなかなかグッド。パスタに入っているシソやシラスとの相性も良く、全く違和感なく食すことができた。
サラダにはボリュームと彩りを与え、パスタにはバジルの風味とさまざまな食材の歯応えを与える相乗効果もバッチリ確認。タコは若干浮いた存在となっていたが、それも個性といえなくはない。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★☆☆
斬新さ ★★★☆☆
合計点 15ポイント
決して悪くはない味わいだったが、想像の範疇であったこと、そしてサラダと冷製パスタの組み合わせがそれほど珍しいものではないことにより、ポイントは尻つぼみに。見た目と安定した味わいは保証できるので、夏のホームパーティーに1品加えるような使い方がおすすめだ。
バジルソースと絡んだ麺からいただいてみると「こ、こ、これは大成功やでー!」。濃厚なえびの出汁に、爽やかながらオイリーなバジルソースが合わさり、中華ともイタリアンともいえない絶妙な味わいをモチモチ麺が増幅させる。温かい汁をまとったブロッコリーやそら豆、じゃがいもを食べてみても、やっぱり美味い。考えてみると全て温野菜でいただけるものだし、熱々スープとの相性は特にいいのかもしれない。
この感じなら、えび味噌だけでなく、塩ラーメンやチャンポンなど、洋食のニュアンスを持ったラーメンなら全て合いそうだ。ちなみに、タコはやはり浮いていたが、アクセントとして活躍してくれたと信じよう。
総評
手軽さ ★★★★☆
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★★★
斬新さ ★★★★★
合計点 18ポイント
双方が魅力を引き出しながらクオリティーの高い味わいを楽しませてくれたことで、やはり高得点をマーク。温かいラーメンとバジルサラダという一見ミスマッチな組み合わせが斬新さの高ポイントにつながった。
すると、なんということでしょう。美味そうにも不味そうにも見える、何だか不思議なものが誕生してしまった。
では、肝心のお味の方。冷たいコーンスープがしっかり絡んだブロッコリーをいただいてみると「うーむ、ひんやりー、かつクリーミー、かつチンミョー」。そこまでおいしくなくてもそれなりの味を期待していたが、バジルの風味はどこかへ吹き飛び、ただ冷たいコーンスープにつけたブロッコリーをゴリゴリ食べているだけ。
それが決して不味くはないが、はっきりいって美味くもない。そら豆とじゃがいもも同様で、これは完全に別々に食べるのが正解。もちろんタコは絶対にバラバラで。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★☆☆☆☆
美味さ ★★☆☆☆
斬新さ ★★★★★
合計点 13ポイント
この珍妙さの原因を考えてみると、味わいや風味はまるっきりコーンスープに飲み込まれてるのに、食感だけが妙に活きてるというアンバランスさ。というわけで、手軽さと斬新さだけが伸びる、やはり珍妙な結果となってしまった。
たことたらこのバジルサラダ入り冷製パスタ
1品目は、バジル味のサラダと相性が良さそうな冷製パスタをチョイス。トマトベースではなく、たらこの和風ソースというところで冒険心も高めた。まずソースとパスタをしっかりと混ぜ合わせ、その上に、たことブロッコリー バジルサラダをいい感じに並べると完成。一瞬でできたのにかなり美しいビジュアルで、これはどこに出しても恥ずかしくない1品になりそうだ。ブロッコリーとパスタを同時にいただいてみると、いつものバジルの風味にたらこ味が加わり、パスタのボリュームも感じられてなかなかグッド。パスタに入っているシソやシラスとの相性も良く、全く違和感なく食すことができた。
サラダにはボリュームと彩りを与え、パスタにはバジルの風味とさまざまな食材の歯応えを与える相乗効果もバッチリ確認。タコは若干浮いた存在となっていたが、それも個性といえなくはない。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★☆☆
斬新さ ★★★☆☆
合計点 15ポイント
決して悪くはない味わいだったが、想像の範疇であったこと、そしてサラダと冷製パスタの組み合わせがそれほど珍しいものではないことにより、ポイントは尻つぼみに。見た目と安定した味わいは保証できるので、夏のホームパーティーに1品加えるような使い方がおすすめだ。
バジルサラサ入りえび味噌ラーメン
冷製パスタとサラダの組み合わせが斬新さに欠けるなら、同じ麺類のこちら、ラーメンならどうだ。熱い、汁物、イタリアンではない、と、この三つのハードルを乗り越えられるか。今回選んだのは、海鮮系でバジルとまだ合いそうな「えび味噌ラーメン」。器ごとチンした熱々に冷たいバジルサラダを乗せると完成。こちらも見た目はそれほど悪くない。バジルソースと絡んだ麺からいただいてみると「こ、こ、これは大成功やでー!」。濃厚なえびの出汁に、爽やかながらオイリーなバジルソースが合わさり、中華ともイタリアンともいえない絶妙な味わいをモチモチ麺が増幅させる。温かい汁をまとったブロッコリーやそら豆、じゃがいもを食べてみても、やっぱり美味い。考えてみると全て温野菜でいただけるものだし、熱々スープとの相性は特にいいのかもしれない。
この感じなら、えび味噌だけでなく、塩ラーメンやチャンポンなど、洋食のニュアンスを持ったラーメンなら全て合いそうだ。ちなみに、タコはやはり浮いていたが、アクセントとして活躍してくれたと信じよう。
総評
手軽さ ★★★★☆
一体感 ★★★★☆
美味さ ★★★★★
斬新さ ★★★★★
合計点 18ポイント
双方が魅力を引き出しながらクオリティーの高い味わいを楽しませてくれたことで、やはり高得点をマーク。温かいラーメンとバジルサラダという一見ミスマッチな組み合わせが斬新さの高ポイントにつながった。
バジルサラダのスイートコーンスープまみれ
最後はもっと手軽に、冷たいコーンスープを使ったアレンジ。夏に登場する冷製スープに具材が入っているものを見たことがないし、もし美味ければコンビニ文化に革命が起きるかも。などと淡い期待を膨らませながら、バジルサラダのカップにコーンスープをどぼどぼと注いでいく。すると、なんということでしょう。美味そうにも不味そうにも見える、何だか不思議なものが誕生してしまった。
では、肝心のお味の方。冷たいコーンスープがしっかり絡んだブロッコリーをいただいてみると「うーむ、ひんやりー、かつクリーミー、かつチンミョー」。そこまでおいしくなくてもそれなりの味を期待していたが、バジルの風味はどこかへ吹き飛び、ただ冷たいコーンスープにつけたブロッコリーをゴリゴリ食べているだけ。
それが決して不味くはないが、はっきりいって美味くもない。そら豆とじゃがいもも同様で、これは完全に別々に食べるのが正解。もちろんタコは絶対にバラバラで。
総評
手軽さ ★★★★★
一体感 ★☆☆☆☆
美味さ ★★☆☆☆
斬新さ ★★★★★
合計点 13ポイント
この珍妙さの原因を考えてみると、味わいや風味はまるっきりコーンスープに飲み込まれてるのに、食感だけが妙に活きてるというアンバランスさ。というわけで、手軽さと斬新さだけが伸びる、やはり珍妙な結果となってしまった。