【記者のひとこと】グローバルで日本の存在感を

コラム

2024/07/22 10:00

 IoTプラットフォームを展開するソラコムは、3月に東証グロース市場に上場しました。さらなる成長を目指す玉川憲社長に話を聞いたところ、特に熱っぽく語ってくれたのがグローバル展開についてでした。

 玉川社長は「日本のデジタル貿易赤字は課題だと思っている」と指摘。製造業では多くの製品を輸出している日本が、ITツールの多くを輸入に頼っている現状を憂慮し、「当社のような日本発のプラットホームがグローバルにしっかり出ていって、対等に勝負することが重要になる」と、グローバルでの成長に主眼を置いていることを明かしました。

 日本企業がグローバル展開する際、同社のIoTプラットフォームでデジタル化を実現する事例も出てきているそうです。同社がIT分野で世界的にどう存在感を高めていくのか、楽しみになりました。(堀 茜)

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IoTのグローバル基盤に ソラコム 代表取締役社長CEO  玉川 憲