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「エミテラス所沢」の開業日が9月24日に決定! 「グランエミオ所沢」との共通アプリ先行リリース

暮らし

2024/08/03 19:00

 西武リアルティソリューションズと住友商事は、共同で開発する広域集客型商業施設「エミテラス所沢」の開業日を9月24日に決定した。施設は7月31日に竣工し、全142店舗のうち、未発表だった3店舗の情報も発表した。

所沢駅西口に誕生する「エミテラス所沢」外観
(2024年7月31日撮影)

DX・AIで便利に 本格的なイベント開催エリアも

 「エミテラス所沢」は、西武鉄道所沢車両工場跡地(埼玉県所沢市)を含む周辺一帯で進められている「所沢駅西口土地区画整理事業」の地区内で建設している広域集客型商業施設。西武線沿線を中心とした広域からの集客を目指し、子育てファミリーからアクティブ シニアまで幅広い世代をターゲットに据える。

 キーテナントとして、シネマコンプレックス「T・ジョイ エミテラス所沢」のほか、「サミットストア」「niko and ...」「ユニクロ」「H&M」「ドットエスティ」「アクタス」「スポーツデポ」「ジュンク堂書店」「ノジマ」「アカチャンホンポ」「namco」の計12店舗が出店する。また、発表済みのテナントに加え、人気ゲーム「マインクラフト」の期間限定POP UP STORE、ヒューマンアカデミー(ビジネススクール)、OPAQUE.CLIP(ファッション)の出店が決定した。なお、142店舗のうち、埼玉初出店は22店舗、所沢市内初出店は94店舗。
 
駅からのアクセス

 目玉となる、本格的なイベントが開催できる大規模吹き抜け空間「センターコ-ト(仮称)」は国内の商業施設では最大級の大型LEDビジョンなど最新鋭の設備を備え、インタラクティブデジタルコンテンツ「スポットライトオーケストラ」「tokorozawa ドリーム花火」を実装する。開催を想定しているイベントは、ライオンズ戦パフリックビューイング、スポーツ、eスポーツ、音楽ライブなど。イベントのない時はテーブルや椅子を配置して憩いの場として開放する。また、AIを活用して駐車場の空き台数表示、ベビーカート貸し出し情報表示など、館内の状況をサイネージやスマートフォン(スマホ)で可視化する仕組みを導入する。
 
駐車場出口利用状況のサイネージ掲載イメージ(左)と、
トイレ、授乳室の利用状況サイネージ掲載イメージ

 1階のフードコート「こもれびフードホール」は公園に隣接し、約1000席の客席を囲むように22の店舗が並び、靴を脱いで寛げる「こあがり席」や予約制の「パーティールーム」も備える。また、4階には、屋内外がシームレスにつながり、富士山とまちを一望できる屋上庭園「そらくもひろば」が誕生。屋内部分となる「そらくもダイニング」には7軒の個性豊かなレストランが並び、雨の日でも遊べる未就学児用のプレイエリアも設置する。
 
屋外部分に子ども向けの遊具もある屋上庭園
「そらくもひろば」

 このほか、所沢市の廃棄木材によるウッドチップ舗装、西川バウムの「はしらベンチ」といった埼玉県産材の活用はじめ、さまざまな環境・サステナビリティに配慮した取り組みを行う。

 開業に先立ち、8月6日に「所沢」駅東口の駅ビル「グランエミオ所沢」と連携する共通スマホアプリ「エミテラス&グランエミオ 所沢」をリリースする。同アプリの提示で西武グループの共通ポイント「SEIBU Smile POINT」がたまる・使えるほか(別途、SEIBU Smile IDの登録が必要)、フロアマップ、ショップ案内、イベント、お知らせなどをまとめて確認できる。さらに9月24日の開業に合わせて、「エミテラス所沢」オリジナルの機能として「キッズプログラム」などをアップデートする予定。
 
「エミテラス&グランエミオ 所沢」アプリの画面イメージ(左)

 所在地は埼玉県所沢市東住吉10番1。アクセスは西武新宿線・池袋線「所沢」駅西口から徒歩約4分。駐車台数・駐輪台数はともに約1700台。運営管理は住友商事、住商アーバン開発。
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