夏の風物詩の一つといえば、「花火大会」。そこで、今年の8月に関東で行われる穴場の花火大会を紹介する。関東で花火大会を満喫するなら、この3スポットは欠かせない。

美しい花火を楽しむベストスポットとは？

　花火はどこから見るのかによって、見え方がまったく異なる。せっかく花火大会へ行くならば、存分に楽しめるポジションを選びたいところだ。
 
　ベストスポットを決める場合、注目したいのは「打ち上げ場所」。花火がどこから打ち上がるのか、打ち上げ場所は必ずチェックしておこう。

　打ち上げ場所から50mの位置だと、花火が真上に見える。100～300mの位置からは、無理のない姿勢で花火全体を見られる。400～600mでも、十分に花火を楽しめる。600mより離れると、音が小さくなり迫力はやや劣る。

関東でおすすめの花火大会は？

　8月には、関東でもさまざまな花火大会が開かれる。数ある花火大会の中から、おすすめを三つ紹介する。
 

みなとみらいスマートフェスティバル（神奈川県）

　みなとみらいスマートフェスティバルは、神奈川県・みなとみらいで開催される花火大会だ。「SDGs未来都市・横浜」をテーマに、約2万発の花火が打ち上がる。

　港町の夜景を彩る花火は、横浜ならではの絶景だ。開催日は8月5日であるため、ぜひ訪れてみてほしい。
 

江戸川区花火大会（東京都）

　東京都・江戸川区と千葉県・市川市の2カ所で同時開催されるのが、江戸川区花火大会だ。例年、8月の第1土曜日に開催されていた花火大会だが、今年は8月24日に開催されるため、間違えないように注意してほしい。

　この花火大会では、異なる八つのテーマで花火を打ち上げる。BGMに乗せて打ち上がる花火は、非常に幻想的だ。
 

高崎まつり大花火大会（群馬県）

　高崎まつり大花火大会は、1時間で約1万5000発の花火が打ち上がる。北関東トップクラスのスピード感が魅力だ。「まつり」というワードがついてることからも分かるように、神輿を始めとした夏祭りらしいイベントも開催される。

　開催日は2024年8月24日。8月の下旬に楽しめる花火大会のため、ぜひ夏の最後の思い出にしてほしい。

花火大会を楽しむ極意

　花火大会を楽しむ極意として「場所取りのコツ」や「注意点」を解説する。
 

場所取りのコツとは？

　花火大会で重要なのは、見る場所。そこで「場所取りのコツ」をおさえて、ベストポジションをゲットしてほしい。

　花火大会の会場における混雑のピークは、花火の打ち上げが始まる1時間半ほど前からだ。都内の花火大会ではより早く、15時ごろに会場に着いておこう。
 

注意点

　花火大会の場所取りをする場合、いくつかの注意点がある。周囲の人とトラブルにならないよう、シートの面積は必要最低限にしておこう。またシートを敷いて場所取りをしたら、必ず1人はその場所に滞在しよう。

今年の夏は、花火大会を満喫しよう！

　日本の夏を象徴する一大イベントの一つ「花火」。ぜひ、夏の風物詩を楽しんでほしい。