レジャーでももちろん大活躍
普段の暮らしに大きな変化を与えてくれたメガタンブラー。もちろんアウトドアシーンでも使い勝手は抜群です。私が住む徳島県南部はサーフィンのメッカです。自宅から高知方面に車を走らせると、20分ごとに特徴の異なるさまざまなサーフスポットがあらわれます。私はまだ超初心者なので、一番波が穏やかな高知県東洋町のビーチへよく行きます。
早朝、朝5時半。メガタンブラーに4cm四方の氷2個と水を入れて、車で45分離れたスポットに出発です。太陽は登ったばかり。キラキラと輝く海を横目に国道を進みます。
6時過ぎに到着して、急いで準備をして海へ。山の緑と青空のコントラストが最高に美しい早朝の海は、波に揺られているだけでもいい気持ち。2時間ほど波乗り練習をして、9時前に丘に上がりました。
その時点でタンブラーに氷を入れてすでに4時間。締め切った車内に置いておいたのですが、氷は溶けていたものの水はしっかり冷たく、サーフィン後で乾いた喉を爽快に癒してくれました。
また、キャンプアイテムとしても超優秀。抜群の保冷力を活かして、氷を入れておく容器として使っています。夜まで氷が残っているので、晩酌時の氷入れとして大活躍中です。
デメリットももちろんあるよ
使い勝手が良く、買って大満足のH2.0 真空スリムクエンチャーですが、もちろんデメリットもあります。密閉されてない
デメリットのひとつは、やはり密閉性が低いこと。傾けるとわりと簡単に水がこぼれます。中身を入れた状態でカバンに入れるのはやめておいた方がいいでしょう。
ストローが洗いにくい
私は水しか飲んでいないのでそこまで気になりませんが、ストローが洗いにくい問題は、他のユーザーからもよく聞きます。汚れが気になってきたらストローの買い替えを検討したいのですが現状品切れ中(24年6月)。再販されることを願います。
車種によってドリンクフォルダーに入らない
真空スリムクエンチャー0.88lは、下部1/3が少し細くなっていて、車のドリンクフォルダーに置ける設計になっています。私もドライブに持っていこうと楽しみにしていたのですが、我が愛車(小型の軽自動車)のフォルダーは真空スリムクエンチャーには小さかったようで入りませんでした。
今は助手席に他の荷物やタオルで周りを囲い、倒れないように補強して、目的地まで運んでいます。正直、全然スマートじゃない。唯一のガッカリポイントです。
結論、真空スリムクエンチャーは買ってよかった!
多少デメリットもありますが、STANLEYのメガタンブラー「H2.0 真空スリムクエンチャー」は、間違いなく24年上半期で買ってよかったものNo.1です。価格は6490円(0.88l)とタンブラーにしては少し高いですが、買って損はなし。むしろ値段以上の価値が大いにあると感じます。24年6月下旬には夏に向けた新色も追加されるらしいので、購入を迷っている方はぜひチェックしてみてください!(フリーライター・甲斐イアン)
■Profile
甲斐イアン
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
※Amazonのアソシエイトとして、BCN+Rは適格販売により収入を得ています。