メッセージアプリの定番「LINE」は、追加した「友だち」に手軽にメッセージを送れる一方、「遅い時間に送るのはどうなのか」と悩む人も多いよう。LINEのマナーとして何時までが許容範囲と考える人が多いのか、ネット上の意見を見ていこう。

LINEを送るのは何時までなら許される？

　プライベートで仲の良い人や家族相手ならあまり悩む人はいないが、「PTAの連絡って何時までならマナー違反じゃないかな」といった質問や「仕事で絡みのある人にLINEしたいけど、遅すぎると失礼だよね」と不安を口にする声も見られた。

許容時間として割と多かったのは、20時から21時あたりで区切る人。「21時くらいまでなら、『夜分遅くにすみません』って加えた上で送る」「このくらいの時間なら起きてる人の方が多いと思う」といった声が多く上がっていた。一般的にまだ寝ていないと思われる21時までなら良いのでは、と考える人が多いようだ。

そのため21時を過ぎると、「急ぎじゃなければ避けるかな」という人も。中には「どうしても今日送りたい場合はギリOKだと思う」などの意見もあった。

どうしても遅くに送る必要がある場合は、ミュートで送れる機能を使うのも方法の1つ。LINEでは相手に通知がいかないよう「ミュートメッセージ」を送ることができるのだが、ミュートにすると相手が気づかない可能性も大いにある。そのため「夜遅くに急いで送っても、ミュートにして気づかれないなら意味ないかも」との声もあがっていた。

また意外と朝の連絡に悩む人も多いようで、「朝は人によって全然感覚が違うから困る」といった声も聞かれた。「7時でも起きてはいるけど、準備で忙しいから8時以降なら」「朝はプライベートの時間だから、9時か10時くらいにしてほしいな」など意見は様々だ。

やはり親しい関係でない場合には、遅い時間や朝早くのLINEは控えるのが無難なよう。顔が見えず声が伝わらないからこそ、マナーを大切に利用したい。（フリーライター・井原亘）

■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている