日本の夏といえば「花火」。関西では、多くの花火大会が開催される。そこで、関西で開催される花火大会のうち、特におすすめしたいスポットを紹介する。夏にしか楽しめない花火を、心ゆくまで満喫しよう。

花火を見るベストスポットとは？

　花火を存分に楽しむために、ベストポジションを確保したいだろう。しかし花火を見るベストスポットとは、一体どのあたりなのだろうか。
 
　花火を楽しむのに重要なのは、打ち上げ場所からの距離だ。かといって、近ければ近いほど良いわけではない。50m離れた場所からは、迫力満点の花火が見られるものの、やや苦しい体勢で観賞しなければならない。おすすめなのは、100～300mほど距離が離れた位置といえる。
 

関西でおすすめの花火大会3選

　関西では、毎年夏になると多くの花火大会が開催される。ここでは、8月に開催予定の花火大会を三つ紹介する。
 

泉州夢花火 in 泉南（大阪府）

　「泉州夢花火in泉南」は、大阪府内で最大級の海上花火大会だ。8月24日に、SENNAN LONG PARKにて開催される予定だ。海上に打ち上げられる、大迫力の花火だけでなく、グルメも楽しめる花火大会となっている。
 

那智勝浦町花火大会（和歌山県）

　和歌山県では「那智勝浦町花火大会」が8月11日に開催される。大会の会場となるのは、那智海水浴場。ここは環境省によって「快水浴場100選」に選ばれたスポットだ。美しい那智湾に上がる、迫力満点の花火を満喫できるだろう。
 

2024びわ湖大花火大会（滋賀県）

　滋賀県では、8月8日に「2024びわ湖大花火大会」が開催される。いわずと知れた、日本一大きい湖の琵琶湖を花火が彩る光景は、非常に幻想的。約1万発の花火が打ち上がることから、全国有数の花火大会ともいわれている。
 

花火大会をもっと楽しむには？

　花火大会をより楽しむためにと、場所取りに気合をいれる人も多いだろう。場所取りには、会場へ到着する時間帯や場所を確保する方法などのポイントがある。また周囲とトラブルにならないよう、注意点もあるので参考にしてほしい。
 

場所取りのポイントは？

　場所取りのポイントは、会場が混雑するピーク時間を把握しておくことだ。花火大会の会場では、多くが打ち上げ開始の1時間半ほど前から、花火が打ち上がるまでの時間がピークだ。15時くらいに会場に行っておくといいだろう。

　ただし会場には、それぞれルールがある。場所によっては指定された時間以外に場所取りができないケースもある。ルールを守らずに場所取りをしていると、レジャーシートやガムテープなど、場所取りに使用していたものが撤去されてしまうかもしれない。
 

注意点は？

　狙った場所を見つけたら、シートを広げて場所取りをするだろう。ここで注意してほしいのが、シートの大きさだ。グループの人数に対して、広すぎる範囲を確保してしまうと、隣の人とのトラブルに発展するかもしれない。

　またシートだけを敷いて、グループ全員が離席するのも避けよう。確保した場所には、常に誰かが滞在しているように注意してほしい。
 

今年の夏は、関西で花火大会を楽しもう！

　関西では、毎年8月になると多くの花火大会が開催される。この記事で紹介していない場所でも、夏の風物詩である花火を思う存分に楽しめる。ぜひ花火大会を楽しもう。