【記者のひとこと】順調に稼働する現金処理機

コラム

2024/08/01 10:00

 新しい紙幣の発行が始まって約1か月。既に手にした人も多いと思います。新紙幣に対応した現金処理機を多く納入してきたOKIグループは、市中に出回った後の汚れ具合や折れ曲がり具合によって、想定外のことが起きないか神経を使っています。

 OKIグループで保守運用を担うOKIクロステックは、銀行ATMや小売店舗のレジ、券売機などで稼働する現金処理機が正常に動作し続けるよう、保守運用サービスを通じて支えています。今のところ大きなトラブルは起きていないそうです。

 一方で、急速に進むキャッシュレス化で将来的に現金処理機の稼働台数が頭打ちになることも考えられます。同社は、これまで培った保守運用のノウハウや実績を足掛かりに、新しい事業領域の開拓に意欲を示しています。(安藤章司)

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現金処理機の安定稼働で重要な役割を果たす OKIクロステック 代表取締役社長執行役員 冨澤博志